飲み会の席にブチ込めて、なおかつ小学生低学年くらいの子供も楽しめるボドゲを、我が家のストックから適当に選んでみました
唐突ですが、とある家飲み会にてボードゲーム持ってきてとオファーを受けました。条件として小学生低学年くらいも一緒に遊ぶ前提。しかし大人もどうせ泥酔してるので、知能的に小学生と変わらないはず。さてどうするよ。

適当に選んでみました。ド適当です。
私の知人のボードゲームメーカーやゲーム作家の方見てたら、「ウチのゲーム入ってないじゃないか!」って怒られるかも知れませんが、あくまで適当セレクトなのでご容赦ください。
ホントはもっとちゃんと探せば、その場により相応しいゲームまだあるかも知れませんが、時間もないしキリもないので。とりあえずこん中から選んでみようかなと。こんなに持っていけないし。だいたいあんな泥酔者だらけのイベントでちゃんと遊ぶかどうかすら定かじゃないんだから(笑)。

とりあえず、軽く解説してみるとしましょうか。
やるとなったら私がインストやらなきゃいけないワケだし。
(…はっ!それじゃ私泥酔できないじゃんっ!!)
イチジュウサンサイ!

イチジュウサンサイ!
株式会社大創産業(ダイソー)
ひとことで言うと食べ物の神経衰弱。ただし普通の神経衰弱と異なるのは、枚数を多く集めたプレイヤーが勝ちじゃないってこと。集めた食材を使って定食を作るのがこのゲームの目的なんです。どんなコンセプトのメニューなのか?ヘルシー志向かフルコースか?和食か洋食か?デザート系か?値段はいくらくらい?みんなの定食が出揃ったら投票タイム!一番たくさんの票を集めた定食を作ったプレイヤーが優勝です。

もとのルールが神経衰弱なので、これは子供でも遊べると思うよ。カードのテーマが食べ物ばかりなのも親しみやすいポイント。これダイソーで100円で売ってたゲームなんだけど、いやーダイソー侮れないわー!!
サラダマスター

サラダマスター
株式会社バンソウ
ゲームデザイン:ミヤザキユウ
アートワーク:TANSAN
どこの家庭でも食卓に並ぶ野菜(ならびに米)の栄養素を題材にしたカードゲーム。親が選んだお題「食物繊維が多いもの」「カロリーが少ないもの」といった内容に合致すると思われる野菜カードを手札(3枚)の中から選んで出し、最もお題に近いカードを出したプレイヤーがそのお題カードをゲットできるというルール。お題カードを先に3枚取得したプレイヤーが勝ち。勝者には「サラダマスター」の栄冠が与えられます。

このゲームのポイントは「自分の野菜カードの数値は見えないが、相手のは見える」というところにあります。このため、どのカードを相手に出させるかを巡ってブラフを駆使したアツい攻防戦が繰り広げられるのが常。テーマが野菜と栄養なので、食育という面でもオススメできるゲームです。
シャーロックとピカソ

シャーロックとピカソ
株式会社ピチカートデザイン(JELLY JELLY GAMES)
ゲームデザイン:Sylvain Lasjuilliarias
アートワーク:Arthur Deussen & TANSAN
お絵描きゲー。要するに絵描き(ピカソ)が何を描いたか当てりゃいい。ただしことはそう単純ではありません。何故ならピカソは40秒で8枚もの絵を描かなきゃならないし、さらに悪いことにはいたずらっ子がピカソの描いた絵にいたずら描きをして台無しにするからです。さぁ、集まった探偵諸君はピカソが何を描いたのか、当てることが出来るかな?

何せ時間がないゲームなので、必然的に出来上がる絵はピカソみたいな有り様にしかなりません。子供が描いたらなおさらかも。さらにいたずらっ子役のプレイヤーが何を描き込むかで難易度がハネ上がったり。ウチだと3人家族でしかできないので、これ大勢でやってみたかったんだよねー!!
鉄道旅行ゲーム2 東京近郊電車編

鉄道旅行ゲーム2 東京近郊電車編
株式会社エポック社
基本は電車の路線すごろく。初級編、中級編、上級編とルールが用意されており、プレイヤーの習熟度に合わせて遊べます。特に初級編はガチなすごろくなので、初めてこういうのを遊ぶお子さんにもピッタリ。中級編は場に出ている駅名カードを取り合うルールとなっており、ちょっと戦術的な思考が必要です。上級編は「秘密の4駅巡り」という、各自が目的地を隠して進めていくハラハラドキドキのゲーム展開が楽しめます。

