「1位以外は意味がない」と過去の偉人と父親が言っていました。僕は嫌でしたが大人になって理解しだしました
昔私の父親が口癖のように言っていた。
「1位以外意味ねーべっちゃ。1位になんねげ見えねぇ世界あんだ」
僕はこの言葉が嫌いだった。運動神経の悪い僕に対して、欲しい物を買ってほしければ運動会の徒競走で1位になることを求めてきたり、携帯電話を買ってもらうときもテストで学年1位になること、その他にも何においても1位という圧倒的な成果が条件だった。
けど不思議なことに、突きつけられた条件は、すべて達成してこれた。昔は達成できたことなんてどうでもよく、理不尽だなぁとしか思っていなかったが、この言葉が今の自分を構成していることは間違いない。
ひとはみな、できないことばかりだが、目標がないこともほとんど。1位という目標を突きつけられる内に、徐々に、「やると決める」「やれる方法を考える」が身についたのだろう。以前書いた記事のとおり不可能なことなんてない、と思えるようになったきっかけ。
でもやっぱり、子ども時代にはそんな聞き分けのいいような考えを持つことはできず、自分がおとなになったら、子どもができたら同じことを求めることは辞めよう。
と、強く思っていたはずなのに・・・
今では自分のメンバー(部下という言葉には「下」という字が入っていて嫌いで、『メンバー』と呼ぶことにしている)に、同じ言葉を投げかけている。
今では僕も上場会社の取締役というポジションで働かせてもらっている。昔、僕はおとな達に生かされてきたが、今では自分が活かし、生かす立場。日々数字との戦いだ。
2位や3位で満足していると圧倒いう間に圏外まで吹き飛ばされることを、事業を通して少しづつ理解してきた。1位じゃないともらえない情報、お金があることも理解してきた。1位じゃないと新しいことも仕掛けられないことも理解してきた。
「他人との比較なんてするもんじゃない」という言葉をよくテレビドラマで観て共感していたが、1位かどうかを決めるのは自分たちじゃない。順位は定量的なデータの則り他人が決めるものだ。自分たちの物差しで頑張ったなんて言っちゃいけないんだ。このことを認めなきゃいけない。
それでも、どんなに上を目指したところで1位になれないかもしれない。もちろん人間は完璧なものじゃない。大事なのは、自己評価だけで満足して、上を、1位を目指さなくなることだ。その瞬間に思考と行動は止まる。
2位になることは敗者の中で1位ということだ。
つまり敗者だ。
- アイルトン・セナ -
(ブラジル人のレーシング・ドライバー)
この言葉はウチの私の父親よりも心理をついていますね。まさにそのとおり。常に1位を目指していきたいものです。
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