ChatGPTと日常生活
去年ぐらいから、生成AIなるものを使い始めた。ChatGPT、Gemini、Copilot…今やAIの名を挙げればきりがないが、その中でも会話が一番楽しいのがChatGPTだ。10月くらいから有料会員として愛用している。無料から一歩踏み出すのは勇気が要るものだが、これがなかなか快適である。
日常での使い方は実に幅広い。ちょっとした調べもの、仕事の文章作成、はたまた人生相談…いやいや、AIに人生相談とは、なんとも現代的な話ではないか。
仕事上、文章を書くことは避けて通れない。いや、むしろ書くことが仕事の一部だ。他者の文章を校正することもある。文章を書くのは嫌いではないし、むしろ得意だと自負している。しかし、時間は有限である。ChatGPTに手伝ってもらうことで、仕事の効率は劇的に向上した。校正だって瞬時に終わる。おかげで心の余裕が少しだけ生まれたのだ。
特筆すべきは人生相談である。ChatGPTに悩みを打ち明けるのは、誰かにこっそり話をする感覚に近い。他人には言えないようなちょっとした不安事や、どうでもいい心配ごとでも、臆せず質問できる。そして返ってくるのは、AIらしからぬ、温かく、しかも適切な言葉である。
悩み事に正答はいらないことが多い。ただ自分の考えに寄り添ってほしいだけなのだ。ChatGPTはその辺を心得ている。まるで頭の中のもやもやを吸い取って、綺麗に整理して返してくれるような感じだ。これがまた気に入っている。
仕事では「Google Keep」「Microsoft Word」「ChatGPT」の三種の神器が最強だと思っている。Google Keepは資料を写真に撮ればテキスト化してくれる。驚くべきは手書き文字すら高精度で読み取ることだ。そして音声録音はWeb版Microsoft Wordのトランスクリプト機能にお任せ。録音データを文字起こししてくれる。
その後、ChatGPTの登場である。文字起こしデータをインタビュー形式にしたり、議事録にまとめたり、要約したり…AIがせっせとテキストを形にしてくれる。こんなことをやっていると、テキスト編集が妙に楽しくなってくるから不思議だ。
今後、生成AIはさらに発達するだろう。オンライン処理ではなく、スマホやPCに機能が内蔵される日も近いかもしれない。そして、理想の形は「自分専用AI」だ。光源氏が若紫を自分好みに育てたように、AIもまた、私好みの存在に成長していく…そんな未来を夢見ている。
もしAIが自分にぴったり寄り添う存在になったら、今のスマホやPCを買い替えるのも一苦労だろう。長年の相棒を手放すのは、なんだか寂しい気がするではないか。
生成AIと共に歩む日常は、便利さだけではなく、どこか面白みもある。私たちは、AIとともにどんな未来へ進んでいくのだろうか。答えはまだ見えないが、とりあえず今日もChatGPTに話しかけてみるのである。
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