【 いま、目の前の子育てに悩むママ・パパへ🌈】
おかげさまで……ついに、書籍となりました!!
(3月15日(土)発売)

男の子と女の子のふたりの子育てを終えて、ここ数年、息子を知る人たちから、「子どもの頃、いったい、ご家庭でどんな育て方をされていたのですか?」と、しばしば尋ねられるようになりました。
息子は灘中・高等学校を卒業後、一浪して入学した東京大学理科Ⅱ類に2年生として在学中、いわゆる「学生起業」をしました。彼が設立し、代表取締役CEOを務めるその会社は現在9期目、従業員数は100名を超え、海外に事業展開も始め成長を続けています。
とはいえ、どうして「どんな育て方を?」と尋ねられるのか、当初、私は不思議でなりませんでした。まるで私の口から、なにか「特別な育て方」でも出てくるのを期待してくださっているような目で、見つめられたからです。
ふり返ってみると、彼は子どもの頃からずっと、毎日が楽しくて仕方がない感じ!……事あるごとに、「今、人生で一番幸せ!」や「今、最高に楽しい!」などと、屈託のない笑顔で言うのを見てきました。学校生活を満喫していた中高生時代は勿論のこと、大学に入ったかと思えば間もなく起業し、寝る暇も惜しんで奔走していた時期ですら、身体を気づかうと、間髪入れずに返してくる笑顔とその答えに変わりはありませんでした。そして、会社の業務内容も拡がり、ますます責任重大、超多忙になった今でも……。その様子を見ていると、おそらく彼は、生涯ずっと「今が一番幸せ!」を更新し続けるのだろうと、想像せずにはいられません。
「あんなに目を輝かせて将来の夢や展望を語る青年は、今の時代にそういない」とか、「何故か一緒について行きたくなる。彼は人を巻き込む力がある」などと、多くの人から言われるのは、きっと彼自身が「幸せ」を感じながら人生を歩み続けているから……漸く私は、そのことに気づいたのです。
子育ての本来の目的、 それは、「子ども自身が、幸せな人生を歩んでいける」ように、育てること
私は、そう考えています。
それは決して、いわゆる「エリート教育」ではないのです。
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現在の日本社会では、「(家庭)教育」イコール「学力をつけさせること」と考える親御さんたちがとても多いように感じます。「どうすれば、遊び盛りの子を勉強させられるか?」から始まり、「子どもの頭を良くするには?」あるいは「偏差値を上げる勉強方法は?」などといった様々な情報が、世の中には溢れています。
特に都会では幼児期から、そういった方向性に偏った様々な情報が「世間の常識」として親たちのコミュニティを席巻しています。
そういった情報が目や耳に入ると、子育て世代の親としては焦りや不安に駆られるもの……。この「エスカレーター」にうちの子を何としても乗せなければ……などと、自分自身とわが子を追い込んでしまうことになっているように感じます。
でも、そこで、子育ての本来の目的を思い出して欲しいのです。
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わが家の子育てをふり返るにつれ、日々子育てに悩んでいたあの頃の自分自身の不安や心細い気持ちがまざまざと蘇ってきます。あの苦しかった頃の自分に、声をかけてあげたくなります。今なら「そう、それでいいの」と背中をそっと押してあげられるのに……と、ちょっぴり切なく、口惜しくなります。
もしもわが家の子育て経験が、皆さんの不安や迷いを少しでも和らげ、解決のヒントとなるなら……そんな思い出、この本を世に送り出すことにしました。
どうか、この本をお読みくださった皆さんに勇気をお届けできますように!!
そして一人でも多くの子どもたちが、「幸せ」を感じながら人生を歩んでいける人に育ちますように!!
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