ウプサラ駅への道
ストックホルムの駅で、ウプサラ行きの長距離列車を待っていた時のこと。
ふと掲示板を見ると、所要時間が55分と表示されています。「予定では40分のはずなのに」と違和感を覚え、慌てて調べ直すと、自分が立っていたのは通勤電車のホームでした。
急いで長距離列車SJのホーム(日本でいうJRみたいなもの)へ向かいましたが、無情にも電車は目の前で出発。気を取り直して30分後の次便を待つことにしましたが、発車1分前になって「これはタッチ決済で乗れる電車ではない」と気づきます。結局、予約が間に合わず断念。悔しさと反省を抱え、予定を切り替えて翌日行くはずだった「グスタフスベリ陶器博物館」を目指すことにしました。
ストックホルムの公共交通機関(SL)メトロ的な?は、タッチ決済から75分以内なら乗り放題です。残り時間は15分。「地下鉄のSlussen(スルッセン)駅からバスに乗れば間に合う!」と、自分を急かして移動しました。
しかし、バスターミナルの掲示板に従って進んだ先にあったのは、バス停ではなくフェリー乗り場でした。人の列についていくと、そこにはヘルシンキ行きの巨大な船が。「オーマイゴッド」……危うく国境を越えてしまうところでした。
目の前には、昨日も歩いたガムラスタンの街並み。道はわかっているはずなのに、石畳の道と、度重なるミスによる焦りと徒労感で、もう一歩も足が動きません。
あれほど必死に「75分以内の乗り換え」にこだわっていたのに、糸が切れたようにどうでもよくなり、結局そのままスーンと宿に帰ることにしました。「今日は行く日ではない、一旦落ち着きなさい」という神様からのメッセージかもしれません。
家族といる時はフレキシブルに動けるようになったつもりでしたが、自分のこととなると、急に厳しい性格が顔を出します。エニアグラム・タイプ1らしい完璧主義や、自分の失敗を極度に嫌う性質。そんな自分の個性を、改めて見つめ直す一日となりました。
と、ウプサラ大学は気を取り直して翌日出発に変更。
王立図書館には、悪魔の聖書がありましたが、調べたいものは、一般の図書館の方が良いとレセプションに言われてしまいました。私もそう思ってました。
スウェーデンの住居事情はnoteから学びました。
警察への遺失物届け(こちらは対面)やSLの遺失物届け(こっちはオンライン)
正直英語が読めても、その土地のルールがわかるわけではないので、生きるためには
誰かにたくさん頼ったらいいんだよ、とまた気づきを残したいと思います。
