見出し画像

「it」の使い方は2つだけ!英語の迷いを消す初心者向け“引き算”勉強法

「学校で『it』は天気のときに使うって習ったけど、他にも意味があるの?」 「仮主語とか、強調構文とか…文法用語を聞くだけで頭が痛くなる」

たった2文字の簡単な単語なのに、いざ使おうとすると「ここで使っていいのかな?」と迷ってしまう。 そんな経験をして、「やっぱり英語って、簡単な単語ほど奥が深くて難しい…」と溜息をついていませんか?

過去に真面目に勉強してきた人ほど、教科書に書いてあるたくさんの用法を「全部覚えなきゃ」と思い込んで、動けなくなってしまいます。

でも、安心してください。 あなたが使いこなせないのは、頭が悪いからではありません。 「覚えることが多すぎるから」です。

実は、こちらの親記事「英語が話せない原因は覚えすぎ?初心者が挫折を卒業する「引き算」の勉強法(語彙力、知識の増やし方)」でも詳しく解説していますが、真面目な人ほど知識を詰め込みすぎて、脳が「出力」の仕方を忘れてしまっているのです。

今日は、英語アレルギーのあなたにこそ知ってほしい、「it」を使いこなすための“引き算”の魔法についてお話しします。


初心者は、他の用法を全部捨てていい

文法書を開くと、「it」には5つも6つも使い方が書いてあります。 でも、日常会話のスタートラインに立つためには、それらを全部覚える必要はありません。

覚えるのは、たった「2つ」だけでいいんです。

この2つさえ押さえておけば、日常会話の8割はカバーできます。 あとの難しい使い方は、もっと英語が上手になってから、余裕がある時に覚えれば十分です。

では、その「魔法の2つ」を見ていきましょう。


1. 指差して言う「それ」

まず1つ目は、日本語の「それ」と全く同じ使い方です。 目の前にあるモノや、話題に出たコトを指差すイメージですね。

  • 「私もそれ欲しい!」I want it too!

  • 「私もそれ(その話・その物)好き!」I like it too!

これは簡単ですよね。 「これ(This)」「あれ(That)」「それ(It)」。 深く考えず、日本語感覚で「それ!」と言いたいときに使ってください。


2. 「自分たちの周りの状況」

そして2つ目。ここが初心者がつまずきやすいポイントですが、こう考えれば一発で解決します。

「it = 自分たちを取り巻く、周りの状況(空気感)」

例えば、「天気」や「時間」。 これって、特定の「モノ」ではありませんよね。私たちの周りに漂っている「状況」です。

  • 雨が降っている(周りが雨の状況だ)It is raining.

  • 今は夕方5時だ(周りが5時の状況だ)It is 5 p.m.

「主語は何だろう?」と迷ったら、「今のこの状況(it)はね…」と切り出すイメージで "It is..." と言ってみてください。 これだけで、天気も時間も距離も、全部言えるようになります。


「完璧」を目指さなくていい

英語が話せないと悩む人の多くは、「例外」や「応用」まで最初から完璧にしようとしてしまいます。

でも、最初からプロの道具を全部揃える必要はありません。 まずは「それ」と「周りの状況」。 この2つの武器だけで、どんどん会話に飛び込んでみてください。

「あ、なんだ。これで十分通じるじゃん!」

その手応えを感じることができれば、難しく見えていた「it」が、あなたの頼もしい相棒に変わりますよ。


あわせて読みたい:挫折を卒業するための「引き算」戦略はこちら

英語が話せない原因は覚えすぎ?初心者が挫折を卒業する「引き算」の勉強法(語彙力、知識の増やし方) 「一生懸命勉強しているのに、なぜか言葉が詰まってしまう……」そんな悩みを持つ方へ。あえて表現を絞り、身軽に楽しく話すための「引き算」の思考法を詳しく紹介しています。


※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。


この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら

【迷ったらここから!】 「一つひとつのステップをバラバラに学ぶのが不安な方は、こちらのロードマップをご覧ください。全10記事で、英語が話せるようになるまでの最短ルートをまとめています。」
英語が話せない悩みを解決!社会人のための「思考整理&独学ロードマップ」


ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。

いいなと思ったら応援しよう!

ちよまる式|上田千代丸 チップは不要ですので、もしこの記事の内容に共感いただけたら、周りの方に共有していただけますと幸いです。