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【音声配信#02】両親が営むお店を手伝っています | たくましく働く母の姿を見て思うこと

🎧 この音声は、Spotifyでも聞いていただくことができます。

以下、音声を文字起こしして要約したものです。


今回は2回目の音声配信ということで、私がWebデザイナー以外にやっているもう一つの仕事、「両親のお店の手伝い」についてお話します。

母は洋裁士で、洋服のお直しやデザインの作り替え、オーダーメイドでの仕立てを行っている洋裁店を営んでいます。父と二人三脚で始めたこのお店は、今年で開業25周年。
経営経験のなかった両親が脱サラして25年続けてきたのは本当にすごいことだと感じています。

私は洋裁の技術を全く受け継いでおらず、家庭科も苦手な不器用なタイプです。
ですが、母の指示のもと、雑用や簡単な作業を中心に週1回程度お店に行って手伝っています。

フリーランスとして開業した直後は子どもが0歳で、会社員も辞めて不安な状況でしたが、両親から働くことを声を提案してもらい、甘えさせてもらう形で関わり始めました。
今ではそれが精神的な支えにもなっています。

両親は高齢で、父は80歳、母は74歳。
私は36歳で遅い時期に生まれた子どもです。
お店が始まったのは私が中学3年から高校に上がる頃で、当時は経営の大変さも理解できず、あまり力になれませんでした。

ですが大人になってからは、Webデザインを学んだ経験を活かしてホームページや名刺を作ったり、Googleビジネスや口コミ対応など、時代に合ったサポートもするようになりました。

最近特に多い依頼は「着物のリメイク」です。
処分に迷う方が増える中、着物を解体して洗い張りし、一枚の生地に戻した上で洋服に仕立て直します。
コートやスカートなどへの作り替えが人気で、母はその対応に忙しくしています。

私は仮縫いの段階で布をつなぎ合わせ、デザインやサイズ感を確認する作業を手伝っています。
これは失敗してもやり直しが効くので、私でも関われる部分です。

母は若い頃に東京で修行し、芸能人や皇族の服に携わった経験もあるほどの実力者。
今も体が動く限り仕事を続ける姿を間近で見て、技術があれば定年に縛られず働き続けられることを実感しています。

自営業は子どもに働く姿を見せられる点も大きく、私も母の背中を見て「自分の技術で生きていく」という生き方に影響を受けました。
30歳からWebデザインを学び始めたのは少し遅かったと思いますが、それでも今の働き方につながっているのは母のおかげだと感じています。

母のお店は大きくはないけれど、地域の方々に愛され、リピーターやファンに支えられています。
昨年、母が体調を崩したときには「お店がなくなるのでは」と心配されましたが、私が店に立っていると「後を継ぐんですか?安心しました」と言っていただくこともありました。
派手ではないけれど、確実にお客さんを満足させ、また来たいと思わせてきたからこそ、町の中で信頼される存在になっているのだと思います。

私もそんな姿を見ながら、これからも両親を支えつつ、自分自身も技術を磨いて、人生を通して「わたしの仕事」をしていきたいと改めて思っています。


▼両親が経営するお店のホームページ(数年前、わたしが制作しました)


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