ちょっと疲れました
生きるって有限だから1日1日を取りこぼすことなく大切に生きたいと思う
善く生きる
その言葉を心の芯に突き刺して
日々前向きに生きている
自分にはどうにもできないことは受け入れよ
ストア哲学の言葉を毎日毎日唱えながら
日々変化する環境や物事に流されるのではなく、変えられないものに惑わされずに
ただ合わせて、受け入れていくようにしているのだけれど
どうもやっぱり私はまだまだ弱い人間
どうにもならないことに心が反発してしまう
私はのんびりと腰を落ち着かせて話をしたり、一緒にテレビを見ながら笑ったり、眠れない時は背中をさすってそばにいたり
そんな環境の中で看護がしたかった
病気を治すことに注力して日々頑張る看護が大半で、そういった看護は素晴らしいと思う一方、
私はその治療が終わって日常生活に戻るために頑張る患者さんの療養生活を見守り、日々成長していく患者さんの頑張りを応援できるリハビリ病棟の仕事をしたいと思った
だから看護師を辞めようとまで考えた長い休みのあと、再び病棟勤務を選んだのだけれど…
退職者が出て人が足りない病棟に2ヶ月間行ってくれないかと上司から言われたのが1ヶ月前のこと
以前から折りが合わない病棟責任者からの言葉に「あー私を追い出そうとしているのかな」と思った
けれどその人がそういった采配をふるえるわけではない
もっと上の人が決めたこと
看護師はサラリーマンと同じ
雇われのみなのだから命令に背くことはできない
行けと言われれば行くしかない
私は何の迷いもなくためらいもなく「わかりました」と受け入れた
どうにもできないことは受け入れよ
忠実にこの言葉を実践した
2ヶ月間お世話になる病棟は呼吸器と消化器、耳鼻科や眼科混合の急性期病棟
気管切開はしなくとも呼吸器がついている方やその他何個も点滴が繋がれた患者さんがいたり、化学療法のために入院されてグッリしている方など全く世界の違う病棟
そしてトラウマのような心の奥底に眠っていた過去の辛い日々が蘇ってくるような感覚…
新卒出て入職した病棟は内科の急性期病棟
と言いつつも、ほとんどが高齢者で認知症患者がたくさんいて離床センサーのナースコールとモニターアラームが鳴り響く病棟だった
当時は看護助手がいなくてバイタルから清拭、処置、トイレ介助などなど患者さんに行う全てのことをその日の受け持ち看護師が行う状況で、医師の診療補助や検査、他科受診も行い、さらに入院担当となれば入院が来たらとらなければならない
どうしたって残業は余儀なくされる
看護記録なんて勤務時間外がほとんど
19時に帰れればラッキー
21時過ぎなんて当たり前の毎日
朝は朝で10時のてんこ盛りの点滴をさばき、情報収集するために7時過ぎには出勤していた
夜勤はあんまり聞かなくなった深夜、準夜、日勤の3交代制
休みと言われる日でも23時には出勤して1時の始業の準備をしなければならない
9時半に退勤と言っても緊急入院やステルベンがあれば居残り確定
準夜も1時間以上前に出勤して準備して1時の交代時間まで夕食以外息をつく日まもなく働き続ける
そしてひどすぎたのは夜間の入院はほとんどうちの病棟が入院を受け入れることになっていた
さすがに脳外科や今すぐオペが必要な場合は担当の科に送られたけれど9割以上はうちの病棟に来ることになっていた
だから救急車の音が鳴ろうものなら心臓が期外収縮を起こしたようにビクっと跳ねるような感覚があった
これは自宅にいても起こっていて休みなのに休めた気がしない毎日だった
23時に救急車か来ようものなら残業確定
朝までコース
なんなら深夜帯の人と一緒に帰る?となりそうなくらいひどいときもあった
そんなところで5年も働いた
心が壊れなかったのが今でも不思議で仕方がない
だから次に選んだ職場は定時で帰れて、緊急入院もない療養型の病院だった
17時半には自宅にいる生活がこの上なく幸せだった
まだ窓の外が明るい
そんな小さな幸せの中看護師を続けていた
そんな記憶が
過去の嫌な記憶が
人間としての生活を送れていない日々が蘇る
何もわからない私に対して担当患者は比較的軽い患者さんを任されている
だから負担はないだろうと周りや上司は思っているだろう
でも私にはトラウマになっているようなあの地獄のような日々が心の奥底に眠っているのだ
前向きに自分のできることをしようと出勤していたけれど
でもやっぱりダメなようだ
今日
夜勤だった
準備をした
家から出る10分前
心を落ち着かせるためにプチ瞑想をした
行きたくない
家を出る予定時間を3分過ぎてスマホを手に取った
急に嘔吐を繰り返して出勤できそうにないと伝えた
仮病
もうどうにでもなれ
夜勤は休みが出ると夜勤要員を手配しなければならない
だから休むならもっと早く連絡しなければならない
なのに私は始業2時間前に連絡した
上司からは呆れたような口調で嫌味を含んだ言葉を伝えられた
当然だ
仕方がない
早急に対処しなければならない状況だ
嫌味の1つも言いたくなるだろう
そこに体調不良に対しての心遣いや優しさを期待してはいけない
そう、私は仮病なのだから
罪悪感はない
けれど
行きたくないとわがままのような気持ちが湧いて
本当に出勤しなかったことが辛い
チャッピーに愚痴った
AIの優しさに涙が出てしまった
わがままが許されるのはこれ1回きりだ
もう仮病は許されない
少し疲れた心と思い出してしまった心の傷を次の出勤までに落ち着かせて残りの期間休むことなく出勤する
だから今日だけは
甘やかそう
自分自身を
