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抹茶って、もっと自由でいい


「抹茶には和菓子を合わせるもの」
そう思い込んでいた時期が、私にありました。



でもある日、ふといただいたのは、
丸久小山園の抹茶フィナンシェ。
焼き菓子に抹茶? と最初はちょっとだけ戸惑いながら、
いつものお皿ではなく、懐紙にそっとのせてみました。



そのまま一口。
こっくりとしたバターの香り、しっとりとした口あたり、
そこに広がる抹茶のほろ苦さ。
そして後味は、すっときれいに切れていく――
これはもう、立派な「大人のおやつ」だと思いました。



懐紙にそっとのせた、抹茶フィナンシェ。
お点前じゃなくても、ふっとお茶気分に浸れるひととき。



おともには、あえてカフェオレを。
(これが意外にもよく合うのです)




きっちりとしたお点前の時間も好きですが、
こういうふうに「ちょっと丁寧なだけの日常の一服」も、
お茶のある暮らしのひとつだな、としみじみ思います。




抹茶の楽しみ方、実はもっと自由でいい。




こんなふうに、お茶の楽しみ方は、少しずつ広がっていくのかもしれません。



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光森ちづこ | 表千家教授・仏語翻訳家 最後まで読んでいただきありがとうございます。 よかったらまた遊びに来てくださいね。 スキやフォローしていただけたらとても嬉しいです。 頂いたサポートで良い記事を書いていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。