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英語が苦手な人ほど知ってほしい。地震や停電で、外国人を本当に安心させる“一言”の気遣い

「外国の人に『大丈夫だよ』と伝えたくて『No problem.』と言ったのに、相手の顔が晴れない…」 「もっと気の利いたことを言ってあげたいのに、短いフレーズしか出てこない」  

とっさの場面で英語が出てこなくて、相手を不安にさせてしまった。 そんな経験をして、「やっぱり私の英語力じゃ、人の役になんて立てないんだ」と落ち込んでいませんか?   過去に一生懸命勉強してきた優しい人ほど、「自分の言葉足らずのせいで…」と自分を責めてしまいがちです。  

でも、どうか安心してください。 相手が安心できなかったのは、あなたの英語が間違っていたからではありません。 また、あなたが「勉強不足」だからでもないのです。   こちらの記事「英語が話せない原因は「勉強不足」ではない?心をラクにする22の考え方」でも触れていますが、言葉に詰まってしまう背景には、スキルとは別の「心のブレーキ」が隠れていることがよくあります。  

今日は、あなたの優しさをちゃんと相手に届けるための、「理由を添える」というコミュニケーションのコツについてお話しします。


「大丈夫」の一点張りでは、不安は消えない

日本人がよく使う「No problem.(問題ないよ/大丈夫だよ)」。 とても便利な言葉ですが、緊急時や相手が不安を感じている時には、これだけだと逆効果になってしまうことがあります。

想像してみてください。 もし日本で地震が起きて、隣にいた外国人観光客がパニックになっていたとします。

あなたが優しく「No problem.(大丈夫だよ)」と声をかけたとしましょう。 でも、相手からすると、揺れているのに何がどう「No problem」なのか分かりません。 「本当に? この人は適当なことを言ってるんじゃないか?」と、かえって不安になってしまうかもしれません。


逆の立場で考えてみると…

これは、私たちが海外に行ったときも同じですよね。

もし海外でトラブルに遭って困っているときに、現地のスタッフに 「It’s okay.(大丈夫だから)」 とだけ言われて放置されたらどうでしょう?

「えっ、何がOKなの? 本当に解決するの? 理由は?」 と、疑心暗鬼になってしまいませんか?

言葉が不自由な環境では、「根拠のない大丈夫」ほど不安なものはないのです。


「なぜ大丈夫なのか」を数字で伝える

では、どうすれば相手を安心させてあげられるのでしょうか? 難しい単語は必要ありません。「理由(根拠)」をセットにするだけです。

先ほどの地震の例なら、こう伝えてみましょう。

「No problem. This earthquake was level 5.」 (大丈夫。今の地震は震度5でした。)

「This building is safe up to level 7.」 (この建物は震度7まで耐えられます。)

どうですか? 「レベル5」「レベル7」という具体的な数字(理由)があるだけで、説得力が段違いですよね。 これなら相手も、「ああ、ここは安全なんだ」と心から落ち着くことができます。


英語力とは「単語の数」ではなく「思いやり」

英語が苦手な人は、どうしても「気の利いたフレーズ」を探してしまいがちです。 でも、本当のコミュニケーションに必要なのは、難しい熟語ではありません。

「相手は何を不安に思っているんだろう?」 「どう言えば安心するかな?」

そうやって相手の心に寄り添い、「なぜならね…」と理由を付け加えてあげること。 それこそが、英語というツールの本来の役割です。

「No problem」で会話を終わらせずに、その後ろに「Because(だってね)…」と続ける勇気を持ってみてください。 つたない英語でも、その「理由を説明しようとする姿勢」そのものが、相手にとっては最大の安心材料になるはずです。


関連記事:英語が話せない原因は「勉強不足」ではない?心をラクにする22の考え方

「もっと単語を覚えなきゃ」と焦る前に、読んでほしい記事です。英語がスムーズに出てこない本当の理由を知ることで、あなたのコミュニケーションはもっと自由で優しいものに変わります。


※この投稿は、英語に苦手意識のある初心者の方を想定して書いています。
正確さよりも「伝わること」「話してみる勇気」を大切にしたちよまる式の考え方を紹介しています。


この記事を書いた人:上田千代丸(ちよまる式 English Quest代表)
上田千代丸のプロフィールはこちら


ちよまる式は、AI時代における新しい英語学習の形を提案しています。
簡単なコミュニケーションは自分の力で、難しい内容はAIと協力して。
これからの英語学習は、「自力で全てをどうにかしようとする」のでも、「すべてAIに任せきりにする」のでもなく、その中間にある“ちょうど良いバランス”が大切です。
自分で考える力と、AIを使いこなす力——どちらも育てていくことが、これからの時代に求められる英語力だと考えています。

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