【宣言】投げっ放しになっていた「ウィザードリィ」第一作リメイク版のモンスター図鑑を今年度中に全部埋めます!
ちょっと思うところあってしばらく放置してた「ウィザードリィ」第一作のリメイク版をプレイ再開しています。必達目標として、今年度中(2026年3月末まで)にモンスター図鑑のコンプリートを宣言します。これは必然的にゲームのクリア(ワードナ討伐と魔除けの奪還)も含むものとなります。
<本記事における注記>
①本記事は極めて個人的なゲームプレイに関する内容であるから、対象となる作品(今回で言うと「Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord」)をご存知ない方には、特に用語等の面で非常に分かりづらい記載になっているかと思います。そのあたりはどうかご容赦くださいませ。ゲーム自体の内容につきましては、上記の拙著note記事などご覧いただければ幸いです。
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②本記事では対象のことを「ウィザードリィ」第一作のリメイク版、もしくは単に「ウィザードリィ」と表記します。あらかじめご了承ください。なお、筆者はSteam(Windows環境)にて本作をプレイしています。
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③本記事における画面掲載は、著作権法第三十二条に則り「公正な慣行」であることを意識し、引用の目的上正当な範囲内で行なうことを意識して行なっております(即ち、本文の説明になるべく沿う形での掲載であるよう努めます)。但し、権利所有者からの通告には対応しますので、問題となる箇所がございましたらご連絡くださりますよう、よろしくお願いいたします。
文責:久保田裕之(chitoseArk) / 連絡:CQF01770@nifty.ne.jp
「ウィザードリィ」ってこんなゲーム
ざっくり言うと、今日のRPGと呼ばれるゲームすべての始祖的な存在と呼べるゲームです。元祖であるAppleII版は1981年にアメリカで発売されました。本記事で紹介しているリメイク版は2024年にリリースされたものです。

プレイヤーは冒険者となるパーティー(仲間)を結成し、富と名声を求めて危険な冒険に挑みます。パーティーは戦士、魔術師、僧侶、盗賊(この他に本作では司教、侍、君主、忍者がいる)といった役割の異なるメンバーで構成され、それぞれが特有のスキルを活かしながら道を切り開くのです。

敵を倒す経験をたくさん積めば成長し、レベルとともに体力やその他技能が上がり、より遠くへと進めるようになります。さらに成長すれば転職(クラスチェンジ)の可能性も…。

先へ進むたびに訪れるより強い敵との遭遇、そして滅多に入手できないアイテムの発掘など、「ウィザードリィ」には現在当たり前になっているRPGの要素がほぼすべてと言って良いくらい詰まっていたのです。

なおSwitch、PS5でもプレイ可能です。
「ウィザードリィ」のモンスター図鑑とは
昨年発売された「ウィザードリィ」第一作のリメイク版には、本家にはない要素がいくつか搭載されました。そのひとつが遭遇した敵についての記録を残し、後々も閲覧可能とする「モンスター図鑑」です。
対象のあらゆるパラメータや耐性、特殊能力、特殊行動、出現フロア、さらにどんなアイテムをドロップするかまで記載されるという非常に内容の濃いデータ集であり、昔風の言い方でいえば「これでキミもウィザードリィ博士だ!」みたいなことを体現したようなコンテンツとなっております。
さらに特筆すべきなのが「モンスターカードを反転」することで読める、それぞれの敵にに関する解説文です。


