【音声配信#15】 わたしがどうしても「苦手な人」について | 「共感型」と「問題解決型」
🎧 この音声は、Spotifyでも聞いていただくことができます。
https://open.spotify.com/show/3GDxrJTsYoJ9U9dySJW1x2
以下、音声を文字起こしして要約・加筆したものです。
今日は、私が最近出会った「どうしても苦手だな」と思ってしまう人についての分析と、苦手な人や嫌いな人に対して私がどのように行動し対策しているかについてお話しします。
少しネガティブな話題ですが、こういった本音に近い話こそ、音声配信ならではの近い距離感で共有していきたいと思います。
実は、この話についてThreadsのゴースト投稿(24時間で消える機能)で少しつぶやいてみたところ、結構「いいね」をもらいました。
生きていると、苦手だったり嫌いだなと思う人は誰にでもいて、多くの方が共感できる話題なのかなと思い、この配信でもお話ししてみることにしました。
久しぶりに出会った「どうしても苦手な人」
私が「苦手だな」と思う人について。
これは半年ほど前に仕事関係で出会った方です。
女性で、私よりも一回り以上年上の方でした。
一見とても人当たりが良く穏やかで、話しやすく、第一印象はとても良い人だと感じました。あっという間に距離が縮まりました。
私の良いところであり悪いところでもあるのかもしれませんが、自分が「いいな」と思った人、話しやすいと思った人とは、距離を縮めるのが得意なタイプです。そのため、トントン拍子で気さくに色々話せる仲になっていきました。
その方は個人で事業をされている方で、話の中で「自分の事業をこれからどうしよう」「私はこのままじゃダメなんじゃないか」と、自分の仕事に悩んでいる様子をよく私に話していました。
私も親身になって話を聞き、「こうしたらどうですか」「こんなふうにできるんじゃないですか」と、思いつく限りアイデアを出してアドバイスをさせてもらいました。
しかし、そのアドバイスに対して、ことごとく「いや、でもこれはこうだから」「いや、でもそれはこうだからできない」「したくない」と、かなり否定的な反応が返ってくるのです。
一見、私にアドバイスを求めているように見えても、実際のアドバイスに対しては否定的です。「絶対こうしたらいいと思う」という提案も、自分のこだわりや「やりたくないこと」がしっかりあるため、取り入れてもらえませんでした。
私は個人事業をデザインやウェブの力でバックアップする事業もしているため、きちんと提案書を作って、彼女の事業のお手伝いをさせてほしいと提案もしました。
しかし結果的に、「今はお金がない」「時間がない」「コストをかけても成果が出るかわからない」といった理由で、私からの提案は受けてもらえませんでした。
消耗していく自分に気づく
その人はきつい人ではありません。柔らかく、人当たりも良く、私のことも好いてくれているような感じでした。
それでも、話せば話すほど、関われば関わるほど、私自身がとても消耗していることに、さすがに気づき始めました。
そこで、私はChatGPTに相談してみることにしました。
私は育児をしながらでも、ChatGPTの音声入力機能を使って、まるで誰かに電話をしているかのように悩みを話し、それに対して文章で返してもらうことをよくしています。
その人とのやりとりに対して「なんでこんなにモヤモヤするんだろう」と相談したところ、次のような回答が返ってきました。
「その人は、あなたからアドバイスが欲しいわけではなく、何か問題に対して今すぐ解決のための行動をしたいと思っているわけではない。ただ、あなたに共感してほしいという人だ」
・「相手が助けを求めているように見えるのに、動かない」→フラストレーションが溜まる
・「こちらが誠実に関わるほど、会話が一方通行で報われない」→心理的な消耗
・「問題解決志向のあなた」と「共感だけ欲しい相手」との価値観のズレ
つまり、あなたは“助けたい人”なのに、“助けられない相手”に関わっている状況。これは、行動力のある人ほど苦痛に感じやすい構図です。
これを見て、「やっぱりこれか」と思いました。
繰り返される消耗パターン
実は私は、こういう人に対して消耗することが多く、共通するのは「その人自身が問題解決をしたい人ではなく、ただ話を聞いてほしい、共感してほしいという目的で私に話している」という点でした。
