【北京】皇家御用の琉璃瓦を焼いた官窯「琉璃窯」跡地で出会う、一尺花园
マガジン「中国100のやりたいこと」No. 11-26 他の一尺花园訪問記
達成日: 2026/5/26
場所: 場所:中国北京市门头沟区琉璃渠大街2号金隅琉璃文化创意产业园14幢
アクセス∶ 例えば北京西駅から路線バス890路で35茸停留所1時間30分。琉璃渠停留所下車徒歩4分。
そこから歩いて10分程度

評価: ★★★★★
概要∶ 700年以上にわたり故宮や天壇などに使われる色鮮やかな琉璃瓦を焼き続けてきた中国皇家琉璃の郷「琉璃窑」の跡地再開発エリアにあるカフェ。
北京市の西のはずれにある新興都市檀谷にある一尺花园慢闪公园店は、想定外の地下鉄S1線沿線の発展で難なく行く事が出来たが、この北西のはずれにある一尺はどうなのか。今度こそ、近くに地下鉄も来ていないし、川沿いだし、細っそい寂れた山道なんじゃないの?

一尺花园慢闪公园店の見学を終えて、その足で直接一尺花园 琉璃窑店に向かう。この辺りバス便が発達しているのが良く解ったので、路線バスにて。

京煤集团というバス停で乗り換えなのだが、その間もずーーーっと街中を走っている。全然場末感が無い。京煤集团バス停の様子がこちら。6車線のものすごくしっかりした交通量の多い幹線道路じゃん!


乗って来た931路はこの西域を1時間に19本、ここで乗り換える890路は北京西駅から1時間に16本も出てる路線バスで、全然普通の街だった…北京、侮っててすみません。
琉璃渠バス停で降り、少しだけ北方向に戻った道路の反対側にこの標識があった。
「は!ここ焼き物の郷?」

観光地になっていた。

公園がある。

北京薊城山水投資管理集団有限公司は、門頭溝区龍泉鎮人民政府および琉璃渠村村委員会と協力し、総力を挙げて「琉璃公園」を建設しました。当公園は門頭溝区琉璃渠村の東側入り口に位置し、総面積は約9,659平方メートルです。
公園は「琉璃瓷韻(琉璃の磁器が持つ風情)」をテーマに、琉璃文化の展示、親子アクティビティ、休憩・レクリエーション用ステージなど複数の機能を一体化させ、「中国皇室琉璃の故郷」としての独特な魅力を際立たせています。
5大琉璃建築部材の分類展示や、夜間照明のライトアップ向上、景観レイアウトの最適化を通じて、文化の継承と市民の憩いの場が融合した農村の公共空間を創り出しました。新しく生まれ変わった琉璃公園は、地域の文化を誇示し、人々の暮らしを支える重要な窓口となっています。

トンネルの先に目的の場所が。


デザインマンホールもありました。

おお!なんと!またこれが工場跡地!
右手にいる人に入れるか聞いてみると普通にどうぞという。
単なる警備の人で入場制限や入場料は無い模様。

これは…鳳凰に龍…


全容。

一尺花园、私をまた近代産業遺産に連れてきてくれてありがとう。
ここ、北京の黄色い屋根瓦を焼いていた工場の跡地の様です。
北京の琉璃窑とは、主に北京西部の门头沟区琉璃渠村周辺に位置する、皇家御用の琉璃瓦を焼成した官窯です。700年以上にわたり、故宮や天壇などに使われる色鮮やかな琉璃瓦を焼き続け、「中国皇家琉璃の郷」とも呼ばれています。
歴史
· 起源: 1263年、元の時代に宮殿建設のため、山西省から技術者を招いて琉璃局が設立されたのが始まりです。
· 発展: 元・明・清の三代にわたり皇家御用の官窯として繁栄。清朝には技術面・芸術面で最盛期を迎え、門頭溝の琉璃渠村に生産が集約されました。
· 近現代: 新中国成立後も人民大会堂など重要建築物に琉璃瓦を供給。しかし、2013年に市場縮小や環境規制により一時閉鎖されました。
· 現在: 2023年、文化創造産業パーク「金隅琉璃文化創意産業園」として生まれ変わり、伝統的な技術の継承と観光体験の場を提供しています。
主な見どころ
· 金隅琉璃文化創意産業園: 古い工場をリノベーションした施設で、資料館や制作体験を楽しめます。
· 琉璃渠村: 「中国歴史文化名村」に指定されている古村落。村の入口にある琉璃細工が施された「過街楼」がシンボルです。
· 清工部琉璃窯廠辦事公所: 清朝時代に琉璃産業を管理する役所として使用された北京市文物保護単位です。
煙突の方向に進んでみましょう。

700年続くとありましたが、もっと前から朝廷の窯としてやっていたみたいです。

金隅 琉璃文化クリエイティブ産業園
当施設の前身は、1263年に創建され、元・明・清の三代にわたり続いた皇室御用達の「琉璃官窯」です。これまで紫禁城(故宮)、天壇、頤和園などの皇室建築に向けて琉璃(ガラス質の釉薬をかけた瓦や装飾部材)を焼き続けており、その悠久の歴史は、北京が歩んできた800年の都としての歴史の証人でもあります。
現在、当産業園は「非物質文化遺産(無形文化遺産)の文化空間」として、また「最先端の焼造技術」の継承の場として、研究開発・生産・普及展示・体験学習など、豊富な業態を展開しています。これにより、琉璃の焼造技術を高い水準で保護し、質の高い発展を推し進めています。
今、千年の窯の火が再び灯りました。琉璃陶芸の独特な芸術に触れ、私たちが共有する歴史文明を追体験し、無形文化遺産の魅力をぜひ体感してください。
国家級非物質文化遺産(無形文化遺産) 琉璃焼成技法
黄色い焼き物が飾られています。

おお、ありますね、一尺花园。

食堂もあるようです。よし!

ここは体験ができる教室みたい。

おっ!宿泊も出来るのか。

琉璃光舍。

煙突の遺跡が…下の分別ゴミ箱にも獅子のイラスト。

ここですね、宿。外国人も泊まれるのかなぁ。

池もあります。


入口に何か書かれています。
「领导我们事业的核心力量是中国共产党。」
我々の事業を指導する核心的パワーは、中国共産党である。
工場が稼働していた時代のスローガンを敢えてそのまま残しているのでしょう。

またまた現れました、煉瓦煙突。
このところ、一尺花园に行く度に出会っている?(笑) そして、周りにオフホワイトのパラソル!

はい!この前が一尺花园琉璃店です。
One Stepの文字も見えますね。

足元にタイルの円が。全体図によると「時空之观」という名称の様です。

この円に沿って、どの方向に国内のどんな有名な建築物があるとかという情報が書かれていました。

建物の中に入ってみましょう。
ここは工場だった建物の様です。
全体案内図では美術館となっているので、この日は展示が無かったのでしょう。

右手のレーンは「隧道窑展区」。
焼き物工場の様子を展示しています。

北京中心部の古い建物で見た瓦。、





お、ここは一尺見学となっていますね。
皆様何か講義を聞かれています。

ここから先は

中国100のやりたいこと
隣の国・中国って、実はこんなおしゃれで素敵! 中国SNS「小紅書」で話題のスポットを筆者が実際に訪れて、現地のリアルな様子を日本語でレポー…
この記事が参加している募集
サポート頂けると嬉しいです。次の中国取材の費用の足しにします。
