彫刻のように文章をシェイプする。思考スピードを超越する音声入力との付き合い方
ストラテジーもスキですが、カイゼンも大スキなしょこらです。
私たちは、毎日時間に追われていますよね。24時間では足りないぐらいです。もっと寝たい。
そんな中でも日々noteを書こうとするのですから、本来はその気持ちだけで十分自分を褒めてあげて良いものなのです。
ただ、書いていると欲がどんどん出てくるんですよね。もっと上手く書けたらなあと。
本当に、もどかしい。
そこで、ちょっと前に書いた『noteスマイルカーブ理論』にて対策を考えてみたのですが、最初と最後の構想と仕上げのプロセスにもっと時間を使えれば、もっと上手く書けるのではないかと思ったのですね。
逆に言えば、書くプロセスをもっと効率化できれば、もっと上手く書けるのではないかと思ったわけです。
ということで、今回はその書くプロセスの、異次元な効率化を図る音声入力のお話です。
ただ、最初に正直に言っておきますが、慣れるまでは結構大変です。私は上手く使えるようになったかなと思うのに、15 notesぐらい掛かりました。
それでも、確実にそれだけの価値はあったなとも思っています。
さてさて、前置きはこの辺りにして、音声入力の世界へようこそ!
圧倒的評判のGoogle音声入力

一言で音声入力と言っても、様々な種類があります。 有名なのはiPhone の Siri だったり、 Amazon Echo の Alexa だったり。最近はどの音声入力も相当な精度です。
その中でも、言葉を紡ぐ人たちの中で圧倒的に人気なのが、Google 音声入力です。
人気の理由は、とにもかくにも圧倒的に高い認識精度にあります。
普通に喋るようにマイクに向かって話すだけで、発した言葉が文字になってスルスルと画面に現れるのです。
特に盛り上がっているのは昨年ぐらいからでしょうか。巷で大絶賛の嵐だったりしています。
ここまで絶賛されたら、新しいことが大スキの私としては乗らないわけにはいかないわけでして、実は年明け早々から飛びついていました笑
もちろん、今この文章も Google 音声入力で入力しています。
Google音声入力にトライ

ということで、ぜひやってみましょう。何事もまずはやってみないと。
やり方自体はとても簡単です。皆さん基本的にPCでnoteを書いていらっしゃると思いますので、PCでのやり方をご紹介します。
まず 、Google Chrome で Google Documentを開いてください(一応、noteの最後にリンクもあります)。気を付けるポイントとしては、Google Chromeで開かないと音声入力できないことです。

Google ドキュメントを開きましたら新しい文章の作成をします。

新しい文章ができましたら、ツールから音声入力を選んでください。

後はマイクをクリックして、PCやマイクに向かって話すだけです。簡単ですね。ちなみに、マイクを使った方が認識精度が高い感じがしますのでお勧めです。

ちなみに、スマートフォンでは、"Gboard"というアプリで出来る様になるようです。ただ、ちょっとやってみたのですが、少し設定が面倒だったのでそこまで深入りしていません。
また、後ほど理由は書きますが、音声入力で書いた後に文章の調整をお勧めしますので、文章を調整しやすいツールを使うのが良いと思います。
Google音声入力のメリット

音声入力のメリットは2つあります。
まずは、やはりその圧倒的なスピードです。正直、タイピングをしないということが、ここまで頭の中身をタイムラグ無しに表現できるものなのかと驚きを隠せませんでした。
私、だいぶマニアックですが『親指シフト』という特殊な文字入力の方法を使っており、タイピングのスピードは結構速い方なんです。
それでも、「思考と同じぐらいのスピード感で入力してるかなー」というような感じだったんですね。
一方で、この音声入力は圧倒的にタイピングよりも入力速度が速く、みるみるうちに画面が文章で埋まっていきます。この体験は、結構やみつきになってしまいます。
ずっと私のnoteを読んで頂いてきた方はもしかしたら気づいていらっしゃるかもしれませんが、最近の私のnote、前より大分長いんですね。毎日更新にもかかわらず。
それも、この音声入力のおかげです。
もうひとつは、文章が口語体になることです。 これもnoteに非常に合っている特徴でして、話しかけるような文章を書けるんですね。
実際に話してるのだから、そりゃそうなのですが。
なので、文章が自然と柔らかくなるというメリットもあります。
これも普段から柔らかい文章を書くことに苦労してらっしゃる方には、とても大きなメリットではないかなと思います。
Google音声入力のデメリット

