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アラフォーで独立して1年。「時間とやりたいこと」を得た僕が、過去の自分に教えたい4つの誤解

昨日は、久しぶりに10歳ほど年上の友人と会った。子育てがひと段落した彼からこれからの人生の展望を聞いていると、胸がすっと広がり、少しワクワクする時間を過ごせた。

帰り道、ふと頭をよぎった問いがある。

「会社を辞める前と辞めた後で、自分の何が変わったのだろうか?」

独立して1年。あえて過去を振り返ってみると、当時の甘さに冷や汗が出ると同時に、会社員時代の自分へ教えたい教訓が次々とあふれてくる。

覚悟の上で手に入れた「2つの自由」

独立する前、僕がどうしても手に入れたかったのは「時間の自由」と「やりたいことをやる自由」の2つだった。

会社員時代は、8時30分から19時まで拘束される日々。子どもと関わる時間はあったものの、どうしても業務を終えた後の「こなす育児」になりがちだった。子どもをじっくり観察し、何に興味を持っているかを一緒に面白がる余裕すらなかった。

「子どもと濃密に過ごせるのは、小学校低学年まで」

その言葉が頭を離れず、僕は一度会社員を卒業する決断をした。結果として時間のゆとりが生まれ、子育ての満足度は上がった。

もう一つの「やりたいことをやる自由」も期待通りだった。組織で動く以上、会社員は会社や株主が「売りたい商品を、決められたルールで売る」のが正しい。しかし僕自身は、新しい企画を試し、色々な要素を組み上げるのが好きな性格だ。

事業の設計からプロモーション、AIの活用まで、自分の意思で手探りしながら試せる環境は純粋に面白い。「時間を取り戻す」という最大の目的は達せられた。

過去の自分へ伝えたい「4つの誤解」

しかし、独立したからこそ見えてきた甘い見通しもあった。当時の自分に突きつけたい現実は4つある。

1. 過去の経験をアテにしてはいけない

私は長年経験がある業界で事業を興した。しかし、現場を離れてすでに7年近く経過していた。いざ足を踏み入れると、顧客の課題は変化し、市場は成熟して小規模事業者が入りにくい構造に様変わりしていた。「過去の経験がある」と高を括っていたが、市場の賞味期限切れという現実を突きつけられた。

2. 「副業は無理」はただの固定観念だった

当時は「コアタイムがあるから無理」と決めつけていた。しかし、子育てをしながら会社を経営する現在のほうが、はるかに時間の密度が濃い。環境に追い込まれれば1時間の集中度は跳ね上がる。会社員時代でも工夫次第で副業は十分できたはずだ。

3. 生産性は「自分の人生」のために上げるもの

会社員時代の僕は「生産性を上げても仕事が増えるだけだ」と斜に構えていた。この考えは完全に間違っていた。新しいツールやAIを学び、効率化を突き詰めるスキルは、すべて独立後の自分を助ける資産になる。もっと早く本気で取り戻しておくべきだった。

4. 法人の社会保険料は想像以上に重い

知識としては知っていたが、実際に法人の口座から引き落とされると負担の重さに驚く。会社側と個人側の双方で支払うインパクトは、事業の資金繰りをダイレクトに圧迫する。起業前にもう少しシミュレーションしておくべきだった。

「時間」を取り戻した先に作る価値

結論として、会社を辞めて本当によかったと思っている。

理由を一言で言えば「自分の時間を取り戻せたから」だ。

子育てを優先しながら、短い時間で事業を立ち上げて価値を生み出す。これは決して簡単な道ではないが、やりがいのある、手応えのある挑戦だと感じる。

過去の小さな成功体験を一度捨て、自分の経験や新たな学びを組み合わせてサービスを磨く。自分にしか出せない価値を追う試行錯誤は、これからも続いていく。

あなたは今、自分の時間とどんな付き合い方をしていますか?

本日もお読みいただきありがとうございました。
何か日常のヒントになれば嬉しいです。

この「変化の中身」は、いまも毎月数字で記録し続けています。辞めた後のリアルは、1回の記事ではなく実況で伝えたいテーマです。


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