これはかなり(軽く10年以上)前に東所沢のガストでたまたま手に入れたのです。ファミレスはたまにこういう掘り出し物があるから油断できません。家族連れで電車好きなお子さんがいるならビンゴでしょう。私的には中級編の「駅名集めの旅ゲーム」がオススメです。
天空の城ラピュタ名台詞かるた

天空の城ラピュタ名台詞かるた
株式会社エンスカイ
「言葉をつつしみたまえ 君はラピュタ王の前にいるのだ」「ぼくは海賊にはならないよ」「40秒でしたくしな」「信じられるか?あの子がママみたいになるんだぞ」「すごいぞ ラピュタは本当にあるんだ…」「エエイ!こい 閣下につづけー!」「やめて!もうやめて!おねがい!」「シータ いまいく!」「ママ みて!釜の底がぬける…」「みろ!人がゴミのようだ」

「バルス!!」
トポロメモリー

トポロメモリー
株式会社バンソウ/株式会社大創産業(ダイソー)
ゲームデザイン:ミヤザキユウ
これをお読みの皆様は「トポロジー」(位相幾何学)という数学的概念をご存知でしょうか?図形や文字などを「パーツの数」と「穴の数」だけで区別するというもので、例えば「〒」はパーツ2つに穴0、「#」はパーツ1つに穴1つ(真ん中の囲まれてる空間は穴と見なす)、という具合です。ゲーム中にこれら図形の印刷してあるカードを次々とめくっていき、トポロジー的に仲間となるペアを見つけてたくさんゲットするのが目的です。

これ読んだだけだとなかなか分かりづらいんだけど、図を見せながら説明すると「あーそういうことかっ!」って腑に落ちるんですよね。これまでに持ち込んだ経験でいうと、割と得意不得意がハッキリ分かれるゲーム。何故か子供がやたら得意で無双するケースがあったりします。
ナンジャモンジャ

ナンジャモンジャ
株式会社すごろくや(すごろくや)
原産国:ロシア
ゲームデザイン:Alena Lebedeva
何とも奇妙キテレツなこの謎生物たちの名前はナンジャモンジャ。これらにプレイヤーが名前を付けてあげよう!一度命名されたナンジャモンジャは、次に出てきたとき、その名前を誰よりも早く叫ぶとゲットできます。さぁ、一番たくさんのナンジャモンジャをゲットできるのは誰かな?ルールはシンプルながら、記憶力と瞬発力がモノを言うゲームです。

特筆すべきはその愛らしくも不思議なナンジャモンジャのイラストと、1分で説明可能な分かりやすいルール。どんな名前を付けてもいいので、自分しか分からなそうな名前付けるとかもアリです。特定のテーマ縛りにするのも良いかも。ちなみに我が家では娘がこれ無敵の強さを誇っています…。
日本名所周遊ゲームトランプ

日本名所周遊ゲームトランプ
株式会社ハナヤマ
何と日本旅行のブランド「赤い風船」が制作協力しているゲーム。遊び方はほぼUNOですが、カードのジャンルが色と数字の代わりに「地方」と「名所カテゴリ」となっており、遊びながら日本各県の名所に詳しくなれるという教育的にも良きゲームとなっています。特色的なのが、隣同士の県を持っている場合は1度に2枚出せるという「隣接県ルール」。また本作はトランプの絵柄も印刷されているので、トランブとしても使用可能です。

まぁ「UNOが分かれば即遊べる」っていうのが強いかな。48都道府県すべてのカードが揃っているので、いろんな出身県の人がいる場では盛り上がること請け合い。隣接県はカードをよく見て確実に出していくべし。
はいどうぞゲーム

はいどうぞゲーム
架神恭介ワークス
ゲームデザイン:架神恭介
「3歳からのボードゲーム」をコンセプトに作られたゲーム。場に出た食べ物カードを集めて定食を作るゲームなのですが、欲しいものがかぶったときに「はいどうぞ」(他の方にあげる)か「絶対欲しい」の意思表示を行なうのが特徴。うまく「はいどうぞ」ができた方には「えらい子ボーナス」が与えられます。お子様のゆずり合いの精神を育むことができるゲームです。

