同僚の退職がつらい理由|環境変化とストレス反応の話
①導入|「あの人が辞めるって聞いて、なんか不安」
「え、あの人辞めるん?」
その一言を聞いた瞬間、胸がざわっとした。
頭ではわかっとるんです。
転職は普通のこと。
人生の選択。
応援したい気持ちもある。
でも同時に、
・これから大丈夫かな
・相談できる人おらんくなる
・職場の空気変わるよな
そんな不安が押し寄せる。
「こんなん思う私って弱い?」
「依存しとったんかな?」
私は臨床検査技師として長く働いてきましたが、
この感情はめずらしくありません。
そしてまず伝えたいのは、
これは弱さではない。
環境が変わるとき、
人の脳と体はちゃんと反応します。
今日はその仕組みを、医療視点で整理していきます。
📌あわせて読んでほしい記事
毎日ちゃんとやっとるはずなのに、
なんか満たされん。
なんか落ち着かん。
そんな気持ちになるとき、ない?
この記事は、
「大きな不調じゃないけど、ちょっとしんどい」
そんな心の揺れにそっと寄り添ってくれる文章です。
読んだあと、
「わたし、ちょっと無理しとったかも」
って気づけるかもしれんよ🍀
②愛着心理|大人にも“安心基地”はある
愛着というと、子どもの話のように聞こえるかもしれません。
でも大人にもあります。
職場にいる「あの人」。
・話を聞いてくれる
・否定しない
・困ったとき助けてくれる
その存在は、
無意識に“安心基地”になっています。
安心基地とは、
自分が揺らいだときに戻れる場所。
これは依存ではありません。
人間は社会的な生き物。
信頼できる他者がいることで、
自律神経は安定します。
だからその人がいなくなると、
不安になるのは自然な反応です。

③自律神経と環境変化|変化はそれだけでストレス
環境が変わると、自律神経は揺れます。
自律神経は、
・予測可能
・安定
・安全
を好みます。
同僚の退職は、
・役割の変化
・業務の再分配
・人間関係の再構築
を意味します。
脳は「不確実」をストレスと認識します。
だから不安になる。
あなたが繊細すぎるわけではありません。
脳の仕様です。
📌あわせて読んでほしい記事
「なんとなく気持ちが落ち着かん」
「うまく言えんけど、ちょっとしんどい」
そんなときに読んでほしい記事です。
日々の暮らしの中で感じる小さな違和感や、
気づかんうちに溜まっとる疲れについて、
やさしい目線で書かれとるよ。
読んだあと、
「ちょっと深呼吸してみよ」
って思えるような文章です🍀
④コルチゾール|体にも出る反応
環境変化は、
ストレスホルモンであるコルチゾールを上げます。
コルチゾールが上がると、
・眠りが浅くなる
・胃が痛くなる
・肩がこる
・イライラする
「最近なんか体しんどい」
それ、気のせいじゃないかもしれません。
でもこれは“病気”とは限りません。
一時的な適応反応。
人は変化に順応する力を持っています。
⑤なぜその人が特別だったのか
退職する人は、なぜそこまで大きな存在だったのか。
多くの場合、それは
■安全感
「この人の前では無理せんでええ」
という感覚。
■共感
話を聞いてくれる。
否定しない。
■評価から守ってくれる存在
職場では常に評価がつきまといます。
その中で、
評価と切り離してくれる人は貴重です。
つまり、
あなたはその人に守られていた。
それは依存ではありません。
信頼関係です。
⑥不安の整え方
①役割を再構築する
その人が担っていた役割を整理する。
・相談役
・業務フォロー
・空気緩和
紙に書き出すと、
「何が不安か」が明確になります。
②他のつながりを作る
安心基地は一人でなくていい。
複数あれば安定します。
少しずつでもいい。
③自分の安心資源を増やす
・信頼できる友人
・家族
・趣味
・外のコミュニティ
職場だけに安心を置かなくていい。
④変化を言語化する
「私は今、不安なんだな」
それを認めるだけで、
自律神経は落ち着きます。
否定しない。
押さえ込まない。

⑦まとめ|不安は自然な反応
同僚の退職がつらいのは、
・愛着があった
・安心基地だった
・環境が変わる
から。
弱さではありません。
退職は裏切りでもありません。
人生の選択。
関係は形を変えて続くこともあります。
そして人は、
環境に適応できる生き物です。
今はざわついても大丈夫。
時間とともに神経は落ち着きます。
無理に強くならんでいい。
あなたはちゃんと人とつながれる人。
その力は、
新しい環境でもきっと活きます。
変化は怖いけど、
あなたは適応できる。
今はただ、
自分の不安を責めんであげてください。
