横浜のクラシックホテルに泊まって大人の時間を愉しむ至福
1927年(昭和2年)開業、その美しい姿を海に向けて建つ
ホテル ニュー グランド。
日本を代表するクラシックホテルの一つ。
何度か来たことはあるけれど、泊まるのは初めて。
昨日の旅の続きです。
福岡から来てくれた友人・ふうちゃんとの一夜。
山下公園のある海側から見た姿。左側が本館。
右側のタワーの新館に泊まった。

アメリカのダグラス・マッカーサー元帥は1937年の新婚旅行の帰路、ここに宿泊。
1945年、連合国軍最高司令官として来日し終戦の声明文朗読後に、ここへ直行。
7年間、占領軍将校宿舎として接収されていた。
マッカーサーがとまった315号室は、「マッカーサーズスイート」として、今も当時のライティングデスクなどが使われている。
作家・大佛次郎が愛し、10年間創作の場としていたことでも知られる。
もっとも有名なのは正面玄関から続く大階段。


ここを登っていくと、ロングドレスを着たお姫様のような気分になる。
1階のコーヒーハウスで生まれたのが、ナポリタン、ドリア、プリン・ア・ラ・モード。

今回いただかなかったのは、残念だったけれど。
コーヒーハウスはまた来られる。
食は、中華街だったので。
館内を歩くとどこでも、しっとりと落ち着く空間が広がる。
2階のロビーは静かで、気品とともに包容力がある。

私たちはソファに腰を下ろしたら、動かなくなってしまった。
すとん、と落ち着いて。
その場でずっと語り合った。
部屋は新しいが、落ち着く。
何よりも窓からのの景色がすばらしい。



飛鳥Ⅱが停泊していたから、より美しくライトアップが見られた。
「ずっといたいね」
「1週間くらい滞在したい」
そういいあった。
朝食は、眺望の素晴らしいル・ノルマンディで洋食か、熊魚菴たん熊北店の和定食か。
本来は洋食だろうけれど。
私たちは「自分たちでは作れないものを食べたいね」と、たん熊へ。
これが正解で、繊細なお料理がおいしくて。
・・・きっとどちらへ行っても正解だったと思うのだけど。

さまざまな種類・たっぷりの量を、残さずにいただいて。
朝、大階段では花嫁さんが記念撮影をしていた。
夢のひととき。
歴史あるホテルの伝統の力。
重厚な空気感と漂う気品。
そして、身についたサービスの温かさにも、触れた。
慇懃無礼ではない、行き届いた気づかいとさりげない笑顔。
贅沢な一夜を過ごした。

昨日の中華街の続きです。
一泊二日が長く感じられた、久しぶりの「旅」。
贅沢と書きましたが、今はリーズナブルなパックがあってありがたかったです。
私とふうちゃんはすっかりファンになり、「またどこかのクラシックホテルに泊まりたいね」と次の相談をしたのでした。

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