一方で、この音声入力によって、文章入力が速くなる=良い文章が書ける、とはすぐにはいかないものです。
その理由は、この音声入力、速すぎるのです。
音声入力をすることで気付けたのですが、私たちって、タイピングをしながら次の言葉を探して書いているんですね。タイピングというタイムラグが、良く言えば次の言葉を探すという時間をくれていたのです。
一方で、音声入力は全くタイムラグがありません。 そのため、思考のスピードがそのまま表現のスピードになります。
これが、音声入力を始めたばかりの時にかなり難しく感じた理由でして、 道具のスピードが速過ぎて、思考が追いつかないのです。
この新しく生じた課題には、新たな対応が必要でした。
音声入力と推敲をスッパリ分ける

この、良くも悪くも速すぎるという特徴を克服するかについては、2つ方法があります。
ひとつめは、文章のプロットを、書き始める前にしっかり考えることです。
私はこの音声入力を使うようになってから、必ず章のタイトルをあらかじめ全て書いてから、その中身を音声入力で書くようにしています。
全体の構想を完全に固めてから、ディテールへと入っていくのです。こうすることで、文章を書くことを、単純作業に落とし込むことができるんですね。
ちなみに、点と点を結んで絵を浮かび上がらせる点図、覚えていらっしゃいますか。懐かしいですよね。
先にプロットを作り切るというのは、まさに点図な感じです。
もうひとつは、音声入力というプロセスと、推敲するというプロセスを、完全に分けるということです。
まずは、バーッと言いたいことを全て喋ってしまい、画面に落とし込んでしまいます。その後で、言葉の補正を行って、文章をよりクリアにシェイプしていくのです。
このプロセスは、まるで彫刻を彫ってるようだと感じます。
通常のタイピングでのnoteの記載は、ひとつひとつレンガを積み上げて作品を作る感じに近いものです。
一方、音声入力でのnoteの記載は、ひとつの大きな石の中から徐々に形を彫り出していくようなプロセスなのです。
これまでと全く逆のアプローチを取っていることから、非常に新鮮なnote体験をすることができています。
ただ、ここまで音声入力を絶賛しておいて何ですが、本当のことを言えば、やはり言葉を推敲して、丁寧な文章を書くnoteには、タイピングが向いていると思います。
昨日の、『言葉は着飾るものではなくて纏うもの』は久しぶりにタイピングオンリーで書いたのですが、文章の雰囲気を感じながら、ひとつひとつの言葉を大切に選んで書くことができました。
ということで、音声入力は完全な上位互換ではなくて、しっかり考えられるタイピング、量を伝えられる音声入力、という感じの使い分けになるのかなと思っています。
まとめ - とりあえずやってみよう!

まあ、とは言え結論としては、音声入力でのnote、楽しいよ、というお話でした。
これまで何回か「道具は思考の邪魔しないことが大事である」と言ってきたのですが、音声入力は思考の邪魔をしないどころか、思考が追い付かないレベルのツールです。
本当に新鮮な体験でして、毎日また楽しくnoteを書けています。
若干、推敲のプロセスがシンドイのですが、逆に言えばノートを2周して作っているということで、『幽体離脱のプロセス』まで踏んでいるわけです。
なので、出来上がる文章としてもそれなりの質を期待することができるのではないかなと思っています。
さあさあ!どうでしょう!
こんなに長くお付き合い頂いたからには、やって頂かないと!
Google Chromeから、Google DocumentへGoです!
なーんて。なんだか教材広告のサイトみたいになっちゃいました。自分のやりやすい方法で、続けられるのが一番ですよ笑
ただ、冒頭にもありましたように、カイゼンはすればするほど良いのです。ストラテジーはリスクを伴いますが、カイゼンはピュアにプラスです。
音声入力、興味が沸きましたらぜひトライしてみて下さいね!
ではでは。




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