町探検について行ったら、息子の「学校の顔」が見えた
こんにちは、ちょこままです。
先日、小学2年生の町探検に、学校ボランティアとして参加してきました。
こういう機会をいただけることが、本当にありがたいなと思います。
2年生の子どもたちがクラスごとに分かれて町を歩く活動で、私は息子の交流級に付き添いました。
朝からお昼前まで、かなり長い距離を歩きました。
家では見えない、学校での息子の姿。参加してみたら、思っていた以上に見えるものがありました。
息子は家では、わりとすぐに言います。
「疲れた」
「もう嫌だ」
「帰りたい」
買い物でも外出でも、かなり早い段階でこの三点セットが出てくる。今回もどうかなと思っていました。
でも実際の息子は、周りの子たちと一緒に、
最後までよく歩いていました。
終盤には
「疲れた」
「お腹すいた」
「早く給食食べたい」
とは言っていました。
でも家で見せるような「もう無理です。」という感じではなく、集団の流れに合わせてちゃんと歩いていました。
ああ、学校ではこうやって頑張っているんだな。
家で見ている息子だけが、息子の全部ではない。そんなことを改めて感じました。
ただ、全部が安心だったわけでもありません。
先生の指示が出たときに少しぼーっとしている場面や、水分補給のタイミングで私が「お茶飲みな」と声をかけないと動かない場面もありました。
集団から大きく外れるわけではない。
でも、細かい指示への反応や自分で気づいて動くところには、まだ声かけが必要なこともある。それも、実際に見たから分かりました。
一方で、町探検で気づいたことを書く活動には、とても意欲的でした。歩きながら見つけたものをどんどん用紙に書き続けて、終わるころには両面がいっぱいになっていました。
ただ歩くだけでなく、ちゃんと活動として参加しようとしている。そういう姿も見えました。
今回は、息子だけでなく2年生全体の様子を見られたのが、私にはけっこう大きかったです。
2年生の子どもたち、とにかく元気。特に男の子たちは活発で、道のものを触って注意されたり、わっと騒いで話を聞いていなかったり。
「ああ、2年生って、まだこういう感じなんだな」
途中、お寺でトイレをお借りする場面がありました。
「行きたい子だけ」と声をかけたら半分近くの子が並んでいて、先生たちも大変そうでした。
出発前にトイレに行っておくとか、長く歩く前に自分の体のことを考えておくとか、大人には当たり前でも、2年生にはまだ難しいのかもしれない。
息子だけじゃない。みんな、まだ練習中なんだ。
そう思ったら、少し肩の力が抜けました。
家で息子だけを見ていると、できていないところばかり気になります。
指示が入りにくい、ぼーっとする、切り替えが遅い、疲れたと言う。
でも集団の中で見ると、息子だけが特別に目立っているわけではなく、息子なりに溶け込んでいたように思います。
息子には固定の友達がいる感じではなく、「友達」という感覚自体もまだ少しあいまいなところがあります。
でも周りの子たちは息子のことを知っていて、私を見ると「息子くんのお母さん、久しぶり!」と手を振ってくれる子たちがいました。
大きな保育園から小学校に上がったこともあり、
同じ学年には、もともと息子のことを知っている子が何人もいます。
固定の友達がいるかどうかだけでは見えない、集団の中の居場所。それが少し見えた気がして、安心しました。
先生たちの動き方や声のかけ方も、連絡帳や面談だけでは分からないものが見えました。
もちろん、毎回ボランティアに参加できるわけではありません。仕事や家庭の都合もあるし、参加できる人だけがえらいわけでもない。
でも、もし機会があって少しでも見に行けるなら、子どもの学校での姿を実際に見ることには、やっぱり意味があると思いました。
町探検の終盤。息子が私に聞いてきました。
「お母さん、どこまで一緒に来るの?」
「学校まで一緒にいくよ。」
と答えると、息子は急に私の手を少しぎゅっと握ってきました。
「怖い」「お化け」
理由はよく分かりません。少し寂しくなったのか、安心したかったのか。
学校では、ちゃんと小学生をしている。周りに合わせて歩いて、活動にも参加して、集団の中に混ざっている。
でも、みんなの前でもまだ、母の手をぎゅっと握ってくれる。
かわいいやつめ。
そう思いながら、私も一緒に学校まで歩きました。
