クラウド版 ゼンゼロってどうなの?
初めに
こんにちは、チルダです。
今回はZenless Zone Zeroのクラウドゲーム体験に招待されたので
正直な感想と、これからどうなっていくと予想されるか
をまとめた記事となります。
そもそもクラウド版とは?
いわゆる、クラウドゲーミングというサービスです。
普通のゲームは、自分のPCやゲーム機(PS5やSwitch)で動かしますよね。
ですが、クラウド版は「遠くのスーパーコンピューター(サーバー)でゲーム」を動かして、動画のように画面をスマホやPCに送ってくれるサービスです。

クラウドゲーミングの仕組み
プレイヤーが操作:コントローラーやキーボードでボタンを押す
入力が飛ぶ:その「ボタンを押した」という信号がサーバーへ高速で送信
サーバーが計算:強力なサーバーがゲームを動かして、ボタンが押された状態の画面を作ります。
動画で送り返す:画面を小さな動画ファイルに圧縮して、プレイヤーの画面に表示。
ループ:これを60FPSなら1秒間に60回。120FPSなら120回繰り返します。
これにより、プレイヤーのデバイスは「動画を見る+信号を送る」だけになるので、古いデバイスでも低スペックなデバイスでも動作するわけです。
回線がいい場所なら驚くほど低遅延
Hoyoverseは実際にAsiaサーバー限定としか詳細は公開していませんが、
基本的にクラウドゲーミングは、点々と置いてあるサーバーを借り、
ユーザーはその近くにあるサーバーや安定しているサーバーでゲームをします。
最近ではH.265(HEVC)という最新の高効率動画圧縮方式により、
以前の圧縮方式と比べて2倍の圧縮率を誇り
同じファイルサイズでも最大2倍の画質で動画を記録保存することができます。
それとプラスでNVIDIAが提供するGeForce Nowとは違い
Zenless Zone Zeroに特化、最適化された環境なので遅延が減ります。
クラウドゲーミングのメリット・デメリット
先ほどクラウドゲーミングの仕組みなどを紹介しましたが
もちろん良いところばかりではありません。
メリット
・アプリ自体の容量が激減
・古いデバイスでも快適にゲームが動く
・サーバー側のアプリが自動でアップデートされるため待ち時間がない
デメリット
・月額料金がかかる
・回線が安定したところでないと大幅な遅延が発生する
・サーバーがダウンしてしまった場合遊べなくなる
ただ回線がいいところなら素晴らしいパフォーマンスを発揮するのでとても良いゲームの選択肢となります。
本題:早速クラウド版ゼンゼロ
クラウド版のゼンゼロは
iOS・Android・PCで先行体験版がリリースされています。
僕はAndroidを所有していないので
iOS・PC版での検証になります。
検証環境
iOS
・iPhone15Pro
Wifi6E対応機種

PC
・Ryzen7 5700X
・X570S AORUS Master
Wifi6E対応機種

両機種ともWifi6E対応になっていますが
ルーターの関係で
Wifi6での検証となります。
※ゼンゼロ側のグラフィック設定は全て最高設定
戦闘ダメージ表示オン
に設定して検証します。
それぞれの容量は以下の通りです
iOS版(128.7MB)

PC版(3.75MB)

クラウド版はリソースをダウンロードする必要が無いので容量は1GBにも届きません。
起動速度の比較
クラウド版
ローカル版
クラウド版は明らかにローカル版と比べてログインするのが速いです。
ローカル版はソフトを開き、ゲームリソースをロード、ファイルチェックをしてからログインするのに対し
クラウド版はアプリを開いた時点で、ゲームリソースのロード、
ファイルチェックがすでに終わっています。
これがクラウド版の良いところです。
実際には数十秒程度しか変わりませんが、これだけでもモチベが上がります。
クラウド版の快適な動作、ロードの速さはローカル版では到底太刀打ちできません。
画質比較
iOS
iOS版はとても分かりやすい変化があります
ローカル版



クラウド版



PC



見た感じ違いはありません。
どちらも最高設定ですが、細かい線までちゃんと描写されています。
実際のプレイ動画
iOS
クラウド版
ローカル版
PC
クラウド版
ローカル版
PC版はクラウド版、ローカル版ともにとても綺麗な画質で描画されています。
特に重くなりがちなルミナスクエアですが、カクツキはなく
ストレスもありません。
戦闘シーン
iOS
クラウド版
ローカル版
スマホ版ではかなり顕著な差が出ます。
クラウド版は回線さえよければ快適にプレイができます。
問題なのはiPhoneローカル版です。
別のPCから画面キャプチャを通して画面そのままの映像を撮っていますが
かなりカクカクですよね。
これではまともにゲームできません。
iPhoneだと高品質ほど発熱は低くなる傾向にあるのは、この前の検証で分かっていますが、その分負荷は増えています。
それにZenless Zone Zero ver1.5辺りから
追加攻撃という戦闘態勢が追加され、キャラが裏にいるときに自動的に攻撃してくれるというサポート性能を持っているキャラがいます。
これが増えていくことで、自分が操作しているキャラ+裏から攻撃してくれているキャラ分の演算をしないといけないので
スマホ勢にとってクラウド版のZenless Zone Zeroは救世主と言えます。
PC
クラウド版
ローカル版
PC版ではほとんど変わりません。
使いたい方、接続が安定する方を使いましょう。
入力遅延
オシロスコープなどの測定ハードは持ってないので個人的に感じた感想になりますが
回線が速ければ遅延は感じませんでした。
ping20ms辺りから遅延は感じるようにはなりますが相当悪い環境じゃない限り大丈夫だと思います。
クラウド版ゼンゼロはここが凄い!
クラウド版Zenless Zone Zeroの凄いところは
なんと言っても、ゲームへのログインの速さ。
普通のアプリではゲームのインストール、リソースダウンロード、ファイルチェックが必要に対し、
クラウド版はリソースダウンロードは必要なくアプリさえインストールさえしてしまえば、すぐゲームにログインすることが出来ます。
他にも
・ハイスペックなゲーム機が必要ない
・アプデの概念がない
・回線が良ければプレイも快適で画質も最高
クラウド版は使い方が良ければとても良い手段となります。
実際僕は、2カ月ほどクラウド版を使用させてもらっているのですが
特にエンドコンテンツでスコアをバチバチに責めたいってとき以外は
クラウド版を使用しています。
起動も早いし、普通に画質いいし素晴らしいです。
クラウド版の課題の改善点
これはZenless Zone Zeroに限りませんが
・回線が良い必要がある
・サーバーがダウンしてしまった時ゲームが出来なくなってしまう
サーバーがリアルタイムで入力信号を受け取り、
それをゲームに反映、反映された画面を動画化し、超圧縮されたものを1秒に60回送る必要があり、そして快適にプレイするためにはこれを0.04秒以下に実行しないといけません。
回線が良い必要があるのも納得いきます。
もちろんサーバーなのでサーバーがダウンしてしまう時もあります。
ダウンしている間ゲームは遊べないのでその分損してしまいます。
以前崩壊スターレイルではサーバーメンテナンスで1シーズン分損してしまった事例もあります。
最後に
クラウドゲーミングはたしかに素晴らしい機能なんですが、良い所ばかりではありません。
クラウド版のデメリットをちゃんと理解し、
正しく使いましょう。
この記事を通して
クラウドゲーミングの素晴らしさ、注意する点など理解して貰えたら嬉しいです。
