【稽古日記21】踊って、筋肉痛で、爆睡して。オペラなのに踊りまくりの一週間!
今週はまさかの、「オペラなのに、踊り漬け」の一週間でした。
青島広志先生作曲のオペラ
諸星大二郎原作《うりこひめの夜》(再演)
萩尾望都原作《半神》(初演)
この二作品の稽古が、現在並行して進行中です。
私は《半神》組で、双子の叔母さんの役をいただいていますが、出演者の多くは両演目に出演しており、共通シーンの稽古が中心となるタイムテーブルで進んでいます。
そして先週から、ステージングを担当する鷲田実土里先生が登場。
《うりこひめの夜》《半神》、両作品の振付が一気にスタートしました。
意外と長い!?うりこひめで踊る時間
役がついているのは《半神》の方なのですが…
実は《うりこひめの夜》に出ている時間が意外に多い!?という事態に(笑)
初日に振付がついたときは、
ついていくのに必死 → そのまま寝落ち → 翌朝は下半身が筋肉痛…という流れで、もう笑うしかありませんでした。
でもこの感覚、ちょっと懐かしい。
「よし、これはいいエクササイズのチャンス」
そう思って、こっそり前向きに楽しんでいます😎
昨年との違いは「稽古の密度」と「自分の準備力」
稽古回数が少ないわけではありません。
昨年出演した《ヘンゼルとグレーテル》では、シングルキャスト(全6公演すべて出演)で天使役。
トリプルキャストの主役陣に合わせて、週5日ペースで稽古場に通っていた記憶があります。
天使の振付はフォーメーション付きで、動画を見て頭で覚えるよりも、空き時間に集まって動きながら確認する方が効率的でした。
一方で、今回の《半神》はダブルキャスト。
シングルキャストのときよりも稽古に呼ばれる回数は少なめですが、その分、
• 自分がいない日に進んだ演出
• キャストへの指示や変更点
などを、自分で確認しておく必要があります。
稽古場に行かない日でも、内容はしっかり把握して、次の準備をしておく。
これが、今のわたしに求められているスタンスです。
ヒロインだけが主役じゃない。ブルー・アイランド版オペラの魅力
ブルー・アイランド版オペラは、大所帯のプロダクション。
もちろん物語の軸になるヒロインたちはいますが、「主役以外はその他大勢」といった構成ではありません。
すべての登場人物が物語に必要で、存在感を持っている。
その中で自分の役を丁寧に育てていくことに、やりがいを感じます。
膝の不安が、自信に変わっていくまで
実は昨年の《ヘンゼルとグレーテル》では、膝に不安を抱えたまま本番を迎えました。
でも、終演後に少し休んでみると…
びっくりするほど体調が良くなっていて、
膝も「治療」から「動かして回復させる」段階に移れたのです。
それからというもの、可動域は広がり、痛みもほぼなし。
日常生活で困ることは、今ではほとんどありません。
今回の《半神》《うりこひめ》の稽古でも、
最初はしゃがむ動きすら怖かったのに、回数を重ねるうちにだんだん動けるようになってきました。
「できない」のではなくて、
「長い間、庇って動かしていなかっただけ」だったのかも。
無理せず、でも遠慮せず。
楽しく、前向きに踊っています。
踊るたびに、体が思い出していく感覚。
「まだ動けるよ」って言ってくれているようで、ちょっと嬉しい。
無理せず、でも遠慮せずに、
稽古場の空気を楽しみながら、前に進んでいます。
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