【ケアマネジャー試験】出るとこだけ100問で直前に全分野を1周|2026年度版
最終更新日: 2026-08-01 / 公式情報の確認日: 2026-08-01
ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の合格の条件は、介護支援分野と保健医療福祉サービス分野のそれぞれで基準に達することです。合計点では判定されません。しかも基準は分野ごとの正答率70%をその回の難易度で補正して決まるため、受験の時点では合格ラインが分かりません。第28回の介護支援分野の基準は、25問中18点でした。
ただ、繰り返し出題される論点は限られています。そこで今回は、公式の過去問と公表されている出題範囲を分野ごとに数えて、出やすい論点だけを○×100問にまとめました。各問には、解答のポイントと根拠の参照まで付けています。
※問題集は、この記事の最下部から980円で購入できます
【この問題集のおすすめポイント】
・出やすい論点を○×100問。直前でも、両方の分野を1周で総点検できる
・足切りの振れがいちばん大きい介護支援分野に50問。ここを厚く配分している
・全100問に解答とポイント3点、根拠の参照つき。×の問題は「どこがすり替えられたのか」まで分かる
・2026年最新の情報を織り込み済み
市販の対策本はテキストが3,500円前後、問題集が3,300円前後です。本書は直前の総点検にしぼった100問で980円です。
この100問を1周すれば、似た制度と数値のあいまいさが減り、記述を1つずつ○か×かで判断できるようになります。試験まで、あと少し。落ち着いて本番に臨みましょう。
落ちる理由は「点が足りない」より「分野が足りない」
この試験には、他とちがうつらさがあります。得意な分野で苦手な分野を埋められません。
・合否は分野ごとに判定される。合計60点中43点でも、介護支援分野が基準に1点届かなければ不合格になる
・介護支援分野は25問しかないのに、第28回は18点必要。落とせるのは7問だけだった
・その基準点が受験時点では分からない。第28回は18点、過去には13点の回もあった
つまり「たくさん解いたから大丈夫」が通用しません。どの分野が薄いかを、分野ごとに見える状態にしておく必要があります。
この100問は、章がそのまま本試験の分野と問題番号の並びに対応しています。第1章から第5章が介護支援分野、第6章から第8章が保健医療サービスの知識等、第9章と第10章が福祉サービスの知識等です。間違えた章を数えるだけで、どちらの分野が危ないかがその場で分かります。
無料サンプル問題
試しに、100問中2問を無料サンプルとして公開します。本試験は5つの記述から2つまたは3つを選ぶ形式ですが、本書は直前の総点検用に、判断そのものを○×へ絞り込んでいます。PDFに入っているものをそのまま載せます。
問題:介護保険法は、国民は自ら要介護状態となることを予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるものとすると定めている。また保険給付は、被保険者の心身の状況やその置かれている環境等に応じ、保険者である市町村が選択した保健医療サービス及び福祉サービスが総合的かつ効率的に提供されるよう配慮して行われなければならないとしている。(○か×か)
解答:×
ポイント:前段は正しい記述です。法第4条第1項は、国民は健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においてもリハビリテーションその他の適切なサービスを利用して能力の維持向上に努めるものとすると定めています。誤りは後段の「保険者である市町村が選択した」という部分です。法第2条第3項は「被保険者の選択に基づき」多様な事業者又は施設から提供されるよう配慮すると定めており、選択の主体は市町村ではなく被保険者です。あわせて法第1条の目的規定が、尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、国民の共同連帯の理念に基づき制度を設けるとしている点も確認しておきたいところです。
問題:保険者である市町村は、被保険者の資格管理、要介護認定、地域密着型サービス事業者の指定及び第1号被保険者の保険料の徴収を行う。介護支援専門員の登録及び介護支援専門員証の交付も、保険者である市町村が行う。(○か×か)
解答:×
ポイント:前段は正しい記述です。市町村は保険者として、被保険者の資格管理、要介護認定、保険給付、地域支援事業、地域密着型サービス事業者の指定と指導監督、第1号保険料の徴収、介護保険事業計画の策定などを担います。誤りは後段で、介護支援専門員の登録も介護支援専門員証の交付も都道府県知事の事務であり、市町村は関与しません。都道府県は他にも、指定居宅サービス事業者の指定や介護保険施設の指定又は許可、介護保険審査会の設置、財政安定化基金の設置、介護サービス情報の公表を担います。国・都道府県・市町村の役割分担で整理しておくと迷いません。
このレベルの○×が、解答とポイント・参照つきで全部で100問入っています。
実際のページは以下のようになっており、PDFを印刷すると、ご自身でメモ書きを残すことも可能です。



試験概要(公式情報・2026-08-01確認)
対象は 令和8年度(第29回)介護支援専門員実務研修受講試験 です。
・実施主体:都道府県(試験事務は都道府県または指定試験実施機関)。問題と合格基準は登録試験問題作成機関が作成し、47都道府県で共通です
