want toとwould like toの使い分けは?初心者が迷わず話せる「心の距離」のルール
「『〜したいです』って言いたいけど、want toだと子供っぽいかな?」 「would like toは丁寧って習ったけど、友達に使ったら変なのかな?」
言いたいことは決まっているのに、どっちの表現を使えばいいか迷ってしまい、結局タイミングを逃して黙り込んでしまう。 そんな経験をして、「やっぱり英語のニュアンスって難しい」「私には使いこなせない」と、自信をなくしていませんか?
過去に学校や英会話スクールで「丁寧語かどうか」という基準で教わってきた人ほど、いざ会話となると「今の場面はどっち!?」とパニックになって挫折してしまうことが多いのです。
でも、安心してください。 あなたが使い分けられないのは、英語のセンスがないからではありません。
実は、あなたが言葉に詰まってしまう本当の理由は、こちらの記事「英語が話せない原因は覚えすぎ?初心者が挫折を卒業する「引き算」の勉強法(語彙力、知識の増やし方)」でも解説している通り、知識を「増やしすぎたこと」で判断基準が複雑になりすぎているからかもしれません。
今日は、難しい文法用語を一切使わずに、誰でも直感的に使い分けられるようになる「距離感のルール」についてお話しします。
学校では教えてくれない「心の距離」
私たちは学校でこう習いました。 「『want to』はカジュアルで、『would like to』は丁寧です」
もちろん正解なのですが、これだけだと「じゃあ、仲の良い上司には?」「初対面の同い年の人には?」と迷ってしまいますよね。
そこで、これからはこうイメージしてみてください。
want to = 心の距離が「0メートル」
would like to = 心の距離が「1メートル以上」
英語は、単なる丁寧さだけでなく、この「相手との距離感」をとても大切にする言語なんです。
「want to」はパジャマ姿を見せられる相手に
まずは 「want to」 です。 これは、自分の欲求をストレートにぶつける言葉です。
だから、使う相手は「心の距離がゼロ」の人たち。 つまり、パジャマ姿やすっぴんを見せても平気なくらい、気を許している相手専用です。
家族
恋人
親友
自分の子供
こういう相手には、遠慮なく「I want to go!(行きたい!)」と言ってOK。 逆に、この相手に「would like to」を使うと、「え、なんで急に他人行儀なの? 怒ってる?」と心配されてしまうかもしれません。
「would like to」はスーツを着ている相手に
次に 「would like to」 です。 これは、「相手に配慮して、一歩下がっている」言葉です。
イメージとしては、「スーツや制服を着て接する相手」や「まだ礼儀が必要な相手」です。
お店の店員さん(注文するときなど)
仕事の取引先
上司や先輩
初対面の人
こういう「社会的・心理的な距離」がある相手には、迷わず「would like to」を使いましょう。 お店で「I want to...」と言うと、ちょっと子供っぽく聞こえたり、図々しく聞こえたりすることがあるので注意が必要です。
相手が「want to」を使ってきたら?
英語の面白いところは、この距離感が会話の中で変わっていくことです。
最初は「would like to」で話していた相手が、何度も会ううちに 「I want to ask you...」 と言ってくることがあります。
これは、「もう他人行儀はやめようよ」「もっとフランクに話そうぜ」という「距離が縮まったサイン」です。
そんなときは、あなたも勇気を出して「want to」に切り替えてみてください。 その瞬間、二人の関係は「知人」から「友人」へとステップアップします。
迷ったら「安全なほう」を選べばOK
「理屈はわかったけど、やっぱりとっさの判断が怖い…」
そんな英語初心者の方は、まずは「お店や仕事では would like to」とだけ覚えておけば大丈夫です。 丁寧すぎて困ることはありません。
英語が話せないと悩むのはもう終わりにしましょう。 あなたはもう、「距離感」という物差しを手に入れました。
「この人はパジャマで会えるかな? それともスーツかな?」 そう考えるだけで、どっちを使うべきか、自然と答えが出るようになりますよ。
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※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。
この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら
【迷ったらここから!】 「一つひとつのステップをバラバラに学ぶのが不安な方は、こちらのロードマップをご覧ください。全10記事で、英語が話せるようになるまでの最短ルートをまとめています。」
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ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。
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