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ワイヤレス全盛期にあえて「有線」を選ぶ。中学時代からの相棒、JVC『HA-FW03』の話。

実はこの記事、数日前に書いていたのですが、後で修正しようかなって考えて下書きで置いていたら投稿するの忘れていました。

下北沢の街を歩くときも、満員電車で大学に向かうときも。 私の耳元には、いつもこの子がいます。

周りの友達はみんな、白い「うどん」みたいな完全ワイヤレスイヤホンを使っているけれど、私はどうしてもこのケーブル付きのイヤホンが手放せません。

私が愛用しているのは、JVCの『HA-FW03』。 中学2年生の時に親に買ってもらって以来、もう5年以上も使い続けている大切な相棒です。

今日は、私がなぜこの「木のイヤホン」を使い続けているのか。 その魅力と、少しマニアックな音の話を書いてみようと思います。

1. 「木」で聴く、という贅沢

このイヤホンの一番の特徴は、なんといっても「WOOD(ウッド)シリーズ」であること。 ハウジング(外側)だけじゃなく、音を出す振動板にも「木」が使われているんです。

私の部屋にあるスピーカー、DALI OBERON 3も「ウッドファイバーコーン」を使っていますが、どうやら私は本能的に「木の音」が好きみたいです(笑)。

金属やプラスチックの振動板とは違う、独特の「温かみ」と「余韻」。 アコースティックギターの弦が震える音や、ピアノの響きが、すごく自然で柔らかいんです。

2. 末っ子だけど、実力派

この『HA-FW03』は、当時のWOODシリーズの中では一番下のモデル(末っ子)です。 でも、音質は決してチープではありません。

ハイレゾ対応で、音の解像度は抜群。 特に気に入っているのが、「透き通るような高音」です。

私がよく聴く森田童子さんのようなウィスパーボイスや、女性ボーカルの高音域が、曇りガラスを拭き取ったみたいにクリアに聴こえるんです。 低音も、ドンドン響くというよりは、豊かに広がる感じ。 長時間聴いていても耳が疲れない、本当に優しい音です。

実売価格はだいたい17,000円くらい。 中学生の私には高嶺の花でしたが、この音質でこの値段は、今考えてもものすごくコストパフォーマンスが良いと思います。

3. リケーブルできない? それもまた愛嬌

オーディオ好きの方なら気にするポイントかもしれませんが、このHA-FW03は「リケーブル(ケーブルの交換)」ができません

断線したら終わり、というリスクはありますが、逆に言えば「純正のこの音が完成形」だと思って大切に使っています。 ケーブルのタッチノイズ(服に擦れる音)もそこまで気にならないし、何より軽くて装着感がいいので、私の小さな耳にもぴったりフィットします。

もし「どうしてもリケーブルして長く使いたい!」という方や、もっと上の音を目指したい方には、後継モデルに近い 『HA-FW1500』 がおすすめです。 こちらはお値段も上がりますが、リケーブル対応でさらに音の深みが増しているそうです。(いつかはお迎えしたい…!)

4. 雑踏の中だけの、私だけのコンサートホール

下北沢の喧騒の中や、地下鉄のゴーッという音の中。 このイヤホンを耳に入れて、お気に入りの曲を再生すると、世界が一瞬で静かになります。

ノイズキャンセリング機能なんてついていません。 でも、木の振動板が奏でる豊かな音が、外のノイズを優しく塗り替えてくれるんです。

充電切れの心配もないし、音ゲーをしても遅延しないし(これ重要!)。 何より、ケーブルで繋がっている安心感みたいなものが、私には心地いいのかもしれません。

まとめ:有線派のすゝめ

流行りのワイヤレスも便利だけど、たまにはケーブルの煩わしさと引き換えに、「いい音」を持ち歩いてみませんか?

もしお店で見かけたら、ぜひJVCのWOODシリーズを試聴してみてください。 「あ、木の音ってこういうことか」って、きっと驚くと思いますよ。

中学時代から一緒のこの子、断線させないように、これからも大切に使っていこうと思います。

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