【知的財産管理技能検定3級】出るとこだけ100問で直前に全分野を1周|2026年度版
最終更新日: 2026-08-04 / 公式情報の確認日: 2026-08-04
知的財産管理技能検定3級の合格の条件は、学科と実技の両方でそれぞれ満点の70%以上を取ることです。特許から著作権、商標、意匠、条約まで出題範囲が広く、片方が70%に届かなければ、その回で3級知的財産管理技能士にはなれません。
ただ、繰り返し出題される論点は限られています。そこで今回は、直近3回の過去問を1問ずつ分野に分けて頻出論点を洗い出し、1冊のPDFにまとめました。各問には、解答のポイントと根拠(条文)まで付けています。
※問題集は、この記事の最下部から980円で購入できます
【この問題集のおすすめポイント】
・全分野の重要論点を○×形式で100問収録。直前でも全分野を1周で総点検できる
・直近3回の学科90問を分野ごとに数え、出る分野ほど厚く配分(特許30問・著作権30問)
・全問に解答とポイントつき。なぜその答えになるのか、どこがすり替えられるのかまで分かる
・2026年5月1日時点の法令に合わせて作成済み
市販の対策本は、3級公式テキストが3,300円、テキスト&過去問題集タイプが2,000円台後半から3,000円台です。本書は直前の総点検にしぼった100問で980円です。
この問題集を1周すれば、あいまいだった条文や年数も、迷わず判断できるようになります。試験まで、あと少し。落ち着いて本番に臨みましょう。
4割近くが「誤っているものを選べ」
学科試験は「ア〜ウを比較して、最も適切(または最も不適切)と考えられるものはどれか」という形で固定されています。
ここで見落とされがちなのが、「最も不適切なものを選べ」の多さです。直近3回(第51〜53回)の学科90問を数えました。
・「最も適切」を選ぶ:54問(60%)
・「最も不適切」を選ぶ:34問(38%)
4割近くが「誤っているものを選べ」です。
正しい肢を知っているだけでは足りません。「この記述は誤り」と言い切れる必要があります。しかも肢は3つしかないので、1つの正誤があいまいだと、そのまま2択で迷います。
この100問は、狙われる論点を一つずつ○×にしました。ポイントでは、「著作者人格権は3つ」と「実演家人格権は2つ」のような紛らわしい違いも整理しています。あいまいな記述を、その場で判断できる状態に変えて試験に挑みましょう。
無料サンプル問題
試しに、100問中2問を無料サンプルとして公開します。本試験の学科は3肢択一ですが、直前の総点検用に○×へ絞り込んでいます。
問題:新たな自然法則そのものを発見しただけのものも、特許法上の「発明」にあたる。(○か×か)
解答:×
ポイント:特許法上の発明は「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のもの」と定義されています。法則の発見そのものは「利用した創作」ではないため、発明にはあたりません。永久機関のように自然法則に反するものも発明とは認められません。この問は「自然法則を利用した創作」を「自然法則そのものの発見」に入れ替えたもので、発見と創作の区別が分かれ目です。
問題:人間を手術する方法の発明は、産業上利用することができる発明にあたらないとして、特許を受けることができない。(○か×か)
解答:○
ポイント:特許を受けるための出発点は「産業上利用することができる発明」であることです。人間を手術・治療・診断する方法は、医師の行為を制約しないよう産業上利用可能性がないものとして扱われます。間違えやすいのは、医療機器そのものや医薬品といった「物」の発明は対象外にならない点です。除かれるのは人間に対する「方法」の発明です。
このレベルの○×が、解答とポイント・根拠つきで全分野あわせて100問入っています。
実際のページの一部です(表紙・問題編・解答編)。



試験概要(公式情報・2026-08-04確認)
・実施団体:一般財団法人 知的財産研究教育財団 知的財産教育協会(国家検定)
・試験日:2026年11月15日(日)
・試験科目:学科試験と実技試験。両方に合格して「3級知的財産管理技能士」になる
・出題数:学科30問・実技30問(各45分)
・学科の形式:3肢択一(ア・イ・ウ)
・出題範囲の基準日:2026年5月1日に施行されている法令等
・合格基準:満点の70%以上
・申込:2026年6月19日〜10月6日(紙試験方式。CBT方式は8月1日から)
・試験結果通知日:2026年12月24日(木)12:00
「70%以上」を問題数に換算することはできません。公式の受検案内には「合格基準は配点(非公表)に基づく得点率であり、正解した問題数の割合とは異なる場合があります」と書かれています。配点が公表されていないため、「30問中21問正解で合格」とは言えません。
なお、学科と実技のどちらか片方だけに合格した場合は科目合格となり、次回以降その科目が免除されます。
申込は、公式の受検申込ページから行えます。
出題範囲(試験科目及びその範囲の細目)は、公式ページで公開されています。
本書の内容構成(全100問・出題実績に配分)
分野ごとの出題数について、公式は比率を公表していません。そこで直近3回(第51〜53回)の学科90問を実際に分類し、出る分野ほど問題を多めに入れています。
・特許法・実用新案法(30問/実測33%):第1章 特許を受けるための要件・発明・職務発明/第2章 出願から登録までの手続/第3章 特許権の効力・侵害・実施権・実用新案法
・著作権法(30問/実測31%):第4章 著作物と著作者・著作者人格権/第5章 著作権(財産権)の内容と保護期間/第6章 権利制限・利用許諾・著作隣接権
・商標法(10問/実測13%):第7章
・意匠法(10問/実測7%):第8章
・条約・不正競争防止法(10問/実測12%):第9章
・その他の法規・実務(10問/実測3%):第10章 種苗法・独占禁止法・弁理士法など
各問に、解答(○/×)とポイント、根拠となる参照をつけています。全部で100問です。上の割合は筆者が3回分を数えた実測値で、公式が発表したものではありません。
なお、実技試験の記述問題(手数料の計算など)は入れていません。○×形式では計算の過程を扱えないため、代わりに出願・審査請求・登録の各段階で何が必要かというルールを第2章に入れています。
この問題集の進め方
1日ずつ章を進めても、時間がなければまとめて解いても構いません。各章10問なので、迷った章や×にした問だけを見直すのもおすすめです。迷ったら第1章から第6章の60問を先に解いてください。特許法と著作権法で、出題の6割を超える範囲です。
「これは誤り」と言い切れる状態にして、本番に臨みましょう!
直前期は、知識を増やすよりも、「この記述は違う」と言い切れる論点を1つずつ増やしていくことが大切です。学科30問のうち4割近くを占める「最も不適切なものはどれか」では、それがそのまま得点になります。
100問のPDFは、この下の購入ボタンから手に入ります。
試験まで、あと少し。この1冊で特許から著作権、商標、意匠、条約まで全分野を1周して、自信を持って本番に臨みましょう!
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