箇条書き以上の思考整理術を僕達はまだ知らない
タイトルのネタ、前使ったけど許して。
箇条書き。それは、誰しもが出来る簡単な記述。ですが、この簡単な記述こそが、最強の思考整理術だと思っています。
昔のゲームでは、一番最初のキャラクターが実は最強だった、というものが多くありました。ゲームをクリアすると、一周回って最強になっているのです。
箇条書きもそんな感じです。色々と思考整理術を試して、一周回って辿り着くところ。そんな感じがします。
アイディアの発散

思考の整理術は大きく2つあります。一つは発散法、もう一つは収束法です。
発散法はとにかくアイディアの量を出すための方法です。ブレインストーミングの技術と言っても良いかも知れません。
例えば、外に出て「赤色のもの」に着目するのもその一例です。世の中には「赤色のもの」が実は相当あるのですが、注視しないと見えないのです。
他にはSCAMPERも有名ですね。便利なので、考えに詰まったら使ってみて頂きたい方法です。
Substitute(何かと何かを代えてみる)
Combine(何かと何かを組み合わせてみる)
Adapt(何かを何かに適応させてみる)
Modify(何かの一部を修正する)
Put to other uses(何かを他の用途に使ってみる)
Eliminate(何かの一部を省略する)
Rearrange(何かの全体を再調整する)
この発散のフェーズでは、質にはこだわらずに、ひたすら量を出すこと。この時に出た量が、考えの価値の最大値になります。
なので、捻って絞って最後の一滴まで出し尽くす。それが発散法の頑張りポイントです。
アイディアの収束

発散の後は、収束法です。散らかったアイディアを片付けていく方法ですね。
この収束法にも様々な方法がありますが、共通するのは、アイディアを目に見えるようにして、分類する事です。
フレームワークはこの時に使える代表的な考え方です。3C、4P、5W1H。型にアイディアをはめ込んで、考え方に秩序を与えるのです。
この収束で得られるのは、アイディアの地図です。考え方に法則を与えることによって、その秩序が乱れている箇所を見つける、という使い方ですね。
この秩序の素は、グルーピングです。似ているものを、何かの軸で寄せていく。その過程で、思っていなかったグルーピングが出来る、グルーピングに偏りがある、といった驚きを得ることが出来ます。
そのため、グループを括る軸が重要になるのですが、良い軸を出せるかは経験次第です。
軸自体も考え抜かないと出てきませんが、この括り方が上手くできるかどうかで、生み出したアイディアが活きるかどうかが決まります。
アイディアの粒度問題

一方、整理の段階で一つ問題が生じます。アイディアの粒の大きさ問題です。
発散は量を出すことを目的として行いますので、大小様々なアイディアが生まれます。考えの大きさが合っていないのです。
動物に関するアイディアも出れば、猫というアイディアも出る。食べ物というアイディアも出れば、チョコレートというアイディアも出る。
この大きさの合っていない、アイディアを揃えることが階層化です。
階層化は、大きい考えの下に小さい考えを付けることです。この階層化によって、アイディアは大中小といった考えの大きさでも評価され、より適切に比較できるようになります。
猫は動物の下に。チョコレートは食べ物の下に。そして、食べ物も炭水化物、たんぱく質、糖質などの中ぐらいの階層をつくり、そのさらに下にチョコレートを入れる。
このアイディアの粒度が揃っていない問題は、特にアイディアを具体策にする時に問題になります。ですが、ここまで来れば、あとひと踏ん張り。
箇条書きは最強の思考整理術

そして、なんとなくイメージできると思うのですが、グルーピングと階層化をやってのける整理術が箇条書きなんですよね。
逆に言えば、箇条書きができるということは、アイディアのグルーピングや粒度の整理が出来ていることでもあります。
箇条書きを実際に行ってみると、別のグループにアイディアを入れてしまっている、考えの大きさが合っていないというケースが多数出てきます。
そこを上手く調整することで、大きさとグループという秩序を与えて整理していく、ということですね。
そして、この箇条書きを発散にも使えないかと考えたのが、マインドマップだと、私は思っています。関係者の方には怒られそうですが。
図や絵によって枝を伸ばすこと、視覚的に頭を刺激することで、箇条書きを発想法としても使っていく。そんな考え方ではないでしょうか。
その原理が分かっていれば、箇条書きを発想法として使うことも出来るわけです。
つまり、箇条書きは発想法と収束法の両方の性質を持った思考整理術であるということですね。これは最強。
ということで、結局色々と思考整理術を考えて回ると、一周回って箇条書きが最強なのではないかと思ったよというお話でした。
日常的に使っている箇条書き、少し目線を変えて使ってみては如何でしょうか。
ではでは。
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名著ですね。発想の仕方から整理の仕方まで網羅されています。基本的に、現代のツールはこの本の考え方もより視覚的に、より便利にできるようにしたもので、考え方自体は同じです。昔は自分で新聞を切り抜いたり、物理的なカードを作ったりと、手間暇が凄かったのですが、それをデジタルにできるようになった昨今は、本当に良い時代だと思います。
<このnoteを書いたしょこらはこんな人です>
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