大人の英語やり直しは、『I think』の多用を避けることから。もう一つの武器を持てば解決
「ずっと同じ言葉を繰り返していて、なんだか自分が幼稚に思えてくる」
自分の英語がいつもワンパターンで、表現の幅が広がらない。 そんな自分にもどかしさを感じて、「やっぱり私には語彙力がないんだ」「もっと単語を暗記しなきゃダメなんだ」と、自信をなくしていませんか?
過去にTOEICの勉強などで「正しい英語」を学ぼうとしてきた人ほど、使い慣れた「中学英語の決まり文句」に頼ってしまい、そこから抜け出せなくなってしまいます。
でも、安心してください。 あなたがワンパターンになってしまうのは、語彙力がないからではありません。 「もう一つの選択肢」を持っていなかっただけなんです。
そもそも、英語が話せない原因は「勉強不足」ではないことをご存知でしょうか。考え方を少し変えるだけで、今のあなたのままでも、もっと自由に自分を表現できるようになります。
今日は、難しい単語を覚えなくても、あなたの英語が一瞬で知的で大人っぽくなる「魔法のフレーズ」をお伝えします。
「I think」は便利すぎるがゆえの罠
「I think(〜だと思います)」 これは中学1年生で習う、最強に便利な言葉です。これさえあれば、自分の考えをなんとか伝えることができます。
でも、便利すぎるがゆえに、私たちはこれに頼りすぎてしまいます。
I think it’s important.
I think we should try.
I think this idea is great.
こうやって、すべての文頭に「I think」がついていると、どうしても「ボキャブラリーが少ない人」「なんだか単調な人」という印象を与えてしまいます。
日本語でも、ずっと「〜だと思う、〜だと思う、〜だと思う」と繰り返していたら、ちょっと幼く聞こえてしまいますよね。
救世主は「In my opinion」
では、どうすればいいのでしょうか? 難しいイディオムをたくさん覚える必要はありません。
たった一つ、このフレーズを覚えてください。
「In my opinion」 (イン・マイ・オピニオン)
意味は「私の意見では」です。 「I think」とほぼ同じ意味で使えますが、響きが少し知的で、しっかりとした印象を与えます。
「混ぜる」だけで、英語は生まれ変わる
ここでのポイントは、「I think を使ってはいけない」ということではありません。 「交互に混ぜる(サンドイッチにする)」だけでいいんです。
I think we need more time. (時間はもっと必要だと思います。)
In my opinion, this is a better option. (私の意見では、こっちの方がいい選択肢ですね。)
Also, I think... (それに、私は思うんですが…)
どうですか? 意味はほとんど同じなのに、「I think」と「In my opinion」を交互に使うだけで、英語のリズムが良くなり、「いろんな表現を知っている、英語ができる人」に見えませんか?
会議やプレゼンでも効果絶大
特に、仕事の会議やディスカッションの場では、このテクニックが効果を発揮します。
「I think」ばかりだと自信がなさそうに見えることもありますが、時々「In my opinion(私の意見としては)」を混ぜることで、「私はしっかりと自分の考えを持っていますよ」という姿勢が伝わります。
手持ちのカードを「2枚」にするだけ
英語が話せないと悩む人は、「カード(単語)を100枚、1000枚と増やさなきゃ!」と焦ってしまいます。 その結果、覚えきれずに挫折してしまうのです。
でも、会話を自然に見せるために必要なのは、1000枚のカードではありません。 まずは「I think」というカードの隣に、「In my opinion」というカードをもう1枚置くだけでいいんです。
たった2枚のカードを交互に出すだけで、あなたの会話は見違えるほど豊かになります。
今日からは、「あ、またI thinkって言いそうになった!」と思ったら、次は「In my opinion」を使ってみてください。 その小さな工夫が、あなたの英語を「大人の英語」へと変えてくれますよ。
「もっと簡単に、表現の幅を広げるコツを知りたい」あなたへ
「もっと肩の力を抜いて英語を楽しみたい」「自分を責めるのをやめたい」と感じているなら、こちらの記事もぜひ読んでみてください。英会話のハードルをグッと下げてくれるヒントが詰まっています。
※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。
この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら
ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。
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