[アニメ感想] 死神坊ちゃんと黒メイド:触れると死なせてしまう呪いから見えてくるもの
≪ネタバレはありません≫
※コメント欄でネタバレしています。
アニメ『死神坊ちゃんと黒メイド』の情報
ダークファンタジー・ラブコメ / 全36話(完結済) / 日本
放送時期:2021~2024年
触れたものを全て死なせてしまう呪いをうけて、家族とはなれて別邸で暮らす貴族の長男 坊ちゃん。
それはとても孤独な人生…と思いきや…彼には身の回りの世話をしてくれる、親代わりの執事 ロブと、セクシー爆乳メイドのアリスがいるのだった。
このメイドが毎度危ない距離感で顔を近づけてきたり、胸元や足を見せて来たりして坊ちゃんを困らせるのです。
最初のうちは、リアルな心情度外視のエロ系なのかな…と思ったのですが、すぐに全く違うことがわかります。
アリスがそうやって坊ちゃんをからかうのには深い理由があったのです。
フタをあけてみると、この物語には愛しかなかった…。
気が付いたら私は個性豊かな登場人物たちに心奪われてすっかり夢中になっていました。
坊ちゃんはその呪いゆえに家族からも友人からも気味悪がられ孤独のどん底に一度は落ちました。
想像してみてほしいのです。自分が触れたものが全て死んでしまう呪いを受けた人生を。
誰とも触れ合うことができず、花を摘んでも枯れてしまう。
ずっと彼の面倒を変わらずに見ていた執事のロブですが、子育て経験がなかったために、思春期になり荒れ放題の坊ちゃんをどうしてよいかわからなくなってしまいます。
だけれども、そこにアリスがやってきます。
アリスは坊ちゃんの呪いを怖がるどころか、淡々とした態度で、動揺することもなく、ブレない姿勢でセクハラまがいのチラ見せを繰り返すのです。
その度に坊ちゃんは慌てふためきながらツッコミを入れます。
この何だか三流エロ漫画みたいな生活で、坊ちゃんはどんどん人の心を取り戻していきます。
物語が始まるのは、そんなころあいからです。
前を向き始めた坊ちゃんにも友達ができはじめます。
天真爛漫な妹も頻繁に来るようになって、彼は一人じゃなくなっていきます。
彼の周りに集まって来る面々はそれぞれ問題を抱えながらも、とにかく魅力的で愛おしい。
物語の舞台は、魔法が存在するので架空世界ですが、雰囲気としては17世紀くらいのヨーロッパです。
魔女がいて魔界とかあるんですが、ギャル語を話す魔女がいたり、クールな魔女のボスが「なにそれ、いみふ」と言ったりして言葉遣いがあえて現代日本風になっていてそれがとても面白いです。
どうして坊ちゃんがこんな呪いをかけられたのか、徐々に徐々に明らかになっていくのですが、そこには複雑な事情が絡んでいて、全てが繋がっていく感じもとても面白いです。
悲惨な状況だけど決して深刻にならず、無条件にエロが供給されるのに愛があり、ふざけているのに根が深い…。
キャラクターと物語がとにかくよく練り込まれている素晴らしいお話です。
それにしても触れたいのに触れられないのは究極のじらしですね。
くっつきそうでくっつかないフェチの人にもたまらんお話しだと思います。
参考になった!という人はスキをお願いします!
『死神坊ちゃんと黒メイド』
<あくまでも私的な評価>
ストーリーの面白さ:★★★★★
ストーリーの意外性:★★★★☆
キャラクターの良さ:★★★★★
映像の美しさ :★★★★☆
動きのかっこよさ :★★★★☆
<チェックポイント>
・舞台:架空のちょっと昔のヨーロッパ的な
・キーワード:呪い/魔法
・グロ:なし
・色恋:あり
・お色気:あり
・イケメン:〇
・強い女子:◎
・美少年:〇
・美少女:〇
・原作:漫画
※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。
