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英会話の沈黙を防ぐ「何を?」優先の法則。「誰に」を後回しにするだけで、あなたの英語が劇的にクリアに変わる理由

「頭の中で英文を作って話したはずなのに、相手がポカンとしている…」 「知っている単語を並べただけなのに、なぜか『変な英語』になってしまう…」

そんな経験をして、「やっぱり私の英語力じゃダメなんだ」と落ち込んでいませんか?

TOEICの勉強をして、単語も覚えた。 それなのに、いざ会話になると、文がぐちゃぐちゃになってしまう。

そのもどかしさ、痛いほどよくわかります。 真面目に勉強してきた人ほど、この「謎のすれ違い」に苦しんでしまうんですよね。

でも、安心してください。 あなたが伝わらないのは、単語力がないからではありません。 「言葉を並べる順番(優先順位)」が、日本語と英語でちょっとだけズレていただけなのです。

今日は、日本人が一番ハマりやすい「語順の落とし穴」と、それを回避する「たった一つのルール」についてお話しします。

これを読めば、「えっ、そこを入れ替えるだけでよかったの?」と、あなたの英語が一気に「伝わる英語」に変わるはずです。



「子供に」を先に言いたくなる罠

突然ですが、クイズです。 あなたは、次の日本語を英語で言いたいとします。

「私は、子供にサッカーを教えています」

頭の中で、どんな順番で単語を並べますか?

英語が苦手な人の多くは、日本語の語順につられて、無意識にこう並べてしまいます。

× よくある間違い: 「私は」「教えています」「子供に」……(あ、あとサッカーを)

この順番で英語にすると、 「I teach to children... soccer...」 のような、不自然なブロークンイングリッシュになってしまいがちです。

なぜなら、英語には「絶対に守らなければならない並び順」があるからです。


英語は「何を」を一番知りたい

日本語は、「私は子供に…」と言っても、「私はサッカーを…」と言っても、どちらでも通じますよね。 日本語は、語順がバラバラでも意味が通じる、とても柔軟な言語だからです。

でも、英語は違います。 英語は、「誰が・どうする・何を」の3点セットを、ガチガチに固定したい言語なのです。

「教える(Teach)」と言われたら、ネイティブの耳は即座にこう待ち構えます。 「で、何を(教えるの)!?」

ここで「子供に」という情報を先に渡してしまうと、 「えっ、何を教えるのか知りたいのに!」 と、相手の脳が混乱してしまうのです。


正解は「重要なもの」から並べること

では、どう並べれば「伝わる英語」になるのでしょうか?

正解はこうです。

○ 正しい順番: 「私は」「教えています」「サッカーを」 (おまけ:子供に)

英語にするなら:

I teach soccer (to children).

これなら、

  1. 誰が? → 私が(I)

  2. どうする? → 教える(teach)

  3. 何を? → サッカーを(soccer)

という「英語のゴールデンルール」通りなので、相手にスッと意味が入っていきます。 「子供に(to children)」は、一番大事な3点セットを言い終わったあとの「おまけ情報」として、最後に付け足せばいいのです。


「誰に」よりも「何を」が先!

この違い、些細なことに思えるかもしれません。 でも、ここが「ブロークンな英語」と「自然な英語」の分かれ道です。

私たちは普段、日本語で「誰に」を先に言うクセがあります。 「彼にメールを送る」 「友達にプレゼントを買う」

だから英語でも、 「I send him...」 「I buy my friend...」 と、「誰に」を先に言いたくなってしまいます。

もちろん、それでも通じる文型はありますが、初心者のうちはシンプルにこう考えましょう。

「動詞(動作)のあとは、まず『何を(目的物)』を言う!」

  • メールを送る → I send an email (to him).

  • プレゼントを買う → I buy a present (for my friend).

この「何を?」を先に言う意識を持つだけで、英語の骨格がビシッと整います。


パズルを並べ替えるだけで、英語は通じる

英語を話すのに、難しい構文を覚える必要はありません。 頭の中にある日本語のパズルを、 「誰が・どうする・何を」 の順番に並べ替えてから、口に出す。

たったそれだけの「ひと手間」で、あなたの英語は見違えるほどクリアになります。

もし、この「並べ替え」を頭の中で一瞬で行えるようになりたいなら、こちらの記事「英語の語順がわからない社会人へ!日本語で語順を掴む「魔法の練習法」」をぜひ読んでみてください。

私たちが使い慣れている「日本語」を少し工夫するだけで、英語の語順が自然と体に染み込む、驚くほど簡単な練習法をご紹介しています。


語順の迷いをゼロにするために

今回ご紹介した「何を」を先に言うルール。これをさらに一歩進めて、どんなに長い文章でも迷わず作れるようになる「魔法の練習法」があります。

「文法書を読んでも語順がピンとこなかった…」という社会人の方にこそ試してほしい、日本語を使ったユニークなトレーニング法です。

▼あわせて読みたい:英語の語順をマスターする!


※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。


この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら

【迷ったらここから!】 「一つひとつのステップをバラバラに学ぶのが不安な方は、こちらのロードマップをご覧ください。全10記事で、英語が話せるようになるまでの最短ルートをまとめています。」
英語が話せない悩みを解決!社会人のための「思考整理&独学ロードマップ」


ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
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これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。

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