[オペラ] 豊かな声か、明瞭な言葉か
オペラやクラシック音楽に馴染みのない方にとって
オペラを歌う人のイメージってどんなでしょう。
大きめの人(あ、わたしは大きめですが💦昨今は女優さん並みに美しい歌い手さんもたくさんいらっしゃいます(^^))が
ホールに響き渡るような
豊かな響きで歌い上げる
という感じ??

いや、言いたいのはそこじゃないんです。
素晴らしい歌い手というのは
豊かな声の響きで
細かい歌詞まで明瞭に、客席に届く。
画像のジェシー・ノーマンも、そういう歌手でした。
客席の最後列まで届く
細く、美しいpp(ピアニシモ)の響き、今でも忘れられません。
といいますかですね。
そもそも
歌詞が客席で聞き取れない歌で
お客様からお金を取ってはいかんと思うのですよ💢
残念ながら、そういうことはあるかもしれない
結果的にはあるかもしれないけれど、
声の響きも大事にしつつ、明瞭な発語というの捨ててはいかん、と思うのです。
歌詞が自然に、明瞭に聞こえることが
広く絶対的に語られるようになったのは、そんなに古くからの話ではありませんが
近年は
声はいいけど言葉が聞き取れない
は
ディスり以外の何物でもない。
褒められてないです。
アマチュアでもプロでも
合唱でもソロでも
音程と言葉の問題に甘いのは要注意。
ただ、自分もそうなので
偉そうに言えないのですが
不思議なことに
声を追うと音程がブレがちだし
発語を追うと声の響きが欠けたりする。
人間にマルチタスクは難しいですよね💦
でも
第一線の歌手はそれをやってのける。
わたしも心と身体を健やかに保って
工夫を重ねてがんばっていきたいです。
-*-*-*-*-*
そしてサムネイルの画像は
東京室内歌劇場が調布市のせんがわ劇場と提携して毎年開催する「せんがわウィーク」で、わたしが出演する演目の一つ、「サド公爵夫人」のチラシの一部です。
チラシ画像は印刷されたものが届くまでSNSなどに上げることができないのですが、ギリギリ自分たちの演目のところだけ、抜いて出すことが許されたので上げています。
この作品は三島由紀夫の戯曲「サド公爵夫人」を青島広志先生の作曲でオペラにしたもので、演劇の方はさまざまな劇団が取り上げて、わたしたちも手分けして観に行ったりしているのですが
とにかくものすごい人気で
どのプロダクションも盛況で、チケットの入手が大変でした。
オペラはこの、三島由紀夫の台詞が詰まりまくった戯曲をかなり忠実に再現していて
出演者には「しゃべくりオペラ」と言い出す人も出るくらい💦
合唱は本当に少なくて
音楽に乗せた、台詞の掛け合い、掛け合い、掛け合い…
女性6人だけで上演できる点からも、
もっと広く世に出てほしい。
稽古の様子と併せて
作品の面白さもお伝えできれば、と思っています(^^)
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