この解説文はすべて「ウィザードリィ」シリーズのエバンジェリストとしてその名を知られるベニー松山氏によって執筆されています。ベニー松山氏はゲームライター・作家・シナリオライターとして本シリーズに深く関わっており、関連する著書には以下のようなタイトルがあります。
「小説ウィザードリィ 隣り合わせの灰と青春」(1988年)
「ウィザードリィのすべて ファミコン版」(1989年)
「ウィザードリィ3のすべて ファミコン版」(1990年)
「ウィザードリィ・外伝Ⅱ イマジネーションズ ガイドブック」(監修)(1993年)
「小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」(1994年)
「コミック版ウィザードリィ・外伝II 黄泉の覇王」(原作)(1994年)
「コミック版ウィザードリィ・外伝II 黄泉の覇王2」(原作)(1994年)
「魔境斬刻録 隣り合わせの灰と青春」(原作)(2023年~)
さらにベニー松山氏はゲームボーイ版で発売された「ウィザードリィ・外伝II 古代皇帝の呪い」においてシナリオを担当された(ゲームバランスの調整などにも携わったとのこと)経緯があります。言わばクリエイターとしても「ウィザードリィ」シリーズに関わった方なのです。
そんな方が執筆されたモンスター図鑑であれば、これは「ウィザードリィ」にひと時とは言え身も心も、場合によっては生活も捧げてきた者としては、すべて見ないで終わらせるわけにはいきませぬ。
▼下記リンクは、リメイク版「ウィザードリィ」の発売を記念し、ベニー松山氏と原作者であるロバート・ウッドヘッド氏、そしてリメイク版の開発を担当したDigital Eclipseのプロデューサーの3名による対談記事です。
本作におけるモンスター図鑑の「段階」
なお、このモンスター図鑑、ただ「会った」だけではダメなのです。例えば遭遇したけどちゃんと分からなかった敵は、こんな風に表示されるのです。
段階⓪ 正体不明


名前も不明。正体も不明。パラメータも能力も不明。
これでは解説なんてしようがありません。
(絶対マイルフィックですけどねコイツ…100万円賭けてもいいわ)
段階① 正体の見定め


敵の名前は分かるけど、詳細が分からないときはこのようになります。名前だけはとても有名なグレーターデーモン。ある意味ラスボスのワードナより恐れられている悪魔です。
段階② 詳細の判明


耐性、特殊行動、特殊能力が不明となっていますが、詳細な解説文は読める状態。完全解明までもう一歩。コイツをここまで調べるためにパーティーが全滅しかけました…。
段階③ 完全に解明


これが完全に解明したときの状態です。「ウィザードリィ」初期からのプレイヤーなら、彼に足を向けて寝ることはできない経験値の友「マーフィーズゴースト」。ついにアンタと分かり合える時が来たよ!!
つまり今回の「ウィザードリィ」第一作のリメイク版における敵の識別段階は「正体不明」を除くと3段階あるということなのですね。これはゲーム内の公式説明にも記されています。


なお敵の識別段階を上げるには、戦闘時の行動「モンスターを調べる」か、または僧侶の呪文「ラツマピック」(正体不明な敵を識別)によって探っていきます。
(特に後者の方法は、今回の追加要素によって「ラツマピック」の呪文が戦闘時に唱える仕様へと変更されています。これは従来のシリーズを遊んできた方には注意が必要なところです!)

つまり戦闘中にこれらのことを意識して行なわなくてはならないわけで、楽勝な戦いならともかく、生きるか死ぬかギリギリのせめぎ合いを強いられる状況ではかなり厳しいものがあります。
目標は登場する全部の敵の完全解明
今回私が定めた目標は、登場する全部の敵(全部で101体存在するらしい)に対して「完全に解明」の実現を目指すものです。
いや目指すじゃない、絶対にやるんです!!
2026年3月31日(火)までに!!
いまのところウチのパーティー(後述)はレベル14~17くらいのところであり(すでに地下10階に到達)、現時点では以下の敵を残しています。
未遭遇
095 (未遭遇)
096 (未遭遇)
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段階⓪ 正体不明
094 (悪魔)
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段階① 正体の見定めが済んでいない
065 レベル7シーフ
086 バンパイア
087 グレーターデーモン
093 アーチメイジ
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段階② 詳細の判明が済んでいない
なし
「こんなのすぐ達成できるんじゃないの?」と仰るそこの貴方は「ウィザードリィ」をご存知ないからそう言えるのです。
実際私も「こんなの年内でサクっとコンプしよう」と思ってました。
まずそもそも、ここに挙げたような敵って会えないんですよ、なかなか!!
レベル7シーフとか何処にいるの?
地下9階、毎日潜ってるけど見かけないよ?
(それにコイツ、見つけても絶対速攻で逃げ出すよね?)

