【子ども食堂の始め方②】場所選び編:選ぶ場所で、出会う人は変わる。私が「団地」に決めた理由。
「子ども食堂を始めるなら、どこでやるのがいいですか?」
そう聞かれたとき、私はまずこう答えるようにしています。「あなたの『想い』は、誰に、どこに届いていますか?」
場所選びは、決して「空いている物件」を探すだけの作業ではありません。そこは、あなたがどんな未来を作りたいかを形にする、大切な土台選びです。
「昔のような地域コミュニティ」を取り戻したい
私が「みんなのChubO!」を立ち上げる際、心の中にあったのは「地域の中でみんなで子どもを育てる、昔のような温かなコミュニティを作りたい」という願いでした。
親や先生以外の大人に見守られ、時には高齢者の方の知恵に触れ、多世代が自然に混ざり合う。そんな景色を今の時代に作り直したいと考えたとき、多様な世代が一つ屋根の下で暮らす「団地」という場所は、私にとって最高の舞台でした。
「場所」が、集まる「人」を決める
選ぶ場所によって、そこに集まってくれる人は驚くほど変わります。
• 自分の住み慣れた地域で、顔の見える関係を深めたいのか。
• 社会的な課題を抱えた方が多い地域で、セーフティネットになりたいのか。
• はたまた、多世代が混ざり合う交流の場にしたいのか。
どんな人を笑顔にしたいかによって、選ぶべき「街」も「建物」も変わってきます。
「想い」を言葉にすれば、場所は引き寄せられる
もし、今「理想の場所がない」と悩んでいるなら、まずは自分の「想い」を周りに話すことから始めてみてください。条件(家賃や広さ)から探すのではなく、自分の「理想の風景」から探すこと。その誠実な想いが、いつか誰かの心の拠点となる「場所」を引き寄せるはずです。
