英語が苦手な社会人のための「感謝の伝え方」。Thank youとThanksの境界線はどこ?
「英語で『ありがとう』と言いたいけれど、どっちを使えばいいんだろう?」 「間違えて失礼な印象を与えたらどうしよう……」
そんな風に迷ってしまい、結局なにも言えずに終わってしまったことはありませんか?
英会話スクールやアプリ、色々なものを試してきたけれど、いざとなると簡単な一言さえ出てこない。「やっぱり自分には英語の才能がないんだ」と自信を失ってしまう……。そのお気持ち、本当によく分かります。
でも、安心してください。 あなたが英語を話せないのは、才能がないからではありません。
実は、あなたが言葉に詰まってしまうのは、こちらの親記事「英語が話せない原因は覚えすぎ?初心者が挫折を卒業する「引き算」の勉強法(語彙力、知識の増やし方)」でも解説している通り、知識を増やしすぎて「どれを使えばいいの?」と脳が迷子になっていることが本当の原因かもしれません。
今日は、日本語と英語のちょっとした「距離感」の違いを整理して、明日から自信を持って感謝を伝えられるようになる魔法のルールをお話ししますね。
「ありがとう」には2つの温度がある
英語で「ありがとう」を伝えるとき、主に使うのは “Thank you” と “Thanks” の2つです。 この使い分けの基準は、とってもシンプル。日本語の「敬語」と同じように考えれば大丈夫です。
1. Thank you(サンキュー):丁寧な「ありがとうございます」
“Thank you” は、誰に対しても使える丁寧で安全な言葉です。 迷ったときは、こちらを選べば間違いありません。
どんな時に使う?
初対面の人や、あまり親しくない人
ビジネスの相手やお客様
目上の人や上司
日本語の「ありがとうございます」という丁寧な響きを持っています。 「本当にありがとうございます」と言いたいときは、“Thank you very much.” と付け加えるだけで、あなたの誠実な気持ちがもっと伝わりますよ。
2. Thanks(サンクス):親しい「ありがとう!」
一方の “Thanks” は、ぐっと距離が近いカジュアルな言葉です。
どんな時に使う?
家族や友人
仲の良い同僚や後輩
ちょっとしたお礼をフランクに言いたいとき
日本語の「ありがとう!」「どうも!」という軽やかで明るい響きです。 「どうもありがとう!」と伝えたいなら、“Thanks a lot.”という表現も使いやすくておすすめです。
ビジネスシーンではどうすればいい?
「仕事で使うなら、やっぱり使い分けが難しい……」と感じるかもしれませんね。 そんな時は、「相手との仲の良さ」をイメージしてみてください。
お客様や取引先へのメール → 迷わず “Thank you”。礼儀正しい印象を与えられます。
同じチームの同僚や、気心の知れた上司へのチャット → “Thanks” でOK。親しみがわき、スムーズなやり取りになります。
最初は判断に迷うかもしれませんが、「迷ったら Thank you」。これだけ覚えておけば、失敗することはありません。
※もし、「Thank youだと軽すぎるかも・・・」と心配になったら魔法のフレーズ「I really appreciate it.」1本で、英会話のパニックは卒業できるをご活用ください。ビジネスなどでも安心の表現です。
完璧を目指さなくて、大丈夫です
「英語が苦手」という壁を乗り越えるために一番大切なのは、正しい文法を完璧に覚えることではありません。 「あなたの感謝の気持ちが、相手に届くこと」。それだけです。
たとえ “Thanks” と言うべき場面で “Thank you” と言ったとしても、相手は「丁寧に接してくれているんだな」と好意的に受け取ってくれます。
「今日は一言、自分から言えた!」 その小さな喜びを、大切に積み重ねていきましょう。
あなたはもう、十分に頑張っています。 これからは、もっと肩の力を抜いて、笑顔で「ありがとう」を届けてみませんか?
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※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。
この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら
【迷ったらここから!】 「一つひとつのステップをバラバラに学ぶのが不安な方は、こちらのロードマップをご覧ください。全10記事で、英語が話せるようになるまでの最短ルートをまとめています。」
▶ 英語が話せない悩みを解決!社会人のための「思考整理&独学ロードマップ」
ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。
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