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ごねる人が有利になってしまう話|クリニックでの待ち時間
今勤めている内科クリニックの医師は、患者さんとの揉め事が一番苦手であり避けたい事の一つで、待ち時間が長いとクレームを言う患者さんには他の患者さんには見えない形で順番を早めている。これも一つの対策だとは思う。
「俺、待つの嫌いだから!早くして!!」
高齢の男性患者さんが大きめの声で受付や看護師に訴える。内心では『他の皆さんも待つのは嫌なんですよ。あなただけが嫌なんじゃないです。待つのが嫌なら他のクリニックも考えてみては?』と言いたいところをグッと我慢し、実際には「お待たせして申し訳ありません。順番の確認をして参りますね」と伝え、医師に報告するとPC上で順番が早まる形になる。
どんな職業であれ、クレームを言う人は一定数存在し、そして揉め事を避けたい医師の心理も十分理解できる。でもそれを間近で見ている者としては納得いかない面がある。要するに「ごねた者勝ち」があっさり通ってしまい、真摯に順番待ちをしている人が知らぬ間に更に順番が遅くなってしまうから。
待ち時間が長くなりそうな日は、受付後一旦外出して戻ってくる患者さんが多い中、ご高齢の方は移動の大変さがあるのか、ずっと待合室で待たれる方が多くいらっしゃる印象。
80代といえば、戦後の厳しい世の中を生き抜いて来た人に違いないと思われる。それなのに、どうしてこうも我慢できないのか。密かな横暴ぶりをスタッフは見ていますよ〜。あっ、天から神様も見ているかも?!という話。
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