・試験日:2026年10月11日(日)(全国共通)。開始は午前10時、試験時間120分
・出題数:60問(介護支援分野25問/保健医療サービスの知識等20問/福祉サービスの知識等15問)
・出題形式:五肢複択のマークシート方式。問題ごとに「2つ選べ」または「3つ選べ」が指定されます。配点は1問1点
・解答免除:ありません。全員が60問すべてを解答します
・合格基準:分野ごとに正答率70%を基準とし、問題の難易度で補正。両分野それぞれが基準に達した者が合格です(合計点では判定されません)
・合格発表:2026年11月24日(火)(全国共通)。正答番号と合格基準も同日に公表されます
・直近の第28回(令和7年度):受験者50,601人・合格者12,961人・合格率25.6%
受験地の都道府県の担当課は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのページから確認できます。
全国の受験者数・合格率は、厚生労働省が公表しています。
※受験手数料・申込期間・試験会場は都道府県ごとに違います(受験手数料は確認できた範囲で9,400円〜14,000円)。試験日と合格発表日は全国共通ですが、それ以外は必ず受験地の都道府県の要項でご確認ください。
※令和8年度の合格点は、2026年11月24日に公表されます。本書で挙げている18点・25点といった数字は、すべて過去回の確定実績です。
※資格ごとの解答免除は平成27年度の試験から廃止されています。「看護師なら何問免除」「介護福祉士は福祉分野が免除」という説明は現行では誤りです。
※令和6年4月1日適用の改正で、出題範囲から「指定介護療養型医療施設サービス方法論」と「老人性認知症疾患療養病棟」が削除されました。平成30年度からは「介護予防訪問介護方法論」「介護予防通所介護方法論」も削除されています。本書ではこの4つを出題していません。
※本試験に合格した後は、実務研修の修了と都道府県への登録を経て介護支援専門員になります。
本書の内容構成(全100問)
足切りの振れがいちばん大きい介護支援分野に、問題を多めに入れています。章の並びは本試験の問題番号順に揃えました。
・第1章 介護保険制度の目的・理念・保険者と関係機関(10問):法の目的と基本理念/市町村の事務と国・都道府県の責務/公費の負担割合/広域連合による共同処理/介護保険事業計画/介護保険審査会/介護サービス情報の公表/国保連の業務/特別徴収
・第2章 被保険者・保険給付・保険財政・利用者負担(10問):被保険者の区分と資格取得/住所地特例/特定疾病/市町村特別給付/区分支給限度基準額の対象外/償還払い/保険料の徴収/高額介護サービス費/補足給付
・第3章 要介護認定・認定調査・主治医意見書・審査会(10問):申請の代行/認定調査の委託/認定調査票の構成/主治医意見書/介護認定審査会/認定の効力と有効期間/更新と区分変更/審査請求
・第4章 居宅介護支援とケアマネジメントの実務(10問):公正中立の義務/居宅サービス計画の作成過程/課題分析標準項目/サービス担当者会議/モニタリングの頻度/説明・同意・交付/提供拒否の正当な理由/主治の医師等への連携
・第5章 地域支援事業・事業者の指定・審査請求・その他(10問):総合事業と一般介護予防事業/地域包括支援センターの3職種/地域ケア会議/任意事業/指定の更新と申請先/勧告と命令/苦情処理/介護給付費等審査委員会/時効と不正利得/財政安定化基金
・第6章 保健医療サービス各論(10問):訪問看護/訪問・通所リハビリテーション/短期入所療養介護/定期巡回・随時対応型/看護小規模多機能型/介護老人保健施設/介護医療院/居宅療養管理指導/医療保険との給付調整
・第7章 高齢者の疾病・認知症・感染症・急変時対応(10問):高齢者に多い疾病の特徴/フレイルとサルコペニアと廃用症候群/中核症状と行動・心理症状/認知症の原因疾患/せん妄との鑑別/標準予防策/施設で問題になる感染症/バイタルサインと検査値
・第8章 在宅医療管理・栄養口腔・薬剤・ターミナルケア(10問):在宅自己注射と在宅酸素療法/経管栄養/在宅中心静脈栄養と透析/ストーマと膀胱留置カテーテル/摂食嚥下と誤嚥予防/口腔ケア/低栄養と脱水/服薬管理/人生の最終段階における意思決定支援
・第9章 相談援助(面接技術・ソーシャルワーク・支援困難事例)(10問):面接技術と質問の使い分け/インテーク面接/個別援助技術・集団援助技術・地域援助技術/相談援助者の基本姿勢/支援困難事例/ラポールの形成/記録と多職種連携
・第10章 福祉サービス各論と関連制度(10問):訪問介護の身体介護と生活援助/通所介護と地域密着型通所介護/訪問入浴介護/短期入所生活介護/小規模多機能型居宅介護/指定介護老人福祉施設と身体的拘束/福祉用具と住宅改修/成年後見制度/生活保護/高齢者虐待防止法
この問題集の進め方
1日ずつ進めても、時間がなければまとめて解いても構いません。迷うなら第1章から第5章の50問を先に解いてください。ここが介護支援分野です。2周目以降は、判断に迷った問だけを拾ってください。
あとは、1肢ずつ○×で確かめて本番へ
直前期は、知識を増やすよりも、記述を1つずつ○か×かで言い切れる状態にしていくことが大切です。
両分野の重要論点を○×にした100問をまとめたPDFは、この下の購入ボタンから手に入ります。
試験まで、あと少し。この100問で両分野を1周し、迷わず選べる状態にしてから本番に臨みましょう。
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