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要らないものをくれる人

家庭菜園をしている場所は、実家のとなり。
当然、子どもの頃住んでいたから、
近所の人はみんな知っている。

作業をしていると、
声をかけて下さる方もちらほら。
ありがたい…


でも、畑に行くたびにうちの敷地に入って来て
おしゃべりをするおばさまが居る。
近所の人で、母が生前かなりお世話になって
いたこともあり、毎回時間を取られる。
私の時間も無限にあると思われてるのかなぁ。


ま、おしゃべりは良いとして。

時々、その方から頂きものをするのだけど、
それに毎回モヤっとしてしまう。

その方は、私世代の息子家族と同居してて、
家事などはお嫁さんが主にしている。

頂くのは、いつも要らないもの(嫌いなもの)
沢山あって食べ切れないとか、
好きじゃないとかそれは、分かる。

自分と同居家族が要らないとなれば、
近くに住む、身内の為にとっておいて、
そこも要らない〜となってから、
かなり日数が経過して、いよいよ要らないと
私に

「良かったら食べて」

としれっと持って来る。
もちろん、本人に確認した訳ではないから
私の思い込みの可能性もあるけど、
母も良く言ってたのだ。

"あの人は、いよいよ要らないと持って来る"

と…。

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11月のある日。
おばさまが
収穫したさつまいもを味見してみて
と持ってきてくれた。

私も収穫前のさつまいもがあるから、
ちょっとだけと念を押したのだが、
お化けみたいなでっかいのを、
3個も袋に入れて持ってきた。

自分が人にあげる時は、
出来るだけ売っているみたいに形の良いのを
チョイスするから、その時点で、
ちょっとのけぞりそうになる。

さつまいもに罪はない。
うちに来たからには、美味しくする。

カットして、蒸して、皮剥いて、
裏漉しして、冷凍。
それを使ってスイートポテトも作った。

あまりの大きさに、流石の私も
裏漉しは嫌になった。

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そうやって、人知れず、さつまいもとの格闘が
一段落ついたころ。

大きいさつまいも食べる?

(再‼️)

外側がスジが入ってて、見た目は汚いけど、
取れば食べれるから。

‼️‼️(キター)

ウチも、先日たくさん収穫したので。

と丁重にお断りした。


もちろんさつまいもに罪はない。

おばさまが、
さつまいもをたくさん育てているのは、
家族みんなが大好きで、毎年干し芋などを
大量に作っているから。
その規格から漏れた要らない子を、
私にどうぞ、と言っているのだ。

お嫁さんや、近くに住む娘さんには、
規格外のさつまいもを使ってとは、
言わずに、私には言うんだなぁ。

と、ちょっとモヤモヤ。

最近も、頂き物だと言う銀杏を、
大量にもらった。
一度にたくさん食べてはいけない食材だけど、
毎日少しづつ食べて、
やっと食べ終わりそうなところで、
また、大量に持ってきて、必死に
食べている…好きだけど、限度ある〜
おばさま5人家族
うち、2人家族なんだが(笑)


うわぁ、嬉しい。
ありがとう。
ごちそうさま。

その時は口に出して言うけれど、
素直に喜べないのは、私の心が
狭すぎなんだろか?

食べ切れなくて人にあげる

って普段自分もしている身としては、
改めて"もらう側の気持ち"を
蔑ろにしていないか、
ちゃんと考える必要がありそうだ。

そのもの自体ではなくて、
気持ちとか思惑、
自分が選ばれるまでのストーリーを、
意外と考えている。

ものをあげる、もらう、って
嬉しいと同時に、結構重いこと
なのかも知れない。

マジで
マジで。
自分も気をつけようと思う。

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