一方で私は、その方の問題を解決するために色々アドバイスしたいし、何か力になりたいと思っている。
このズレが、双方がコミュニケーションをとっているようで、実はお互いの目的がずれている状態を生んでいたのです。
こういう人に何度も消耗してきたのに、今回も気づかず、自分自身が消耗するまでになってしまったことを反省しました。
相談相手の目的を見抜く
1つ学べるとしたら、誰かに相談された時、その人の力になってあげたいと思った時に、相談してきた人が本当に問題を解決したいと思って話しているのか、それともただ話を聞いてほしい、慰めてほしい、わかってほしいという目的で話しているのかを、見抜かないといけないということです。
(ちなみに、これは夫婦間でも同じで、旦那の悩みを聞く際も「これは共感してほしい話?解決したい話?」と前提を確認します。)
例えば、恋愛相談もそうです。彼氏との関係を本当になんとかしたくて「どうしたらいいと思う?」と聞いてきている人もいますが、アドバイスは関係なく、ただ自分の愚痴を聞いてほしいという人もいます。
そういう人の違いを見抜けずに、闇雲に話を聞いたり、相談に乗っている気持ちで接していることがこれまでよくありました。
共感してほしいだけの人は、こちらのアドバイスは全く関係なく、話を聞いてもらえればスッキリして帰っていきます。
そしてまた次会った時も同じ話をしてきます。前回アドバイスしたのに、それは活かされていないと感じるだけで、向こうはまた共感してほしくて愚痴や悩みを話してくるのです。
私の性質:高い共感性は「共感型」を呼ぶ
こういった消耗は昔から結構あって、なぜかなと考えてみたところ、多分私はとても共感性が高いタイプなのだと思います。
誰かの話を聞いて、その人に起きたことをとてもリアルに想像することができます。その人が怒っていることがあれば、私も話を聞きながら怒ることができるし、悲しむこともできるし、喜ぶこともできます。
私には関係ない世界のはずなのに、その人の話を聞いたり触れたりすることで、私自身もその人かのように感情がとても動いてしまうのです。
例えば、学校で外部から誰か話をしに来ることがありますよね。
平和学習とか、就職前に企業の人が仕事の話をしに来るとか。
そういう誰かの話を1時間でも聞いた時、私はとても心に染みるのです。感想文も、紙が反り返るぐらいの筆圧で書くこともできるし、本当に涙したり、本当に笑ったりできます。
これは友達にも結構びっくりされたりして、振り返ると、周りは結構そういう外部の人の話に対してドライに聞いていたり、話半分に聞いていたりするのですが、私はなんか全部を正面から受け取ってしまって、心をとても揺さぶられるということがあります。
ちなみに、これは私の短所だとは思っていません。
この共感性があるからこそ、話をしている相手にとってもとても気持ちがいい会話を作ることができるし、自分のことを理解してくれる人だと思ってもらえます。
人間関係で言えば、嫌われることはあまりなく、むしろ距離を縮められやすい、仲良くなれやすい、好きになってもらいやすいというメリットも結構ありました。
でもやはり、物事はバランスです。
良いところもあれば悪い面もあります。
共感性が行きすぎると、共感してほしいだけの人にとっては、私と話をすることでとても気分が良く、自分の話をとても理解してくれて分かってくれる人だと思われてしまい、問題解決ではなく共感してほしいだけの人が結構私に近寄ってくるということがあるのではないかと、今回分析しました。
問題解決型と共感型のギャップ
私自身は、共感性は高いけれど、問題解決をしたいタイプです。
問題解決をしない話をずっとするのはとても苦痛です。
何か起きた、腹が立った、悲しいといった感情が動く時に対して、「では自分はどのようにそれに対して行動するか」を考えます。
1つの話の中でも、問題だな、課題だなと思うことがあったら、結構それをすぐ見つけて、それに対してどうしないといけないのか考えてしまうタイプです。
恋愛相談の話もそうですが、彼氏に対してモヤモヤするとか、腹が立っている、悲しいといった感情の話は、女性同士だと結構多いと思います。
だけど、彼氏の何がそんなに気持ちを動かすのかという、問題の核心部分をやはりちゃんとキャッチして、それに対してどうしないといけないのかを考えていかないと、話し合いが全く本質的ではなく、意味がない気がしてしまいます。
