【30代婚活の記録②】付き合って1週間のプロポーズ。自称・天邪鬼な男の正体
婚活を始めて、アラサーにさしかかった頃。
私は、ある男性と出会いました。
その日は、友人に誘われて婚活パーティーへ。
とあるBARが主催する、30対30ほどの大規模な会でした。
幹事役の進行で男女がローテーションしていき、全員と一通り話したものの——特に手応えもなく、マッチングもせず終了。
「まあ、こんな日もあるよね」
そんなテンションで、友人と“お疲れ様会”をすることにしました。
パーティー会場は別店舗だったので、主催したそのBARに初めて来店したのです。
運命の再会はカウンターで
カウンターで友人と話していると、1人の男性が店に入ってきました。
店員との距離感からして、明らかに常連客。
——よく見ると、その人は。
さっきの婚活パーティーで、「幹事」をしていた男性でした。
その流れで私の隣に座り、会話がスタート。
パーティー中はほとんど話せなかったのに、なぜかこの時は驚くほど会話が弾みました。
そのままLINEを交換して、後日、食事へ。
そして——
とんとん拍子で、付き合うことになりました。
「天邪鬼」という名の警告
付き合ってすぐ、彼に言われた一言。
「俺、天邪鬼(あまのじゃく)なんだよね」
※天邪鬼とは、本心とは裏腹な言動をしたり、わざと人と逆のことをする性質のこと。
照れ隠しのような、少し得意げな顔で彼は言いました。
その時の私は、「ちょっと変わってるけど、正直な人なのかな」くらいにしか思っていませんでした。
まさかその言葉が、底なし沼への招待状だとも知らずに。
1週間目の「プロポーズ」
付き合って1週間ほど経った頃。
今度は彼に、こんなことを言われました。
「ちょこたむと、結婚したいな」
・・・ん?
付き合ってまだ1週間。
「結婚してください」という明確な言葉でもない。
これって……プロポーズなの?
突然のことに頭が追いつかないまま、
「そうなるといいね〜」
と、精一杯の愛想笑いでやんわり返した私。
彼はそれを見て、満足そうに笑っていました。
正直、嬉しいよりも先にあったのは「困惑」です。
喉を潤す「甘い言葉」の罠
でも。
婚活という戦場に身を置いていた私にとって、その甘い言葉は、砂漠で見つけたオアシスの水のように感じさせる力がありました。
それまで結婚願望がなかったはずなのに、「結婚」という二文字が急に現実味を帯びて迫ってきたのです。
幸せなはずの「結婚」という言葉。
それがいつの間にか、私を縛り付ける「呪文」に変わっていきました。
そしてここから、私は少しずつ、彼の言葉に振り回されていきます。
——その結末は、わずか2ヶ月後に待っていました。
そして、「自称・天邪鬼」の正体とは一体何だったのか。
次回予告 ────────
【30代婚活の記録③】2ヶ月でフラれ、復縁を検索し続けて「メンタル崩壊」へ続きます。
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