後撰和歌集巻第六 秋中 335番
後撰和歌集巻第六 秋中 335番
露をよめる
藤原清正
ぬきとむる秋しなければ白露の千草における玉もかひなし
訳:
露を詠んだ歌
藤原清正
貫き留める秋がないので、白露が千草に降りて玉のように美しくても、なんにもならない
説明:
秋の白露は朝の光で玉のように輝くので、糸で貫いて留めて、飾りにしたいところなのに、秋らしい天候ではなかったり、日が差さなかったりするので、折角の白露も使い物にならない、と言う歌です。
藤原清正は、中納言藤原兼輔の子、後撰集が作られた時期の人です。
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