雨が降っていることに対して、ずっと「なんで降るんだろう」「なんでこんな日に雨が降るの」「なんでこんなに濡れないといけないの」と雨に対してくよくよしていてもしょうがありません。
雨が降っていて、雨で濡れるのが嫌なのであれば、どうしないといけないのか。出かけないのか、それとも雨具を持っていくのか。
そういう具体的な対策を考えないといけないのです。
相手は変えられない、自分の行動は変えられる
嫌いな人や苦手な人、この人に会うとモヤモヤするな、疲れるなと思う人に出会った時、私はそういうことに対しても問題解決思考で考えます。
「この人ってなんなんだろう」「なんでこういう人っているんだろう」「なんであんなこと言われないといけないのか」
でも、相手の行動は自分では変えられません。それはどうしようもないことです。
そういうことをずっとくよくよして、ストレスを感じ続けているよりは、そういう人と今こういう関係がある上で、では私はどのように接していくか?という「自分の行動」を考えたいのです。
これについては、過去の音声配信「最近の大失敗」の中で「関心の輪」と「影響の輪」の話題で同じ話をしました。
自分の影響が「及ぶこと」と「及ばないこと」は分けてちゃんと考えようという話です。
相手のことに対してモヤモヤしたり、いくら苦手な人がいても、私ではどうしようもない部分に対していつまでもモヤモヤしているのは、やはり時間がもったいないです。
それに対してどうするかということをなるべく早く考えて、そこに対策していかないといけない。
今回、やはり私はこういう性格だなと思いながら考えました。
苦手な人への具体的な対策
私が苦手とするその人の話に戻ると、やはりこのまま私が一方的に話を聞いたりアドバイスをしたりするのは、もう意味があまりないという結論が出ました。
相手に対しても、いつまでも「私が何でも話を聞きますよ」「いつでも何でも言ってきてください」というような顔をしているということも、相手をどんどん踏み込ませやすくしてしまいます。
私はやはり、自分の態度で相手の行動も促すということも必要だなと思っています。
なので、最近その人に対してやっているのは、次のようなことです。
あまりウェルカムな感じは出さない(何でもいつでも話を聞きますよという顔はしない)
同じ時間を共有しない、最低限の関わりにする
相手の愚痴や悩みに対して、具体的なアドバイスはもうしない「大変ですね」「大変ですね」といったリアクションに終始する
アドバイスしないというのも、やはり意識しないと難しいところもあります。
問題解決型だったり、とても親切な人は、どうしてもすぐ相手のために何かできることはないかと考えてしまいます。(私の母もそういうタイプ)
だから、アドバイスしない、親切にしないということも、あえて決めておかないと、ついついまた相手のために何か考えてしまって、でもそれは相手にとって必要ないということに、またモヤモヤしてしまいます。
アドバイスしないということも、あえて自覚しておきたいと思っています。
共感性は私は高い方なので、少し抑えめにして、共感性が低い人みたいに振る舞うことも結構必要かなと思っています。
察しのいい人や想像力がある人だったら、私がこのように接し方を変えてきたことに敏感に気づいてくれるはずです。
それで、「自分は何かしたかな」と振り返ってもらえれば、とてもありがたいです。こちらがわざわざ注意しに行かなくても、相手に察してもらっていい距離を取ってもらうということも、平和的な解決だったりもすると思います。
「苦手な人」から学べること
自分が「嫌いだな」「苦手だな」とすごく思う気持ちは、結構強いものです。そういう時こそ、自分の価値観や性格を見直すチャンスにしてみてほしいと思います。
例えば、道端にゴミを捨てる人に対してすごく腹が立ったとしたら、「なんで私はそういう人に腹が立つんだろう」というところを振り返ると、自分が本当に大事にしたいことが見えてくるのかなと思います。
ゴミを捨てる人についてすごく嫌なのだったら、その人はすごくマナーを大事にする人かもしれないし、秩序やルールにすごく厳しいかもしれません。その厳しいところは、相手に対してもちろん厳しいのですが、自分に対してもすごく厳しかったりもするので、今後の行動を考えられるヒントになるかもしれません。
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