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書き写した知識をもとに深めるところまで

社会をつくる!社会科学習
今回は米作りの盛んな地域の第3時の様子を書いていきたいと思います。

第1時で身近なニュースをもとにこのプロジェクトの方向性を決定して、第2時では実際に米づくり農家さんが1年間どのような仕事をしているのかと言うところも調べていきました。
調べていく中で、思ったよりも仕事がたくさんあるなぁって言うことを学んだり、いろいろなところに機械が使われていて、機械化というのも進んできてるんだなぁっていうところを学んだんです。
今回は農家の皆さんやもっと広く庄内平野の方々が米づくりを盛んにするために、どのような努力をされていきたいとか、今現在工夫をされているのかと言うことを学ぶ時間になります。
実際には、土地を改良して耕地整理を行ったことだったり、用水路や排水路を一括で管理して無駄がないようにするといった、地域全体に関わることから、生産性を高めるために機械化などの農業のやり方を工夫してきたこと、労働時間を短くして、その中で収穫量を増やしてきたことなどづくりに関わる人々の努力を調べていきます。
これらの内容は個別の知識であり、その知識が全て他の所でも生かされるのではありません。庄内平野の米づくりと言うところに限定して必要となる知識になります。
そこからもう1段階高いレベルにある概念的知識へと学びを深めていかなければなりません。そのためには、教科書に載ってることを書き写すだけの学習になってしまってはいけないということです。
書いてあることを自分なりに再構成して、新たな自分の言葉でまとめた知識とすることで、他にも転用可能な知識となっていきます。この庄内平野の米づくりの単元で言うと、その土地にあった生産性を高めるための工夫と言うことになると思います。
これが例えば広く平らの土地がない地域であれば、その地形を生かした米作りを行うでしょうし、もっと寒い地域であれば、その気候に合わせた収穫を高めるための努力をしなければならないわけです。
つまり、庄内平野のやり方が、すべての地域に通じるわけではなく、その地域の地形や気候に合わせてやり方は変わってくるものなのだ、と言う概念的な知識ということです。ここまで授業が深められると良いなと肝に銘じて授業を行っています。