アーチメイジに至ってはまぎらわしい同名のヤツが同フロアにいてそっちは出るのに、肝心の093番が出てきやしねぇ…。
不具合じゃないのかと思うことしきりです。
あとグレーターデーモンやマイルフィックなどの悪魔系は遭遇に成功したとしても、のんきに調べるとかしてたらこっちが全滅する可能性があるから、そこも大きな課題です(こっちがレベルアップするしかないんだけど)。
まぁそんな次第なので、ちょっと年内コンプはあきらめました。
目標を「年度内」とし、来年3月末までとしたのはこうした理由です。
現在のパーティーの状況と今後の課題
現在のウチのパーティーのスペックは以下の通りです。
(値はすべて2025年12月21日時点のものです)

名前:Contact
侍 レベル15 HP130 AC-6 人間 中立
呪文:魔術師系レベル4まで修得
武器:悪のサーベル(何故か装備できた)

名前:Parade
侍 レベル15 HP118 AC-7 人間 中立
呪文:魔術師系レベル4まで修得
武器:カシナートの剣

名前:S.A.Love
僧侶 レベル16 HP132 AC-4 人間 中立
呪文:僧侶系レベル7まで修得
武器:力のメイス

名前:Spiral
盗賊 レベル17 HP115 AC0 人間 悪
武器:最強の短刀

名前:Innocent.A
司教 レベル15 HP104 AC2 人間 悪
呪文:魔術師系レベル4/僧侶系レベル3まで修得
武器:ヘビのメイス

名前:N.Fantasia
司教 レベル15 HP106 AC2 人間 悪
呪文:魔術師系レベル4/僧侶系レベル3まで修得
武器:力のメイス
各キャラの名前の由来については、分かる方は分かるかと思います。
課題は成長の遅さと魔術師系呪文の弱さ。何と地下10階まで降りているパーティーなのに、魔術師系の呪文レベル5以上を唱えられる者が誰ひとりおりません!!
主要な場面での攻撃呪文はすべて僧侶のマリクトで何とかしています。

こんなことになっているのは「侍2人、司教2人」などという気が狂った構成のパーティーとなっているためです。当初は、
「こいつらが成長した暁にはティルトウェイト4連撃で、トレボーの迷宮に核の雨を降らせてやる!」
とか言いながら育てていたのですが、いまのペースでプレイしている限り、そんなことは地球が滅亡するまで実現しそうもありません。やはり核の傘による平和なんて幻想なのでしようかねぇ…。
なので現在、司教のどっちかひとりを魔術師に転職させて育て直そうかという方向も検討し始めています。何か負けたようで悔しいですけれども、いまのままじゃ魔術師系能力が弱すます。
ただ、それやるにしてもせめて僧侶レベル4呪文くらいは持たせて転職させたいところなんですよね。回復系だって潤沢とはいえないパーティーですので、せめてディアルとラツモフィスくらいはねぇ。
…それにここにはちょっと迷いもあったりします。そもそもそんなに強力な攻撃呪文必要か?いまウチのパーティーはダルト4連撃が唱えられます。4人総がかりならティルトウェイトにも匹敵するダメージいくでしょう(難点はこれが対グループ呪文ってことですが…)。それにいくら強力な攻撃呪文が唱えられるようになったところで、結局グレーターデーモンみたいな呪文無効化系の敵にはどうしようもないので、魔術師系をいまさら強化することにどれだけ意味があるかな?っていう点も含めて悩んでます。
あと前衛について。現在は侍2人と僧侶1人という組み合わせですが、いずれ盗賊の短刀が入手できたあかつきには盗賊を忍者にクラスチェンジし、忍者を前衛に立たせる予定です。そこに関してはアイテム入手待ちですが、しぶとく挑戦を続けたいと思います。昔の経験から言えば村正よりは入手が容易なはずなのですが、今回ははたしてどうか。
何でいまごろになって突然「ウィザードリィ」やる気になったの?
いやずっとやる気だったのですよ。
何せ私のPCのデスクトップには常にショートカット貼ってありますからね。
(それはやる気って言わねーよ)
まぁ正直なところを言えば、ちょっと熱が冷めていたのは確かです。
私の「ウィザードリィ」体験は基本的にシャープのX1というパソコン向けに発売された移植版が元となっているのですが、今回の第一作リメイクは原作であるAppleII版がベースとのことなのですね。
で、これが実のところ、結構な隔たりがあるのですよ。
特にゲームバランス的な面だったり、呪文の効果だったりが。
特にネットでよく言われる「カティノ」(睡眠)と「モンティノ」(沈黙)がほとんどの敵に効かない問題とか。私はAppleII版を通ってきてないので、もともとこうだったのかは知りません。が、X1でプレイしてたときは序盤から終盤までそこそこ効果があった(ような気がした)これらの呪文が、今回のリメイクで全然使えない呪文に成り果てていたのには、正直かなり違和感を覚えたのですよね…。

