英語の未来形「will」と「be going to」の使い分けは?初心者が迷わず喋れる“語順”の魔法
「英語を話したいと思って勉強してきたけれど、結局、未来の話ひとつ満足にできない……」 「willとかbe going toとか、違いを覚えるだけで精一杯。口からなんて出てこない」
英会話スクールやアプリで何度も挫折を味わってきたあなたは、今、そんな風に感じていませんか?
TOEICで高得点を取っていても、いざ会話となると「あれ、どっちだっけ?」と迷って黙り込んでしまう。その一瞬の迷いが、さらなる苦手意識を生んでしまいますよね。
でも、大丈夫です。あなたが話せなかったのは、頭が悪いからではなく、「日本語を英語の語順で並べ替える」という一番シンプルな練習を知らなかっただけなのです。
今日は、日常会話で欠かせない「未来の話(be動詞の未来形)」を、パズルのように楽しくマスターする方法をお伝えします。
なぜ「未来の話」で迷ってしまうのか?
私たちが英語の未来形でつまずく原因は、日本語にはない「心の距離感」の違いがあるからです。
学校では「will = be going to = 〜するつもり」と教わったかもしれません。でも、実はこの2つ、ネイティブの頭の中でははっきりと使い分けられています。
will be :「たぶん、こうなるんじゃないかな?」という予測や推測(自分の頭の中での予想)
be going to be:「もう決まっている予定」や「確実な兆し」(すでに見えている未来)
この違いを、「お勉強」として暗記しようとするから苦しくなるのです。大切なのは、「英語の語順」という型に、このパーツをカチッとはめる感覚を掴むことです。
道具はたったこれだけ!「be動詞未来形」のルール
未来の話をするとき、主語が「私」でも「あなた」でも、形は固定なので安心してください。
1. 自分の予想を伝えるとき(will be)
「彼女は(きっと)先生になるだろうね」 → 彼女は / will be / 先生
2. すでに決まっていることを伝えるとき(be going to be)
「彼女は先生になるよ(もう採用が決まっている)」 → 彼女は / is going to be / 先生
どうですか? 「誰が」「どうなる」という順番はそのまま。真ん中のパーツを、自分の「気持ち(確信度)」に合わせて入れ替えるだけなんです。
【実践】日本語を「英語の語順」に並べ替えてみよう
それでは、実際に声に出して練習してみましょう。 ポイントは、「日本語を英語の語順に直し、be動詞の部分だけ英語にする」ことです。これだけで、脳が「英語の回路」に切り替わります。
次の3つの問題を、パズルを解くように考えてみてください。
第1問:彼は良い選手になるよ
(すでに実力があり、周囲もそう確信している場合)
→ 『彼』 『is going to be』 『良い選手』
第2問:彼女はお金持ちになるだろうね
(毎日頑張っている姿を見て、自分の予想を話す場合)
→ 『彼女』 『will be』 『お金持ち』
第3問:このサービスは人気になるよ
(SNSでバズっているのを見て、確実な兆しを感じる場合)
→ 『このサービス』 『is going to be』 『人気』
この「小さな成功」が、苦手意識を溶かしていく
最初は「えーっと、語順は……」とゆっくりで構いません。 「日本語を英語の順番に並べる」「be動詞だけ入れ替える」というこの練習を繰り返すと、不思議なことに、ある時ふと「考えなくても口が動く」瞬間がやってきます。
「will be」と「be going to be」が使い分けられるようになると、あなたの話す英語に「表情」が生まれます。
「英語が苦手」というコンプレックスは、こうした「小さな、確実な正解」を積み重ねることでしか解消されません。あなたは今、その大きな一歩を踏み出しました。
さらに「英語の語順」をマスターしたい方へ
今回は未来の話を例に練習しましたが、この「日本語を英語の語順で並び替える」という手法は、あらゆる英文に応用が可能です。
私がおすすめしている「魔法の練習法」の全体像をこちらの記事で解説しています。この方法を知れば、もう頭の中でパズルが崩れることはなくなりますよ。
※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。
この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら
ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。
いいなと思ったら応援しよう!
チップは不要ですので、もしこの記事の内容に共感いただけたら、周りの方に共有していただけますと幸いです。