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2025年版 七十二候


昔の人々は、季節の移ろいを驚くほど細やかに感じ取っていました。
一年を72に分け、草花の芽吹き、虫の目覚め、風の香りや鳥の声を、「候(こう)」という形で名前をつけて残してきたのが「七十二候」です。


私はこの繊細な暦がずっと好きで、けれどふと、思ったのです。
いまの私たちが感じている季節のリズムにも、“現代の候”があるんじゃないか。


スマホの通知、アプリの知らせ、コンビニの商品、SNSの話題…。
四季の中には、昔と変わらない自然も、そして新しく加わった日常の風景もあります。


『令和版 七十二候』は、そんな現代の季節のことばを、エッセイ風に綴っていこうと思います。

5日に一回、今の季節を一緒に感じられたら嬉しいです。
「あ、これわかる」「うちもそうだな」と、クスッと笑えるような、
でもちょっと心がふわっとするような、そんなささやかな季節の記憶たちを収めます。

どうぞ、現代の風とともに、季節をめぐる旅を一緒に楽しみましょう。


よろつよ

 

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