日本の意外な真実ーー江戸時代は本当に“男尊女卑”の時代?
2025年時点での日本のジェンダーギャップ指数は、148か国中118位とG7諸国で最下位。
この事実から、日本を男尊女卑の国と思う人は多いです。
そのイメージをより強くする時代が江戸時代。
この時代の女性は、家に押し込められ、夫の無理難題に耐えるというイメージではありませんか?
しかし、それは一部であり、視点を変えると違う事実が見えてきます。
今回は、江戸時代の意外な男女関係に光を当ててみましょう。
武士を縛った「朱子学」の価値観

「女性は家の中にいるべき」という考えが強かったのは、当時一握りに過ぎなかった武士の家庭です。
江戸幕府は、主従関係の持続に都合がよいという理由で、武士に「朱子学」の習得を強く推奨していました。
この「朱子学」に、女性は男性に従うべきと厳しく定められていたため、女性の行動はかなり制限されていたのです。
女性が活躍していた江戸時代以前の日本

しかし、この「朱子学」は中国から輸入されたもので、「朱子学」の影響が弱い江戸時代以前の日本では、女性も表舞台で活躍していました。
推古天皇、北条政子、日野富子など調べれば歴史に名を残した女性は多く出てきます。
つまり、「女性は内にいるべき」という考えは、中国の「朱子学」の影響を強く受けたもので、本来の日本の姿ではないと言えるのです。
比較的男女平等だった庶民

一方「朱子学」と無縁の庶民の社会は、比較的男女平等でした。
男性だけでなく女性も働いており、寺子屋で教育の機会を与えられることも珍しくなかったのです。
女性が教育の機会を与えられるのは、当時世界的にみても先進的でした。
当時のヨーロッパやアジア諸国では女性の庶民教育はほとんど存在していなかったからです。
つまり、庶民視点でみると江戸時代は、世界的に見ても男女平等が進んでいた国だったといえます。
一部分で物事を決めつけないようにしよう

江戸時代の男女関係から学べること。
それは、物事を一部分だけで決めつけないことの大切さです。
江戸時代は一握りの武士の家庭に限れば、「男尊女卑」の面が強いですが、庶民は比較的「男女平等」な社会でした。
このように、違う視点で見れば、違う事実が見えてくることがあります。
今の日本は暗いニュースで溢れていますが、今回のように少し違った視点で物事をみれば、明るい話題は増えてくるはずです。
あなたが今日、違う視点で見直せるものは何でしょうか?
