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精神科病院心理職は面接室に閉じこもらず、閉鎖病棟の「遊撃手」になるべきである。

一定の間隔で、
予約制で、
一定の時間(例えば50分)、

クライエントさんから話をうかがうことが、心理職の「標準セッティング」であり、強みであるということを前面に出すことは、もはや古いパラダイムであるというのが私の認識です。

「短時間」
「臨機応変の最小限の介入」
「スタッフ間の情報共有と調整(リエゾン)中心」

という方向に心理職も移行すべきです。

そうした中で、心理職ならではの「本格的心理療法」スキルが「小出しに」発揮される、というところまでカスタマイズされるべきと思います。

実はここまで来ると、経験とセンスある精神科医やPSW(精神保健福祉士)との専門性の違いは果てしなくボーダーレスなグラデーションに近づくはずです。

違いは、薬物療法と身体的診断・治療についての法的「決定権」が医師にしか存在しない、という、ただその点だけになってくるかと。

私のイメージモデルとしては、
精神科病院臨床において、心理職はもはや専用の「心理相談室」で待ち構え、心理テストや予約した「カウンセリング」を担当するというありかたではありません。

閉鎖病棟のナースステーションに「常駐」し、
精神科医や看護師や看護助手、OT等スタッフとの短い臨機応変の短い対話、
そして「時折ぶらつく」閉鎖病棟の中での患者との短い臨機応変の対話を淡々と反復する、
「遊撃隊」のメンバー、
というモデルです。

50分の「心理カウンセリング」は、
やむを得ない場合の、

「特殊」で「例外的」なセッティング

とみなされるところまで行くべきと思えます。


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