[推奨レビュー] はそやmさんの本格サイコホラーサスペンス『ドシャえもん』
TALESの推奨レビュー書きあっています。
はそやmさんの『ドシャえもん』のレビューを書きました。
noteでも共有させてください。
タイトルに見事に裏切られ…めちゃこわです。
と言ってもこの恐怖は社会の闇に潜む恐怖。ホラー苦手でも大丈夫かも!?
▽はそやmさんのnote(入れるのが抜けてました💦)
曖昧な認識の中で崩れていく現実の輪郭…本格サイコホラーサスペンス
幼いころ主人公が曾祖母から聞いた恐ろしい子供の遊び…ドシャえもん。
たぷん…水の音と共に狂気はやってくる…。
夫にうんざりした主人公がたどり着いたのは訳ありの住民を受け入れてくれるアパート。
不愛想な父親と娘。幸薄そうな女性。押しの強い大家…。
社会の吹き溜まりのようなこの場所で、何かが確実に壊れていっているのにどこがズレているのかわからない。
私たちは誰を信じたらいいのかわからない。
ずっとフィルターがかかってよく見えない変な色の夕暮れの中をさまよっているような、本物の狂気に触れてしまったかのようなゾッとする感触がいつまでも読後の心に残っちゃう。
語り部たちの現実認識のゆがみがジワジワとのしかかってくる恐怖の積み重ね…。
正しさとは、ただの幻影なのである。
どのようなお話なのか説明をするとネタバレになってしまうのでこのような紹介です。
とても詩的な文で紹介したくなるような妙に引きずり込まれる物語です。
みなさまぜひ飲み込まれてみてください。
画像はミレーの「オフィーリア」です。この物語を読んでいてずっと頭に浮かんでいました。
