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アプリ分析 |Pairsは、なぜマイタグを18万種類も用意したのか?

Pairsのマイタグは、趣味を書く場所ではありません。
「旅行好き」と書いているのに、なぜマッチしないのか?
Pairsを始めると、多くの人が最初に設定するのが「マイタグ」です。
旅行。
映画。
カフェ。
筋トレ。
料理。
私も最初は、「趣味をたくさん登録すればマッチしやすくなる」と思っていました。
でも、ある疑問が浮かびました。
もし本当に趣味を登録するだけの機能なら、なぜPairsには18万件以上ものマイタグが用意されているのでしょうか。
映画だけでも十分なはずです。
旅行だけでも十分なはずです。
それなのに、
「京都の神社巡り」
「サウナ巡り」
「クリストファー・ノーラン作品」
「ジブリ映画」
ここまで細かく分類されています。
私は、この違和感が気になりました。
そこで、Pairsのマイタグを「趣味」ではなく、「設計」という視点から考えてみることにしたのです。

「趣味を書く場所」なら、ここまで細かくする必要はありません。
例えば旅行。
「旅行好き」
これだけでも趣味は伝わります。
でもPairsは、そうしませんでした。
旅行をさらに細かく分けています。
国内旅行。
海外旅行。
温泉旅行。
神社巡り。
ドライブ旅行。
なぜでしょうか。
もし目的が「趣味を伝えること」なら、ここまで細かく分類する意味はありません。
しかし、別の目的があると考えると、すべて説明がつきます。

図解①
趣味ではなく、共通点を見つける設計

私は、Pairsが作りたかったのは「趣味一覧」ではないと思いました。
ここで面白いことに気づきます。
マイタグは、自分をアピールするための機能ではありません。
相手との接点を作るための機能です。
「映画好き」
よりも、
「クリストファー・ノーラン作品が好き」
の方が話しかけやすい。
「カフェ巡り」
よりも、
「純喫茶巡り」
の方が会話が始まりやすい。
つまり、Pairsが増やしたかったのは趣味ではありません。
会話のきっかけだったのです。
ここに気づいた瞬間、私はマイタグの見方がまったく変わりました。

マイタグだけを見ても、Pairsの設計思想が見えてくる
実は、マイタグだけが特別な機能ではありません。
プロフィール。
写真。
本人確認。
メッセージ。
初デート。
一見すると関係がないように見えるこれらの機能も、分析していくと同じ方向を向いています。
だから私は、「マイタグを増やそう」という考え方ではなく、
「なぜPairsは、この機能を作ったのか」
という視点で見るようになりました。
すると、それまでバラバラだった機能が、一つの線でつながって見えるようになったのです。

図解②
マイタグから見えるPairsの設計

最後に
恋愛テクニックの記事では、
「おすすめのマイタグ」
「マッチしやすい趣味」
を紹介するものが多くあります。
もちろん、それも参考になります。
でも私は、それより先に考えてほしいことがあります。
「なぜ、Pairsは18万件以上ものマイタグを作ったのか。」
この問いから見えてくるのは、攻略法ではありません。
運営が目指している出会いの形です。
私はこのように、Pairsの機能を一つずつ分析しながら、「なぜ選ばれる人が選ばれるのか」を設計思想という視点で一冊にまとめました。
もしあなたが、テクニックではなく本質からマッチングアプリを理解したいなら、きっと新しい発見があるはずです。

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