だったらもう搭載しなきゃいいじゃん!
…ってノドからここまで出かかりました
それに加えて、アイテム名称も何だか異なっていましてね。
まぁX1版は装備やアイテム名は英語表記だったから、それが日本語化された際の違和感なんだろうなって自分を納得させていたのですが…。

対毒耐性が上がるらしい
「ヘビのメイス」っていったい何?
いやちょっと、原作ねじ曲げるにも限度ってもんがあるでしょうよ?
(そもそも本当の原作ではどうだったのか問題)
これを見たとき、さすがに私は心が折れました。
こんなことがまかり通るんなら、おなじみの「ウィザードリィ」に登場する諸々のアイテムだって、登場するかしないか分からないじゃん!!
まぁそんなことが積み重なって、次第にトレボー王の地下迷宮から足が遠のいていった次第なのですよ…。
そんな私が、またやる気になった理由はいくつかあるのですが。
① 年末の大掃除みたいなもの。ずっとデスクトップにクリアしてないショートカットのアイコンが置き去りなのは夢見が悪い
② この後「ダフネ」とか「五つの試練」とか、最新の「ウィザードリィ」もプレイしたいんだけど、いまやってるのを投げっ放しのまま次の作品に手を付けるのは何かモヤモヤする
③ どうせならベニー松山先生が執筆されたというモンスター図鑑を全部コンプリートして、いつか先生に「全部見ましたよっ!」って伝えたい(これが一番大きな理由かな)
…とまぁ、そんなところです。
自分の人生の中で「ウィザードリィ」は最も長い時間を費やした特別な作品なので、それがせっかく現在に蘇っているのだから、やっぱりちゃんと向き合わないとなぁって、改めて思いました。
期限を定めたのは、そうしないと絶対に私は投げ出すからです。
昔の有名な人が「ゲームは1日1時間」とか言ってたけど、会社員やってたら1日1時間もゲームできる日なんてなかなかないからね!それどころか仕事が追い込みに入ってたら1週間に1時間のゲームしてる余裕すらないこと普通にありますからね!(これから社会人になる方は心得ておきましょう)
なので私の場合、もう空いてる時間これに費やすくらいの勢いでやらないと達成が難しいのですよ…。
なので今回は宣言すべくnoteに書きました。有言実行です。やると決めたら必ずやります。
そんなこんなで、今日もこれ書き上げたら、私は迷宮に潜ります。

お互い生きていたらギルガメッシュの酒場にて。
もしも死んでたらカント寺院にて。
(了)
