arriveやreachで迷うのは終わり!英語の「移動」はget to一本で通じる理由
「会社に着くって、arrive? reach?」 「戻るって、return? go back?」
英語で「移動」の話をしようとした瞬間、似たような単語がたくさん浮かんで、どれを使えばいいかわからなくなる。 そして結局、間違えるのが怖くて何も言えなくなってしまう…。
そんな経験をして、「やっぱり私には英語のセンスがない」と落ち込んでいませんか?
TOEICの勉強を頑張ってきた人ほど、単語の微妙なニュアンスの違いにこだわってしまい、口が動かなくなってしまいます。
でも、安心してください。 あなたが話せないのは、単語を知らないからではありません。 「最初から全部使い分けようとしている」から、脳がパンクしているだけなのです。
詳しい理由は、こちらの記事「英語が話せない原因は覚えすぎ?初心者が挫折を卒業する「引き算」の勉強法(語彙力、知識の増やし方)」でもお伝えしていますが、実は「知っている知識を捨てる勇気」を持つことこそが、英会話上達の最短ルートになります。
今日は、移動に関する表現をたった一つに絞る「魔法の言葉」をお教えします。 これさえあれば、もう迷うことはありません。
「移動の単語」は多すぎる!
英語の教科書を開くと、「移動」に関する単語が山のように出てきます。
go (行く)
come (来る)
arrive at (着く)
reach (到着する)
return (戻る)
「えっと、今いる場所から離れる時はgoで、相手の場所に行く時はcomeで…」 なんて考えていたら、会話なんてできませんよね。
これが、多くの人が「英語が話せない原因」になっている「真面目さの罠」です。
初心者のうちは、これらを全部使い分ける必要なんてありません。 たった一つ、「get to」だけ覚えておけば十分なんです。
魔法の言葉「get to」の威力
「get to」は、本当に便利な言葉です。 これ一つで、「どこかにたどり着く」「行く」「移動する」というニュアンスを全部カバーできてしまいます。
ネイティブスピーカーも、日常会話では難しい単語よりも、この「get to」を頻繁に使っています。
使い方はとてもシンプルです。
【1. 会社に着いた時】
× 難しい:I arrived at the office.
○ get to:I got to the office.
【2. 東京に行きたい時】
× 難しい:I want to go to Tokyo.
○ get to:I want to get to Tokyo.
【3. 駅に着いたか聞く時】
× 難しい:Did you reach the station?
○ get to:Did you get to the station?
どうでしょうか? 「go」なのか「come」なのか「arrive」なのか迷ったら、とりあえず「get to」と言っておけば、間違いなく通じます。
使い分けは、慣れてからでいい
「でも、returnとかも覚えないとダメなんじゃない?」 そう不安になるかもしれません。
もちろん、将来的には覚えたほうが表現の幅は広がります。 でも、それは英語に慣れて、自然と口から言葉が出るようになってからで遅くありません。
return(戻る・返す)
come back(話し手のいる場所に戻る)
こうした細かい違いは、後回しにしましょう。
英語学習で一番大切なのは、 「正しい単語を選ぶこと」ではなく、 「今持っている武器(言葉)で、言いたいことを伝えきること」です。
まずは「一本槍」で戦おう
あれこれ手を出して使いこなせないよりも、 「移動の話なら get to に任せろ!」 と、自信を持って使える武器が一つあるほうが、会話はずっとスムーズになります。
「get to」は、あなたの英会話を支える最強の「一本槍」になってくれます。
今日から、どこかへ移動するときは心の中でつぶやいてみてください。
「駅に get to した」 「家に get to したい」
その繰り返しが、あなたの「英語苦手コンプレックス」を解消する第一歩になりますよ。
あわせて読みたい:知識を「引き算」して話せるようになる具体策
「単語帳を暗記しても話せない」と悩む初心者の方へ。あえて表現を絞り、確実に使いこなすための「引き算」の思考法を詳しく紹介しています。
※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。
この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
▶ 上田千代丸のプロフィールはこちら
【迷ったらここから!】 「一つひとつのステップをバラバラに学ぶのが不安な方は、こちらのロードマップをご覧ください。全10記事で、英語が話せるようになるまでの最短ルートをまとめています。」
▶ 英語が話せない悩みを解決!社会人のための「思考整理&独学ロードマップ」
ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。
いいなと思ったら応援しよう!
チップは不要ですので、もしこの記事の内容に共感いただけたら、周りの方に共有していただけますと幸いです。