完璧主義はゆっくり治すものなのかも
パート先で完璧主義が悪いふうに発動し、すごく心が乱れてしまった。
普段は1人、もしくはシェアハウスの住人の留学生の人と食事の支度をする。
今回は久しぶりの場所で、作る人数も多い。献立も途中まであやふや。
昼食を開始する時間が近づくにつれ、焦りがどんどん増していく中、何とか気を落ち着けようと深呼吸をしてみた。
でも、最後の予期せぬ出来事で、心のバランスがぐしゃ〜っと崩れてしまった。
入居者の皆さんは少し準備が遅れていることに、誰も文句は言わず、「焦らなくていいのよ〜」と言ってくれる。
でも、その本心からの優しい一言も、もはや自分を情けない方へ追い込んでいく。
「なんで、こんなこともスムーズに出来ないんだろ……」
ーーー
家に帰ってから、夫に話を聞いてもらった。
結婚してしばらくして夫に指摘されるまで、私は自分が完璧主義だと全く思っていなかった。
「完璧主義でやって、やっと人並みに出来ているから、完璧主義をやめたら全然出来ないんじゃないかと怖い」と話したら、
「そういう考え方が完璧主義なんだよ」と一言。
禅問答のようだ。
ーーー
パートからの帰り道、何とかしなきゃと焦って、完璧主義を治す方法や、予期せぬことが起きた時パニックにならないための対処法をガーッと検索する。
数日経って冷静に見返すと、この行動がそもそも“すぐに治さなきゃ”と完璧を求めていて良くないことに気づく。
それに、気持ちが焦って調べた対処法は、どれも出来る気がしなかった。
「分かっちゃいるけど、それが出来ないんだよ」と。
完璧主義の一端だと思うことに、予定を詰め込みすぎる傾向がある。
よく問題になるのは朝。
家を出るまでに、あれとこれとそれもしなきゃ。テキパキやれば自分は出来る、と過信している。
(どこに存在するか分からない)完璧な理想の私は、シュタッ、シュパっと物事をこなしている。
シュタッ、シュパっという効果音がしそうな動きをしていないと、のそのそしていると誰かに急かされそうな気がしている。
誰にそんなこと言われるんだろう……
今朝、試しに自分としてはゆっくりめに家事をこなしてみた。
シュタッ、シュパッとした感じでやるのと、かかる時間はたぶん1秒も変わらなかった。
あっ、そんな切羽詰まらなくても大丈夫なんだ。
こうやってちょっとずつ実感して、少しずつ治っていくのかもしれない。
