【最新号紹介】治療(CHIRYO)1月号 特選! 医学教育のエビデンス/敗血症の尾を掴め
もういくつ寝るとお正月?という季節になりました.
今年もいろいろありましたね.
「治療」はといえば,今年の1月号からのリニューアルをしたのでした.
2大特集制になったり,装丁のテイストが毎月変わったり,
総合診療の幅の広さに対応すべく,そして読者の方がより誌面上の出会いを体験できるようにと駆け抜けた1年でした.
装丁も並べてみると壮観ですね.

皆さまはどれがお好みでしょうか?
編集部もいろんなイラストレーターの方とお仕事できて毎月楽しく進行できました.
さて、一足早く2026年1月号の紹介です!
第1特集は「特選! 医学教育のエビデンス」.
第2特集は「敗血症の尾を掴め -難しい敗血症診療を解きほぐすためのエッセンス-」となっております.
装丁のパターンもちょっと変わってますね.

【第1特集】特選! 医学教育のエビデンス
■総 論
医学教育におけるエビデンスとは?(宮地由佳,宮地純一郎)
■教える前に学びたい医学教育
フィードバック(木村武司)
コーチング(田口智博)
小グループ学習 理論と実践の視点から(染谷真紀)
働き方改革と医学教育(吉原雅人)
多肢選択問題の作り方 明日から使える「良問」設計と見直しのコツ(木村友和)
シミュレーション教育(髙見秀樹)
AI を活用した教育(髙橋宏瑞)
データを活用した教育改善(尾上剛史)
医学教育における研究(林 幹雄)

医療現場では,「教育」も重要な要素です.
皆さまも普段から教えたり,教わったりするなかで研鑽されてきていることと思います.
しかし,そういった学びの機会もできるだけ効果的にしたい!
と思うのが人ごころ.皆さまも後進指導の際に「なんかうまく伝わってないような……」とか「教えたはずなのに身についてない!」と思うことがあったのではないでしょうか.
今回の特集では医学教育のエビデンスに触れながらどうしたら学びを最大化できるのか,その場にあった教え方ができるような引き出しを提供しています.
昨今、教育上で課題になっている働き方の問題や,AIなどの最新トピックも踏まえた項目を揃えておりますので,なんとなくでやっていたかもしれない指導の手法を整えるヒントが詰まっております.



【第2特集】敗血症の尾を掴め -難しい敗血症診療を解きほぐすためのエッセンス-
■序;敗血症診療は「感染症治療だけ」ではない(山口裕崇)
何はともあれ敗血症に気づくこと 「それって敗血症じゃないですか?」
感染症の診断とトライアングルの構築 感染症治療の律速段階
目指せ! 感染症治療と全身管理の二刀流
■破;感染症治療と全身管理を「分けて」考える(山口裕崇)
臓器ごとに考える全身管理 バイシステムの要諦
ケアのゴールを考える どこまでがんばるか
臓器専門医とのかかわり合い 協働してシナジーを生み出す
■急;敗血症を制する者,ショックを制す(山口裕崇)
血行動態の管理が難しい 循環ってなんだ?
輸液について 何をどのように投与するか
循環作動薬について どれをどのように使うか

日常臨床のなかで対峙する感染症のなかでも,常に警戒を強いられるものに「敗血症」があります.
発症は突発的で初期症状は非特異的.判断の遅れがまさに命取りになりうるため,診断から治療,その後の管理まで気が抜けません.
この特集はそんなプレッシャーのかかる敗血症診療のキモの部分を,コンパクトにまとめた,当直のお供にしたい特集となっております.
いかに初期段階で気づけるのか,診断の部分と抗菌薬の選択などの治療,そして広い視野が求められる全身管理.と意識すべきポイントをさくさくページをめくりながら学べます.
編集から執筆までを,飯塚病院 総合診療科の重症チームで活躍されていて,感染症専門医もお持ちの山口裕崇先生お一人で手掛けていただき,単著ならではの完成度となっております.


山口先生といえば、今年「治療」にて連載もご執筆いただいておりました.本noteでも一部読むことができますので,興味がわいた方はぜひ.
突撃!! 循環器診療についてショウジ先生に聞いてみた!
2026年も突っ走ってまいりますので,どうかご贔屓に!
皆さまよいお年を~(^^)/
『治療(CHIRYO)』2026年1月号
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南山堂
文責:南山堂「治療」編集部 カーター
