【東莞】欧州風情のファーウェイの松山湖R&Dセンターは日本企業の設計だった(動画あり)
今年2月に上海のファーウェイ青浦R&Dセンターに近づいてみた私ですが、ファーウェイのR&Dセンターと言えばむしろヨーロピアン調の外観で有名な東莞市の松山湖が知られています。2014年9月建設開始、2018年7月1日に開業したとのことですが、思い起こせば私がまだ半導体産業で中国市場担当のマーケターとして仕事していた2015年頃、松山湖はこの頃めちゃくちゃ売り出してて、半導体の展示会に行くと必ず東莞市松山湖がブースを構えていました。この写真は中国の半導体の学会の予稿集の広告ページ。当時の私には松山湖って何?って感じでよく解って無かった。のですが、ファーウェイが開発拠点持つので企業誘致してたって事だったのね。

それから約10年、もうその仕事からは離れてしまった私ですが、「松山湖华为欧洲小镇(松山湖ヨーロッパ村)」と呼ばれる映える観光名所にもなっているとの事で、こちらも上海同様、中には入れませんが行ってみる事にしました。
場所を確認しておきます。ファーウェイ発祥の地、深圳市との位置関係関係はこんな感じで、行政区分としては広東省東莞市になります。

松山湖付近を拡大するとこんな感じです。
上海の练秋湖同様、中を走る電車があり、路線バスの康桥バス停の近くがその打卡点として知られています。この地図に見える「东莞松山湖悦榕大堂」とはBanyan Tree hotelで、今回ここに宿泊したので、そこから移動して見に行きました。

ヨーロッパ村としてはこのエリアになります。

東莞は改革開放以来「世界工場」として急成長した工業都市として知られています。日本人の方で出張・駐在した方も多い都市です。そこにある松山湖は元々は自然湖でしたが、1958年に「松木山水庫」という貯水池として整備されました。周辺には荔枝畑や自然林が広がるのどかな農村地帯だったとのことです。ここを東莞市政府が2001年から「松山湖科技産業園区」として再編、2010年代後半にはファーウェイをはじめとするグローバル企業の研究開発拠点が次々と進出して「松山湖科学城」としてさらに発展、2020年には国から粤港澳大湾区综合性国家科学中心先行启动区(粤港澳大湾区の国家科学センター先行区)に指定され、「科技共山水一色」(科学技術と山水の調和)を理念とするユニークな都市空間として成長を続けているとのことです。
前日、深中通道を渡った私はこの日深圳の前海湾駅にいました。
高徳地図によると、ここからのルートは地下鉄11号線で松岡駅まで行き、
そこから莞深001というインターシティ線とも言えるバスに乗り、
中惠沁林山バス停で東莞市の路線バス709路に乗り換え、松木山橋バス停で降りてホテルに徒歩で向かうことにしました。
なお、莞深001は通常の深圳のバス用QRコードでは乗れず、WeChat PayのQRコードで乗ります。さすがインターシティ。またどこまで行くかを乗るときに告げて先払いで支払うので、何となく乗る事ができません。ははは。
また東莞市の路線バス709路はもちろん東莞市のバス用QRコードで乗りますから、ここでもAlipayのバス用QRコードを東莞市に切り替えて使用する必要がありました。


その後、バンヤンツリーで自転車を借りて目的地に湖岸路というバス通りを一路目的地に向かいました。

隣の敷地が「松樾」。三越に空目するこれ、何だろう。

DeepSeekに尋ねてみると、万科集団(Vanke)傘下の東莞市万虹不動産
が分譲する高級別荘地のようです。見るからに高そう。ファーウエイの役員の住居とかがあるのかな。
自転車は科学公園なる場所の前を通過します。


公園の反対側に、こんな屋台が集まっていますね。中国、どこでも食べ物は途切れませんねー

暫く走ると、出ました、万科里。飲食店のモールです。
よし、お昼はここにしよう。

いよいよそれらしき建物が見えて来ました。ヨーロッパ村に入った様です。まるでハウステンボスかポルトヨーロッパかといった外観をしていますが、決してテーマパークでは無いので、一般人は入る事は出来ません。入れるのはファーウエイの社員と社員の紹介のある人のみです。ところどころで深圳の坂田园区行きのシャトルバスのバス停とみられる看板が見られました。
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