オペラの舞台に立ちたい人へ。向き不向きって、どこで決まる?[稽古日記20]
ブルー・アイランド版オペラ《半身/うりこ姫の夜》の立ち稽古が進行しています。
この日、わたしも初めて立ち稽古に合流しました。
日程の関係で欠席した日や他組の稽古は動画で確認できるのですが、やっぱり稽古場で間近に見るのは全然違う。
生の迫力と、空気の張りつめ方は独特のものがあります。
この日は、おばA・Bの役は本番とは違う組み合わせ。初めて一緒に立ち稽古に入ったので、待機中や休憩時間にあれこれ相談しながら動きを確認しました。
2人でテンションを上げていたからか、青島先生にも「この組が本番のペアじゃないの?」と驚かれるほど。
いえいえ、大丈夫です👍
どちらの組も(というか両組一緒に)仲良く楽しくやっています(^^)
チームワークとコミュニケーションの力
わたしが学生時代に時々レッスンを受けていた先生が、海外から完全帰国されて、今は母校の音大で教えていらっしゃいます。
そのご縁で、近年またレッスンに通うようになり、先生の勉強会にも参加しています。
勉強会には、在学中の学生たちが中心に参加していて、卒業生のわたしはレッスン生という立場で混じる形。
附属高校から進んできた世代の子たちも多く、わたしの在学中にはまだ生まれていなかったんだな……と、時の流れをしみじみ感じることもありますが😅
みんな素直で礼儀正しくて、話すのがとても楽しいです。
楽屋では、初めて顔を合わせる後輩たちと話すことも多いのですが、
卒業してからずいぶん経つ今でも歌い続けていることで、後輩から進路相談を受けることもあります。
そんなとき、ふと考えてしまうんです。
向き・不向きって、誰が決めるの?
わたしは相談を受けても内容を先生に話すことはもちろん、悩んでいる子に向くか向かないか、といった話をすることもありません。
人に言うのは違うと思うし、判断できるのは本人と神様だけだと思っています。
けれど、正直に言うと「オペラには向かないかもしれないな」と感じてしまうこともあります。
それは、極端に個人主義だったり、同級生や仲間にマウントを取ってしまったり、周囲と協力することが苦手だったりするのが見てとれるとき。
オペラは、ひとりじゃ作れない舞台。
どれだけ才能があっても、誰かと一緒に舞台をつくる意識がなければ、長く続けていくのは難しいように思います。
素晴らしい歌い手さんに共通するもの
大きな役を任される方ほど、気配りや周囲とのコミュニケーションを大事にされています。
役の大小にかかわらず、協力的な姿勢は、稽古場の雰囲気を大きく左右するもの。
日本にも素晴らしい歌い手さんはたくさんいますが、実際に活躍されている方は、歌だけでなく人柄も素晴らしい方ばかりです。
この週末は稽古と並行して、同級生や先輩方の本番を客席から応援する機会が続いたこともあり、こんなことを改めて考えていました。
舞台に立つことは、誰かとつながること
《半身/うりこ姫の夜》のチケットも、手元にある分が少なくなってきました。
今、わたしたちが生きているこの時代に、実際に活動している日本の作曲家による作品。
そんな貴重な機会を、ひとりでも多くの方に届けられたらと思い、お友達にも声をかけています。
「noteでオペラを歌う人の存在を初めて知った」という方も、これをご縁にいかがでしょう?
ご興味のある方は、コメント欄またはこちらのリンクからお気軽にご連絡ください。
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