はじめまして、イワヒバリ 鳥見散歩<N峠編>2025年1月
標高の高い山、岩がゴロゴロしているようなところにいるイワヒバリを見てみたいと思っていました。
「イワヒバリ、会ってみたい」
「冬まで待ってな、N峠にいるから教えるよ」
私のつぶやきにスコープ隊のOさんはこうに返すのでした。
OさんはわざわざN峠まで下見に行ってくれた様子です。
「カーブ20と12にいたよ、道路はまだ大丈夫」
そういうわけで、年末年始はN峠に通いました。
最初に峠越えをしたときはヒヨドリとウソと思われる鳥に会っただけでした。


まったく会えないなんておかしい。
帰りも峠越えをしてみました。
車が通る時に、たくさんの鳥がいっせいに飛び立つのを見て、これがイワヒバリではないかと目星を付けました。
すれ違いように道が広くなっているところに車を停め、歩いて鳥を探しました。
ただ、見つけた鳥はどうもハギマシコっぽいです。
「君はもしかしてハギマシコちゃん?」
そう、つぶやきながら撮ったのですが、帰宅して調べたら、やはりハギマシコでした。

別の日に3回目のN峠を目指しました。
私は教えてもらったカーブのところで、鳥が立てる音が聞こえないか耳を澄ませていました。
下からあがってきた車が、私に向かって手を振っているように見えました。
よく見たらスコープ隊のOさんとカラーコーディネート抜群の彩美さんご夫妻でした。
心強い助っ人登場!と思いました。
Oさんは車を降りてきて
「この下でついばんでいたり、崖の法面にいたりする」
「大きさはシメぐらい」
「動くのが早い、でも遠くへは逃げない」
「鳴き声もしないし、今日はいないね」
こんな風に、いろいろアドバイスをいただきました。

別の日、4回目のN峠越えをしました。
この時もOさんが登場しました。
Oさんにみやま高原へ誘われましたが、今日はイワヒバリに専念したいとお断りさせていただきました。
何度か通っているうちに、この辺りは鳥が多いなと思ったのが12番のカーブでした。
12番のカーブにいたら、白い小鳥が舞い降りて、私の頭上の木に止まりました。
小さな松ぼっくりみたいな木の実がなっていて、白い小鳥は木の実に飛びつきました。
白い小鳥はコガラでした。
小さな小さな鳥が松ぼっくりに全体重をかけると、木の実がぽろりと取れました。
それを両足でつかんだまま器用に枝に止まり、木の実をついばみ始めました。


コガラが木の実をつつくと、食べカスが真下にいる私の所へポロポロ。
カスを浴びながら
「コガラの祝福」←違う
思いがけなく楽しい時間でした。
コガラがいなくなったあと、教えてもらったカーブまで歩いて往復してみたのですがイワヒバリは見つかりませんでした。
ガッカリして戻ってくると、コガラポイントで男性女性の二人連れに会いました。
私もここで待ちたかったので、声を掛けました。
お二人はハギマシコとイワヒバリ目当てできたそうです。
私は先日ハギマシコに会った場所をお二人に教えました。
やがて二人はもう少し歩いてみると言ったので、私は見送りました。
次に男性がひとりやってきました。
三脚に大きなカメラを載せていました。
あとで車を見たら多摩ナンバーでした。
「さっきいたふたりは?」
「下に行きましたよ」
多摩ナンバーさんもハギマシコとイワヒバリ目当てだそうです。
この人にもハギマシコに会った場所を教えました。
このあと、私は車で峠まで行き、次にふもと方面へ下りました。
途中で男性女性、多摩ナンバーの3人に会いました。
3人は私に気づいてたくさん手を振りました。
指で崖をさして、いるいる~!とジェスチャー。
慌てて私は次の道が広くなっているところに車を停めて、3人の元に駆けつけました。
「ありがとうございます!」
教えてもらったことのお礼を伝えました。
アスファルトの上にイワヒバリがいました。
車が通過するとばっと飛んで、崖に吹き付けたコンクリートの法面にがしっと貼り付くのでした。
女性が言うには3羽いたそうです。
私が見たときは2羽でした。
イワヒバリはにんげんのほうをチラ見していて、気づいているけれど、気にしていない感じ。
葉っぱをカサカサしたり、ほぼ垂直の崖を走ってみたり。


私が歩いて接近しようとしたら多摩ナンバーさんに注意されました。
「歩くのが早い」
「三歩あるいて様子を見て、三歩あるく」
イワヒバリは警戒心が薄いって聞いているけどなぁと思いながら、三歩ずつ歩きました。
この接近方法は鳥を警戒させなくて、自然に振る舞っている時間が長く、なかなか良いと思いました。


男性女性の二人連れがハギマシコを見に行きたいと言って先に帰りました。
私も初詣に行きたかったので、多摩ナンバーさんにお礼を言って、先に帰りました。
