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100日以上のインド滞在で一度もお腹を壊さなかった秘訣

インドに行くと言うと必ず「大丈夫?」「お腹壊さないように気を付けて」と言われます。

私はこれまでに仕事や旅行で複数回インドに行き、この数年間でトータルの滞在日数は100日を超えています。それでも一度もお腹を壊したことがありません。

もちろん、インドでお腹を壊さない絶対の方法があるわけではありません。どれだけ気を付けていても、体調を崩すことはあると思います。

そのうえで、私がインドで食事をするときに、個人的に気を付けていることを書いてみようと思います。

(1)食事の前は必ず手をきれいにする

日本と違って、海外のレストランではおしぼりが出ないことも多いので、ウェットティッシュや手指消毒剤を持ち歩いています。

食事の前は必ずお手洗いに行き、石鹸で手を洗います。もし難しければ、ウェットティッシュなどで手をきれいにします。

インドだからといって、カレーを素手で食べる必要はありませんが、ナンやチャパティなど、どうしても手を使う場面はあります。手指衛生は意外と大事です。


(2)完全な露天は避ける

道路沿いなどで売られている完全な露店の食べ物や飲み物は、私は絶対に口にしません。

仕事で接してきたインド人と話しても、「子どもの頃はよく屋台で食べていたけれど、今は衛生面が心配なので食べない。子どもにも食べさせない」という人がほとんどでした。

もちろん、インドには屋台文化が根付いていますし、現地の人も「ここなら安心」という馴染みの店を持っていたりすると思います。
ただ、旅行者の私は、わざわざリスクの高そうな環境で食べる必要もないかなと思っています。


(3)どうしても屋台フードを食べたい場合

そうは言っても、せっかくインドに来たのだから屋台フードも食べたい、という気持ちは分かります。
かくいう私も、ダヒプリ(パニプリにヨーグルトソースをかけたもの)が大好物で、インドでは毎回必ず食べています。

そこで私は、完全な露店ではなく、もう少し衛生面をコントロールしやすそうな場所で食べるようにしています。

(3)-1. レストランの軒先で売っているものを食べる

完全に屋外の露店ではなく、レストランが軒先に出しているスナックコーナーなら、私は比較的安心かなと思っています。

特に生野菜が入ったサンドイッチなどは避け、油で揚げたものなど、注文後にしっかり加熱されるものを購入しています。

また、人がたくさん並んでいて料理の回転が速そうな店を選ぶようにしています。
ちなみに知人の1人は、スナックスタンドで購入したサモサでもお腹を壊していました。少し寂れた人気のないお店だったので、調理してから長時間売れずに残っていたものに当たってしまったのだと思います。

スナックを食べながらチャイを飲む
並んでいるものがどんどん履けて、奥から新しいバッチが随時追加されるお店


(3)-2. Haldiram'sに行く

Haldiram'sは、インドを代表する大手スナック・菓子ブランドです。日本でもカルディなどでこのブランドのスナックを見かけることがあります。
レストラン事業も展開していて、自社商品を使ったchaatやbhaji類などの軽食を食べることができます。
都市にもよるかも知れませんが、一皿100〜200ルピーくらいです

インドらしいスナックを食べてみたいけれど、完全な露店はちょっと心配、というときにこういったチェーン店は使いやすいと思います。

pav bhaji
raj kachori


(3)-3. ビュッフェに行く

インドではビュッフェレストランをよく見かけます。街中にもありますし、ショッピングモールにもよく入っています。Googleマップで滞在先近くを”Buffet Restaurant”で検索すると、数の多さに驚くと思います。
予算は1人1,000〜2,000ルピーくらいのところが多い印象です。

ビュッフェには、chaatのライブスタンドやサトウキビをその場で絞ったジュースなどの露店でよく見かけるメニューもあるので、「いろいろなものを気軽に楽しみたい」という方に向いているかと思います。

▼何度か利用したことのあるビュッフェチェーン店


(3)-4. モダンなレストランで食べる

パニプリをはじめとするchaatは、モダンにアレンジされて、お洒落なレストランやバーなどでも食べることができます。
露店で食べるよりはグッと高くなりますが、高いお金と時間をかけてインドまで来て、お腹を壊して数日寝込むくらいなら、私はこちらを選びます。

インドの伝統料理をモダンに食べられるレストランやバーは意外と多く、若い人たちで賑わっています。
こういうお店に行くと、インドの若い世代の食文化や所得による暮らしの違いがリアルに感じられていいかもしれません。

お洒落にアレンジされたchaat
お洒落なバーもたくさんある


(4)辛さを抜いてもらう

食中毒などとは別に、慣れない辛さで胃腸の調子を崩すこともあります。
特に南部のアーンドラ・プラデーシュ州や、ハイデラバードのあるテランガーナ州は辛い料理で知られているので、日本人にはかなり辛く感じると思います。

私は注文するときに、必要に応じて「less spicy」や「no spicy」とお願いしています。less spicyでも十分辛いことがほとんどですが(笑)

(5)たまに胃を休める

インド料理は、辛さに加えて油を多く使うものも多いです。特に旅行中は毎食外食になりやすいので、普段より油っぽい食事が続き、単純に胃が疲れてしまうことがあると思います。

私は基本的に海外旅行先で日本食が食べたくなることはないのですが、インドでだけはお茶漬けのようなさっぱりしたものや生野菜のサラダが恋しくなります。。
日本からフリーズドライの雑炊や野菜ジュースなどを持っていき、どこか1食くらいはそれで済ませて胃を休ませるようにしています。

(6)水に気をつける

聞き飽きたと思いますが、水には気を付けています。

(6)-1. 飲料水

飲み水は基本的にペットボトルのミネラルウォーターです。
「ペットボトルでも、蓋が一度開けられていないか注意した方がいい」とよく言われますが、普通のレストランで提供されるものやスーパーなどで購入したもので明らかに開封されたようなボトルに当たったことはありません。ただし、物売りからは買わないようにしています。

(6)-2. 氷

氷については、ホテルやきちんとしたレストランで敢えて「氷抜き」を頼んだことはありませんが、これまで特に問題はありませんでした。
ただ、これはあくまで私の経験です。気になる人は避けてください。

(6)-3. 歯磨き

歯磨きについても、インドではミネラルウォーターを使うことがよく推奨されています。建物の水道管自体が新しくても、そこまで水が運ばれてくる過程の水道管が古い場合などもあるので、旅行者としては水道水を口に含まないほうが安心です。
ちなみに私は、街自体が新しくインフラがここ10年ほどで急速に整備されたような地域のホテルでは、普通に水道水で歯磨きをしていました。特になんともなかったです。
一方で、安宿や、いくら高級ホテルでもインフラが古そうな大都市では、ペットボトルの水で口を濯いでいます。
このあたりは、泊まる場所や自分の感覚で決めています。


長くなりましたが、私がインドで食事をするときに気を付けているのはこんなところです。

「これを守ればインドで絶対にお腹を壊さない」という方法はありません。私が一度もお腹を壊していないとはいえ、それはたまたま運が良かった部分もあると思っています。

ただ、食事前の手指衛生、水、生ものや調理環境、料理の加熱状態など、自分である程度コントロールできるところはあります。

せっかくの旅行なので、あまり神経質になりすぎて何も食べられなくなってしまうのも勿体ありません。「食べたいものを楽しみながら、リスクが高そうなところは避ける」というくらいの気持ちがちょうどいいのかなと私は考えています。

これからインドに行く人の参考になれば嬉しいです。

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