ルールを読んでいるとお子様向けですが、実は大人が遊んでもかなりアツいゲーム。特に「大人用ルール」では誰が「はいどうぞ」/「絶対欲しい」のどちらを出すか分からないので、その読み次第で得したり損したりします。「囚人のジレンマ」という言葉がこれほど似合うゲームもありますまい。
ブロックス

ブロックス
マテルゲーム(Mattel Game)
4色に分かれたブロック群を各プレイヤーが1色ずつ担当し、各々盤面の中になるべく多く置くことを目指すパズル的なゲーム。置く際のルールは「最初は角から置く」「自分の色のブロックの角と角が接触するように置く」「自分の色の辺と辺はくっつけちゃダメ」というもの(他プレイヤー色とはくっつけて良いが、いかなる場合も重なり合うのはダメ)。全部置くことができたらたいしたものです(フィニッシュの仕方によりボーナス得点あり)。

見た目がキラキラしてるので、それだけで何か多幸感がありますよね。陣地の広げ方にその人の性格が出るので、そのあたりを指摘し合うのも楽しみ。うまくスキマに割り込んで敵陣に侵食したときの快感も捨てがたし。何度もやりたくなるゲームです。
ボブジテン

ボブジテン
ゲームデザイン:TUKAPON
カードで指定されたお題を、絶対にカタカナ語を使わないで説明し、お題が何かを当ててもらうゲーム。例えば「タクシー」というのがお題だったら、「お客を乗せて走り、距離に応じてお金をもらう車」みたいに説明できればOK。間違っても「アプリで呼ぶ」とか「メーターが…」とか言っちゃダメ。また「トニーが来た」などの特殊カードを出すと、さらに「助詞を使わず単語だけを並べて説明する」などの縛りが加わることも。

パーティーゲームのド定番中のド定番と言えるタイトルですね。昔どこかのテレビ番組でやってた「英語禁止ホール」みたいなやつだと思ってもらえば分かりやすいかも。シリーズもたくさん発売されています。
街コロ

街コロ
グランディング株式会社
ゲームデザイン:日野太郎
街を発展させるゲーム。自分の街に様々な施設、店舗などを建設し、それによってお金を稼ぎ、建設中のランドマーク(駅、ショッピングモール、遊園地、電波塔の4つ)を完成させることを目指します。最初は麦畑やパン屋などで小銭を稼いでいたのが、やがて工場とか鉱山、テレビ局などを建設できるようになっていくのは何とも言えない感慨があるものです。この手の内容にしてはルールも極めてシンプルで、万人にオススメできます。

最初はしょぼく始めていき、ゲームが進むにつれてダイナミックに展開していく…このようなゲームをボードゲームの世界では「拡大再生産」と呼んでいます。たぶん世界で一番有名な拡大再生産は「カタン」だと思いますが、小学生低学年に遊ばせるなら、私は断然こっち推しですね。

以上、「飲み会の席にブチ込めて、なおかつ小学生低学年くらいの子供も楽しめるボドゲ」というテーマで適当に選び、適当に解説してみました。
さて、こん中でどれ持っていくかなぁ…。
え?全部?
いやいやいや、それは荷物が…えぇっそのバッグにそんな詰め込むの?
ひええええええ。

はたしてあの飲み会で、みんな泥酔する前にこの中のひとつでも遊ぶことができるのか!?
乞うご期待、以下次回!!
…次回が掲載されなかったときは、そういうことだと察してください。
ばたんきゅ~😵💫
後日談:結局のところ遊んだゲームはこれ!
さて、お待ちかねの「結局その家飲み会に投下されたゲームは何だったか」を発表したいと思います。じゃんっ!!

サッカーゲーム
株式会社エポック社(1978年発売)
時は昭和、古のサッカーゲーム。
それも初期型!!
その家の押し入れより、お子様が自力で発掘してきたものです。
こんな年代物のゲームがコンポーネントの欠損もなく、現在も遊べる状態で保存されているなんて…。

その昭和の圧倒的な存在感を前に、こちらが用意したボードゲームの数々はリュックの中で黙らざるを得なかったのでした…。
あぁ、日本酒美味しいな…。

C'est la vie
とりあえず家飲み会が楽しかったので結果オーライです。
(了)
