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[稽古日記18] 顔合わせで物語が動き出す-2026年春《ザ・芸者》プロジェクト始動

昨日、2026年4月に上演予定のライトオペラ《ザ・芸者》の顔合わせが行われました。

※画像はイメージです。

この作品は、19世紀末にイギリスの作曲家シドニー・ジョーンズが手がけたミュージカルコメディ。日本での上演はごく限られており、過去には東京室内歌劇場での記録があるのみです。

この貴重な作品を日本でよみがえらせる企画は、作曲家・青島広志先生がドイツ滞在中に書店で楽譜を発見されたことから始まりました。「体力のあるうちにぜひ舞台化したい」という長年の構想が、ついに動き出しました。

舞台はハワイ、日本人街──ブルー・アイランド版オペラ

今回の《ザ・芸者》も、近年続いている「ブルー・アイランド版オペラ」として制作されます。

太平洋戦争前のハワイ、日本人街が舞台。オリジナルの楽曲を軸に、日本人にとって懐かしい歌が随所にちりばめられる構成になる予定です。幅広い世代が共に楽しめる公演を目指し、オペラと歌謡のあいだを彩る演出が今から楽しみです。

顔合わせでもたらされる“今”の情報

今回の顔合わせでは、作品紹介、スケジュール、出演者の自己紹介などがありました。

公演まで9か月──と思うかもしれませんが、今進行している《うりこ姫の夜/半身》が終わると2か月のインターバルを経て、11月には稽古が始まります。

まだ「はじめまして」の方もいれば、《うりこ姫》《半身》の現場でお見かけしていた方、以前の《ヘングレ》でご一緒した方との再会もあり、少しずつ顔が繋がっていく時間になりました。

そして何より重要なのが、現時点での役の設定や演出コンセプトを聞けること。予想もつかない演技課題が出されることもあるこのプロダクションでは、早めに方向性を知っておくことが、のちの稽古でも大きな助けになります。

プロジェクトとしてのオペラづくり

今動いている《うりこ姫の夜/半身》の顔合わせ時に書いたメモを見返してみると、当時から今に至るまで、作品の方向性がブレずに進んでいることに気づきます。

一人ひとりが違うパートを担いながらも、全員が一つの公演に向かって進む――この「オペラ制作=プロジェクト」という視点でも、顔合わせはとても大切な時間。

こうして積み重ねていく毎回のプロセスが、自分自身にとっても大切な学びになっていると感じています。

今後のブルー・アイランド版オペラ予定

📅 2025年8月
青島広志作曲《うりこ姫の夜/半身》
新作《半身》(萩尾望都原作)にて、おばB役を務めます

公演の詳細はこちらの記事をご覧ください。


📅 2026年4月
シドニー・ジョーンズ作曲《ザ・芸者》
オ・キンコト役で出演予定

📅 2026年8月
青島広志作曲《黒蜥蜴》上演予定(詳細は後日)

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